第三十三話
第三十三話です。
時間改変未来が取られた
「俺の能力の取り返し任務にあたる会議を開始する。」
会議と言ってもただの名目上でみんなで机を用意して、それを囲んで今後どうやって奪い返すかの話し合いをするだけだ。
「何か案のある者は挙手を」
「はい!」
アリシアが元気に姿勢よく手を挙げる。
「それよりまず、アーサーさんは無能力者だと思っていたんですが…」
「そうだな、まずそこから話そう。では、アーサー説明を。」
「さっきも言ったがカールの能力譲渡によって瞬間移動を獲得したということだ。」
「でもカールの能力譲渡ってランダムで能力を与えるんじゃなかったか?」
「ああ、そうだランダムだ。だから俺は瞬間移動が出るまで引き続けた。だから能力発動時に色んなエフェクトが出てただろあれは瞬間移動が出るまでに付いてしまったクソ能力だ。ただ演出を派手にするだけのな。
ステータス見せてやるよ。」
そう言ってアーサーは自分のステータス値を展開し、樹達に披露する。
名前:アーサー
年齢:23
ランク:6
体力:100/100
魔力:60/100
能力:嘘魔術、風邪纏、派手演出、猫会話、血液型検査、無時計、自己の時止め(パーソナルストップ)、瞬間移動、etc…
称号:ブラフキング
ステータスにetcってつくんだ。文字数オーバーってどんだけだよ。
「お、け、結構貰って来たな。」
「要らない能力しかなくて困ってるんだ。」
「血液型検査ってなんだ?」
「対象を見ただけでそいつの血液型が分かる能力さ。」
「じゃあ、自己の時止め(パーソナルストップ)ってのは時止めって書いてあるし強いんじゃないか?俺の上位互換みたいな。」
「あーこれね。これは説明を読むと、自分の時が止まるらしい。」
えー。ガチでいらねぇやつやん。なんなの?カールの中はガラクタかよ。
「そもそも、どんな交渉をしたんだ?あのカールがやすやす能力を渡すとは思わない。」
「そうだよな、普通そう思うよな。俺だってそう思っていたさ、しかし、ダメ元でも言って見たんだ瞬間移動が欲しいと、そしたらなんて言ったと思う?「うん?あ?オッケー」ってそれってさ今気づいたけど俺にこんなゴミ能力、ガラクタを渡したかっただけだよな。」
「よし、時間改変未来はどう取り戻す?」
「っておい!話聞けよ。」
「そうですね。どうしましょう?」
「勝手に議論進めてんじゃねぇ!」
「じゃあ、また、城ヶ崎で釣る?」
「それはやめたほうがいんじゃないかな?」
「ぐぬぬ、はぁ~、もういいよ…」




