第二十四話
第二十四話です。色々忙しくて投稿頻度落ちます。
席替えが終わり、各々が席替え後の席に慣れ始めた頃。
私にも、新しく友達ができた。
何故かはわからないが佐東もあれ以来手を出しては来なかった。
なんでだろう?
新たな標的を見つけたのだろうか。
ところで、私の新たな友達と言うのは席替えの後、唯一の隣になった(端の席だから必然的に隣は一人になる)鈴木 真由美という女子生徒だ。
きっかけは・・・
私が休み時間中に次の時間準備をしていると
「城ヶ崎さんもそのアニメ知ってるんだ。」
と、そのアニメの絵が描かれてある私の下敷きを指さして真由美が話しかけてきた。
私としては、真由美に対し静かな印象を持っていたので少し意外だった。
「はい!私のお気に入りのアニメなんです。
主人公がとにかくわいいくてですね――」
あ、やばいオタクだと思われたかな?
「実は私も、そのアニメ、ちょー好きなんです。」
真由美は掛けている眼鏡を指でグイッとし、目を輝かせながら言った。
どうやら、真由美自身もなかなかのオタクのようだ。
ふぅ~良かった。
「よかったら今度一緒そのアニメのグッズ、買いに行きませんか!」
「いいですね!私も買いたい物いっぱいあります!
ぜひ行きましょう!」
たまたま波長が合う子が隣の席で良かった。
今度、一緒にお出かけする予定もできたし、佐東さんも私から手を引いてくれたし今のところこの学校に転校してきて良かったと思う。
◇
そして、真由美とのデート(?)当日。
待ち合わせである駅で待っていると前方から真由美が走ってきた。
「ハァハァハァ、寝坊しちゃて、遅れてごめん」
真由美が頭を下げて謝ってきた。
しかし、待ち合わせは1時、真由美が来た時間は1時3分。
「だ、大丈夫ですよ。まだ、3分しかオーバーしていませんし、頭を上げてください。」
「いえ、3分でもオーバーはオーバー、私が悪いのでちゃんと謝らせていただきます。」
「わかりました。でも、私はもう真由美さんを許しています。だから、大丈夫なんです。大事なのは次ですよ。
では、出発しましょう。」
それからというもの、私達は時間を忘れるほど遊んだ。アニメのグッズ集め、コスプレ、スイーツ巡り、気づいたときには既に夜8時を回っていた。
「では、真由美さん私、そろそろ帰りませんと……」
「えーまだ帰りたくないなー」
今日一日中一緒に遊んでいて、真由美が思っている心の距離が縮んだのか口調が変わっていることに今気がついた。
「で、でも……」
「いいじゃん別に、私もっと琉奈ちゃんと一緒にいたい。
そうだ!私の家来なよ!今日家誰も居ないよ!」
「え…」
「ねぇねぇいいでしょ?来なよ。来てよ。」
なにか、おかしい。様子が変だ。
「来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。来てよ。」
「ま、真由美さん?どうしたんですか?」
「私ね、さっきの琉奈ちゃんのコスプレすっっごくかわいいと思ったんだ。それはもう、すっごくね。それでね私、気付いたの琉奈ちゃんが好きだって」
「えーっと何をおっしゃっているんですか?」
「わからないかなー告白だよ。私からの愛の告白。」
ビリビリビリ
体中に電撃がほとばしる。
どうやらスタンガンで気絶させられたらしい。




