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詩を行う

作者: 寿々喜 節句

自由になりたいというけれど、自由を求めることに縛られるとそれはもはや不自由だ。

正義をもつべきだというけれど、正義の押し付けは誰かにとっての悪かもしれない。

概念にがんじがらめに身動きが取れなくなるのは実に人間的で、野生を忘れている。

定義にとらわれて柔軟な考えができなくなるのは実に人工的で、自然を失っている。

詩とはいったい何だろう。

詩とははてさてどう書くのだろう。

概念に悩み、定義に苦しむ。

定まらぬ志向に、思考と試行を繰り返し、まさに至高の精神。

実に人間的で、実に人工的。

これを詩行と呼ぼうか。

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― 新着の感想 ―
[良い点] >自由になりたいというけれど、自由を求めることに縛られるとそれはもはや不自由だ。 ここの言葉が、特に胸にグッときましたm(_ _)m 自由になりたいがゆえに、「自由とは?」に悩み、縛られ…
2021/08/18 10:21 退会済み
管理
[良い点] 野生、至高の精神、魂の叫び。 そう言うのを言葉で表せたら、「自由」だと感じます。 頭で考えるより、心で感じて書く、みたいな。 そうすれば、どんなものでも「詩」なのではないかと思いました。 …
2021/08/12 10:10 退会済み
管理
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