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1分程度で読める、掌編小説集です。「こちら」から、他の掌編小説を読みにいけます。

商品価値

作者: 行世長旅

大事だいじなのは、「何を作ったか」ではなく「誰が作ったか」である。


例えば私が「芸能世界を生き抜く術」といったタイトルの本を書いても、ほとんど誰も読まないだろう。


けれどこれを明石家さ○まさんが書いたとしたら、大ヒット間違い無い。


私達の違いは何だろうか。

一言で言ってしまうならば、知名度である。


無名の私が書いた本より、芸能界の大物が書いた方が興味を持ってもらえる。


さらにこれはべつに、タイトルすら関係無い。


私が書いた本をそのまま明石家さ○まさんに渡して、「俺が書いたんや」と言ってもらったらどうなるだろうか。


世間は大注目するでしょう。


結局、何が書かれているのかなんて関係ありません。

そして何も、本だけに限った話ではありません。


どれだけ素晴らしい作品を完成させても、多くの人に知られなければ多くの人が感動しません。


何かで有名になりたいのなら、まず先に何かで有名になる必要があるのです。

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