題材『自分の好きなこと』
二つ目は暗い話になりましたが良かったら弱小自称作家の戯言として見てね。
どうも宇佐見レーです。
昨日閲覧数が増えていたのを確認してから、更に一気に閲覧数と評価が上がっているのを睡眠から目覚めてちょい前に気付きました。
素直にありがとうございます、というお礼の言葉をお伝えしたいと思い本来ならば時々程度の頻度で書き込もうと思っていたここを、更新しました。
この先は下らない事しか喋っておりませんので御覚悟のある方だけ閲覧願います。
それでは本題に、今日の題材は『自分の好きなこと』ということで軽く語っていきましょう。
……その前に私に関しての前提を一つだけ、私は元々サラリーマンをやっていました。ただの会社員ではなく大手警備会社の子会社に就職を行い、そこで警備員としてやっていた数ヶ月の『会社員時代』というのが存在します。
中には羨ましがる人もいるかもしれません。けれども実際の話を聞けば、黒すぎて吐き気を催す可能性がありますので詳しくは書かないでおこうと思います。
さて新卒で、活気のある生活を夢見ていた戦闘機という名の私を竹槍という最も原始的な攻撃で撃ち落としてくれたのは、先程も書きました『黒』です。
軽く書いてしまえば私が配属された特殊な課では出勤は本来の出勤時間よりも一時間以上前、勿論この時間にお金などつきません。無料でのボランティアとなり、更に自宅から会社まで約一時間という距離。
朝起きるとすれば、特殊が故に通常人が起きる時間など笑えるほど早い時間となります。この時点で本来聞かされていた出勤時間とは全く違っていました。
当時の私は労基法などにも詳しくなく、無知で、ただ内心周囲が言う様に『しょうがない』と思うだけのただの、都合の良い頷くしかしないマネキンでした。
そんな日々を送り、そして更に追い込みをかける事件が起きます。
一ヶ月間、多少心が折れて二日ほど休んだ事はありましたが、唯一の希望である初任給を渡され、小躍りしそうになる体を押さえつけながらその明細を見ると――――残業代が出ていない――――計算を行うと朝の一時間以上は勿論、まさか帰るまでの色々な片づけを行う時間……これも約一時間でして、それも払われていませんでした。
軽い絶望を感じましたが、けれど救いなのが残業の全てでは無かったこと。当時私は一日に十時間前後を会社に縛り付けられてました……多ければ半日という日もあり、家に帰っても趣味に使う時間などはなく、すぐに食事、風呂、睡眠と流れる様に行い、寝なければならない生活。
それを我慢したというのにこの待遇、流石に怒りが込み上げて来て、頭をフル回転させました。
回転させたおかげで人形から普通の人間に戻る事ができ、心当たり普通出勤退勤というのはタイムカードで行われると思ってましたが、そこの会社では手書きで行われており、幾らでも偽装が出来たのです。
セキュリティーによる出入管理の履歴はあったかもしれませんが、そこまでは頭が回らず、結局残業代がきちんと払われていないことによって退職を致しました。
実のところ、これだけではありませんがあまりにも話が脱線し始めたので本題に戻りましょう。
自分の好きなことを行いながら仕事をする、それが私の唯一の希望でしたがそれは儚くガラスの様に打ち砕かれ、仕事を行っていた時は一日、好きなことを出来る時間など一時間あれば多い方。
自分が生きる為に金が必要? 家族を養う為に金が必要? 私の周囲の人物は、友人以外自身の事など考えるな、そう言っている様に私の耳には聞こえてしまっています。
フリーターやニートというのは理性という枠では間違っているのかも知れません。
ですが人間の本質などの枠では我々は間違っていないと、私は考えを改めています。
《好きなこと》を追う事の何が悪い、それをもって死を迎えたならばそれは幸であり、本望だと思っています。
最後に自分の、自身の、夢を持って全てを捨てた方達に送りたい。
《自分を捨てずに自分を信じろ、信じたものに間違いはない》
それでは本日はこれくらいで終わりにしましょう。ここまで読んで頂いた方には今一度感謝の言葉を送りたいです。ありがとうございました。
では、自身の頭に突きつけた拳銃の、引き金を引く事がありませんように。