題材『私の作品』
人生に絶望しかけてる作家になりたい人間の果て。
いつかいなくなるかもしれない。
どうも宇佐見レーです。
この場では私が普段思ってる事でも話そうかと思います。誰が得するものでもありませんがね、ファン……と言ってもいないに近い弱小自称作家ですので。
一番初めの題材は『私の作品』
私が初めて手を付けた作品も既に消してしまい、私の記憶の中にすらありません。微かにそれが東方projectの二次創作である事以外は。
それに続いて次の、その次の、更に次の作品も書いては消して、書いては消してを繰り返し、早六年という歳月が経ちました。
どれも動画投稿サイトに上げられていた幼霊夢と霊々夢という作品に多大な影響を受けており、挫折しっぱなしですが執筆を続け、今に至るという事です。
そう言えば執筆と削除は自分の一番悪い個所が見える事が嫌でそうしていたと覚えていますが、今考えれば見直しもせずに何をしているんだ、という話ですね。無知であまりにも頭が足りなかった。
けれどそれでも六年という時間を執筆に費やし、やがてそれが悪手であることにも気づけたので一方的にそれが「悪い事であった」と断言も出来ません。
私のこの体験は、きっと創作者ならば感じた事がある方もいるかもしれません。
そしてその関係の話で一つ私自身おかしいと思う事があるんです、それは日本では一般的に創作者になるつもりのない人の作品を、黒歴史として本人は恥ずかしがり、他人は卑下し始めますが……そんなことは無いかと思います。逆に言えば人が拙くとも作った物を、作品を、そこで生まれ落ちた創造物が何故下に見られないといけないのか、それは長年の疑問となってます。
まぁ成功者では無い私が何を言っているんだ、と怒られそうですが。
確かに私は上記に書いた通りの弱小自称作家です。私の作品にはなんの力も無ければ、ましてや誰かの心を動かせる様な力など持っている訳がありません……それでも一つ言える事があります。絶対に、自信を持って言える事が。
チャンスというのは誰にだってある。作家を仕方なくやっている方だっているが、才能が無くとも目指す者であれば続ける事によって機会というのは訪れる。
大分話が脱線しました。私の作品の話にきちんと戻りましょう。前半は軽い運動という事で。
今現在執筆中の、賞に投稿予定で削除予定でもある《残された者達の荒地》
あれ、実はつくみず先生が描かれている『少女終末旅行』という作品に影響を受けて執筆を行いました。
ん? いえいえ当然、話の内容は似る事はありません。あくまでインスピレーションという意味での影響です。
たまたま入った書店でたまたま手に取り、その独特な名前に惹かれ、気付くと当然の様に会計を済ませて帰路についてました。よーく覚えているのは車の中、助手席に置かれたそのマンガ本が袋の中でかさかさと音を立てていたところでしょうか。
――家で早速布団に潜り込み、目にした少女終末旅行は、あまりにも私の心を撃ち抜く……いえ、吹き飛ばす百二十ミリの榴弾レベルの威力がありました。
中を見ればまさかドイツの履帯付きバイク(名前を憶えていない)を使い、人のいない廃墟……廃都市同然の場所をお互い支えながら旅するなんて、とんでもなく良い……思考がトロケそうになる程に良い作品ではありませんか!!
そんな衝撃を感じたのも既に数ヶ月も前の事ですが、まさにタイミング良く新しい作品の投稿の為に何を書こうかと思慮していた時期で、これだ!! と思いましたね。
女子二人によるまぁまぁな百合と私自身が知っているだけの銃知識を取り入れた仮想世界の物語――――残された者達に、残された広大な荒地。
私の性癖が寄せ集められた至高の一品という訳です。ですがまだまだ未完成なのでこれからも書いていくつもりです。更新される度に変わる私の至高の一品を、どうぞ堪能頂ければと思います。
ちなみに銃関係の知識を欲する様になったのは、私が本格的に小説を書き始めるきっかけとなった作品でもある赤松中学先生の『緋弾のアリア』となっております。
その話はそのうちに…さて…初めての自分語りは、ここまでとしましょう。
それでは、自身の頭に突きつけた拳銃の……引き金を引く事が無い様に。
間違えて短編で投稿してしまったアフォは私です。
連載版として投稿し直しました。