表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前略 異世界の土の上から  作者: ハチ
ハンターギルド新米 編
3/16

第三話 死闘激闘

急展開! そして描写不足、説明不足!? 書くのって難しい

ふと司は考える。

ミハイエルは自分を転生させると言っていたが、この世界に来たときの自分は15歳で実際の年齢よりも若返っていたが、これは転生のと言うのだろうかと?


「まぁ、問題ないからいっか」


少しの間悩んでいた司だったが、特に問題もないことなので深く考えるのはやめることにした。

四条司はこの世界に来る前、地球の世界で死んだときは55歳だった。死んだのは病気の為だったが、若くして天涯孤独になったが40歳の時に知り合いの子供を養子にし、それ以来二人で暮らしてきた。

司が死んだときには、結婚もしていたので司は安心して死ぬことが出来たのだ。


「まぁ、もう一回青春を謳歌するとしましょうか」


司は久しぶりに思い出した娘の顔に思わず頬をゆるめたあと、元気にベッドから起きあがり身支度を整えていく。

こうして1日が始まっていく。




第三話

死闘激闘




朝食を終えた司はハンターギルドへとやってきていた。掲示板に貼られている依頼を一つずつ確認し、いつものようにスライムの核を集める依頼を受けようと、依頼書をはがし受付のラニーの所へと持って行く。


「おはようございますラニーさん」


「おはようございます司さん。今日もスライム討伐ですか?」


「はい。同じ物ばかりで恥ずかしいですが」


「そんなことはないですよ。スライムの核はポーション薬に必要ですからいくらあっても困ることはないですから」


ラニーの話を聞いて司は思わず驚いてしまう。いつも依頼が出ているので何に使用しているのかと思えば、まさかポーションの材料になっていたとは、といった感じだ。


「あ、そういえば『迷宮の森』でオークの目撃情報が入っています。数はそんなに確認されていませんが万が一と言うこともあるのでお気を付け下さい」


迷宮の森は、いつも司がグリーンスライムを狩っている森のことであり、ダンジョンの真上にあることから迷宮の森と言われている。そして、迷宮の森のダンジョンにいくらでもスライムが湧くのは、迷宮から出ている何かしらのエネルギーのためではないかとも言われているのだ。

迷宮の森では、人を襲う魔獣としてグリーンスライムをはじめゴブリンやコボルトが生息しており、難易度的には初心者用となっている。そして、オークは知能は高くないがその攻撃力はなかなかの物で、ハンターランクも4以上が推奨とされている。


「そうですか、なるべく気をつけますね」


「はい、気をつけてください」


司はラニーに見送られギルドをでて、迷宮の森目指して歩き出した。この街から迷宮の森までは30分程の所にあり、街道も整備されているので迷宮の森までは子供でも行くことが出来るようになっていた。


「ん? なんだこの感じ?」


森に入った司だったが、いつもと違う感じを何となく受けた。しかし、それがなんなのかわからず少しの間森の入り口あたりで立ち止まっていた司だったが、最初に感じられた何かがその後は感じられなかったので中に入っていくことにした。

いつもより慎重に森の中に入った司だったが。森の中にはいるとそこはいつもと変わらない風景があった。


「ラニーさんの話を聞いて神経質になってたかな?」


そう結論づけた司だったが、やはり自分の勘を信じ比較的に森の入り口に近いあたりでスライム狩りをする事にした。そして、狩りを始めてから数時間、司は違和感に気がつくことになる。


「何でこんな森の浅い場所にこんなにスライムが沢山いるんだ?」


そう、司が狩りをしている場所は街道に近い森の入口辺りで、いつも狩りをしている所よりもかなり手前側で、いつもなら見かけるスライムの量は極僅かなはずなのだ。


「これは森の奥から移動してきたのか? そうとしか考えられないけど、一体何のために?」


司は考える。どうしてスライム達がこの場所に来たのかを。そして、それは一つの結論を導き出す。


「オーク…。そうか、オークから逃げてきたのか…」


朝ラニーから聞いたオークの話し、そしてスライムの生息地の変化、これから司が導き出した答えはオークがこの森に来て、パワーバランスが変わった、と言うことだ。

その時、森の奥の方から木々をなぎ倒すような音が聞こえてきた。


「なんだ?」


音はだんだんと近づいてきており、司は咄嗟に近くにある大きな木の陰に隠れた。そして、司が隠れてから少ししてこの場に2体のオークが姿を現した。


「ブオッ!」


「ブオブオッ!!」


オークは司にはわからない言語で会話みたいな事をしており、何かを探すように周囲を見回している。司はオークの様子を伺いながらこれからどうするかを考える。

このままやり過ごすか、こちらから仕掛けるのか。このままやり過ごそうとした場合、見つかったときには相手に先制を許すことになるが、やり過ごせれば無傷で切り抜けることが出来る。

こちらから仕掛ければ先制攻撃をすることが出来るが、相手が予想以上に強かった場合逃げる事は難しくなるだろう。


そして司が選んだのは自分から攻撃を仕掛けることだった。いろいろな理由はあるが最も大きかったのは、司にはオークがそれほど強く感じられなかったと言うことだ。

それは自惚れかもしれないし、増長かもしれない。それでも、いつかは通る道ならば少しでも有利に進めたいと考えたのだ。


(よし)


司はなんでも袋から装備を取り出す。ミスリルの手甲と脛当てそしてバジリスクの道着を身につけ、両手に持っていたナイフを袋の中にしまい込んだ。


(…いこう)


司は心の中で小さくそう呟きゆっくりとオークの背後に回っていく。慎重に…。慎重に…。緊張で体に入りそうになる力を抑え、自然体で行動する。そして、司はオーク2体の背後に回り…、一気に行動を開始した。


「・・・・・!」


それまでの静かな行動が嘘のように、司は一気に行動に出た。大地を蹴る音、草が揺れる音、普段なら大して気にも留めないような音がいやに大きく司には聞こえていた。

そして、司が行動を初めて僅か数秒、司はオークの背後に辿り着いていた。オーク達はいまだ司の方を振り返ろうとしている。


「ふっ!」


短い呼気と共に司は右側に立っているオークに最大の力を込めて背中から心臓の位置をめがけて右手で殴りつけた。

その結果…、司の右手は背中を貫き心臓までも貫き、心臓を貫かれたオークは振り返ろうとした勢いそのままで地面へと倒れ込んだだが、司はそのオークの結果を見ることもなく、手応えで相手を倒した事を確信し、次の行動に移っていた。

心臓を貫いた手を素早く手を引き抜き、今度は左側に立っているオークの顔面めがけて左正拳突き繰り出した。司の拳に鈍い感触が伝わり、振り抜いた勢いそのままに今度は右回し蹴りを体勢を崩したオークの側頭部に叩付ける。

そして、オークの側頭部を蹴り抜いた司は大きく後にバックステップをしてオークから距離を取り、倒れ込んだ2体を油断無く見据えている。


「…ふうっ」


倒れ込んだオークはぴくりとも動かず、確実に生命活動が止まっているのを確認した司は大きく息を吐いて緊張を解いた。


「思ったより…、強いんだこの体」


思わず司はそんなことを呟いてしまう。まさか素手で相手の体を貫くことが出来るとは思いもよらなかった。


司がオークの核を拾いこの後どうするか迷っていると、森の奥のから何やら騒がしい音が聞こえてきたのだが、それは先程よりも多くのオークの声と、木々をなぎ倒すような音だった。


「なっ!?」


そして、姿を表したのは5匹のオークと、オーガだった。


「なんで5ランクの魔獣がここに!?」


オーガは追いついたオークたちを手に持っている棍棒で一撃で吹き飛ばしその場で雄叫びを上げた。その音量に思わず司は耳をふさぎ、そのために動き出すのが遅れてしまった。


「ぶらぁぁぁぁぁぁぁっ!」


司に狙いをつけたオーガはもう一度雄叫びを上げ、持っている棍棒を司に向かって叩きつけてきた。先ほど5匹のオーガを粉砕した一撃だ。


「くそっ!?」


オーガの身長は3メートルほどで、持っている棍棒は同じぐらいの大きさがある。それにもかかわらず片手でそれを振り回してくるオーガの膂力は如何程のものだろうか?

しかし、攻撃自体は至って単純なものだ。棍棒を叩きつける、薙ぐ、振り回す、それだけだ。


司はオーガが叩きつけてきた棍棒に全神経を集中させる。極限まで高められた集中力によって、司にはオーガの振るう棍棒がゆっくりと感じられる。


(いける!)


司は心のなかでそう力強く叫ぶ。自分にできないことはない、そう思い込ませることによって、さらに集中力を高めていく。

そして、もし第三者が見れば目を疑うような光景がそに起こった。

司がオーガが叩きつけてきた棍棒を受け止めるのでもなく避けるのでもなく、ただ棍棒の内側に篭手を添えて受け流したのだ。


「はあっ!」


棍棒を受け流され、わずかに体制を崩したオーガに対し司は怒涛のラッシュに出る。無防備になっている脇腹に渾身の正拳突きをお見舞いし、相手の体を前のめりにさせ、頭がちょうどいいくらいの高さに落ちてくると左右の拳で連打を浴びせ、最後に人体の急所の一つである眉間に渾身の一発をお見舞いする。


「まだまだ!」


さらには、コマのように体を回転させながら蹴りを連続で食らわし、フィニッシュはかかと落としをくらわせて頭部を地面に陥没させるのだった。


「はぁ、はぁ…」


呼吸を荒くさせながらも、司は構えを解かず呼吸を落ち着かせようとしている。そして、司の呼吸が落ち着く頃には、司はオーガを討伐した実感が沸いてくるのだった。


「ははっ…」


最初に口から出た直は小さな笑い声だった。そして、司は脚から崩れ落ちるようにしてその場に座り込んだ。


「怖かったー。やっぱり無謀すぎたかな」


司はオーガの棍棒をいなした時のことを思い出し、大きくため息を吐いた。オーガの討伐推奨ランクは5以上となっており、普通ならば5ランク以上のハンターがパーティーを組んで討伐する魔物である。


「次からはもっと慎重に行こう。うん、そうしよう」


いつまでもここでへたっていてもしかたがないため、司はオーク二匹とオーガの討伐部位を剥ぎ取り、それ以外にもギルドで買い取ってくれる部位を根こそぎ剥ぎ取った。

そして、オーガにやられて遠くに倒れていたオークの部位も忘れずに剥ぎ取るのだった。




いかがでしたでしょうか?

ではまた。


物語開始時

【四条 司】パラメータ


年齢 15歳

種族 ハーフエルフ

職業 戦士

ステータス

体力  3000

精神力 3500

力 D+ (物理攻撃力・物理防御力)

魔 C- (魔法攻撃力・魔法防御力)

速 D+ (回避)

器 C (命中率)

運 AAA+(?)

※ステータスの値はFが最低でAAAが最高。さらにその中で『- ブランク +』の三段階にわかれている。(例 A- A A+ の順になります)

※普通の人の平均がFで、駆け出し冒険者はD-、一流と呼ばれるにはC+以上が必要になる。

※身体強化時、運以外のステータスが3段階上昇


スキル(基本持っているだけで発動する)

必要経験値1.5倍(ステータスが上がるのに必要な経験値が1.5倍になる。しかし、上がる時の幅が大きくなるかもしれない)

スキル習得率上昇(スキルが覚えやすくなるような気がする)

剣の加護 (剣類の扱いに+補正 極大)

拳の加護 (近接格闘に+補正 極大)

風の加護 (風系の魔法に+補正 極大)

光の加護 (光系の魔法に+補正 極大)

付与の加護(付与系の魔法に+補正 極大)

力の加護 (全ての攻撃力に+補正 極大)

魔の加護 (全ての魔法の威力に+補正 極大)

必要MP10分の1  (魔法を使う時のMP10分の1になるかもしれない)

賢者         (勉強がよく出来るかもしれない。物覚えも良くなるかも)

投擲の達人 NEW (スライムさんの串刺しとか可哀想ですし!?)



祝福

ミハイエルの祝福(ステータスが上がりやすくなるかもしれない)


称号 NEW

スライムハンター(スライムさんいじめすぎですし!?)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ