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前略 異世界の土の上から  作者: ハチ
王都旅行 編
11/16

第十話 襲撃

どもです。m(_ _)m

今回は、最後に今までのステータス表と、新しいやつ(仮)をのせています。

ただ、内容は気にせずにしていただけたらと思います。見やすさ的にどちらがよいかという、対比用でのせておりますので…。


「何があったか!?」


司と別れてから馬を飛ばし王都へとたどり着いたペトロは城門を抜けるとすぐに王城にある、騎士団の本部へと移動した。

そこで、騎士団の副団長から説明を聞くと眉をひそめるのだった。


「悪魔族が襲撃してくるじゃと?」


「はっ! 『北の方角から悪魔族が来ます』そう、姫巫女様に神託が降りたそうです!!」


副団長からの報告を聞き、ペトロは少しだけ驚きに目を見開いたが、直ぐにそれを元に戻しこれからの対応に考えを巡らせる。


「聞けい!」


そして、突如大声を張り上げたペトロに周囲にいる人物たちの視線が集まる。だが、ペトロは一向に臆した風もなく言葉を続けた。


「第一から第三までの騎士団は北門に集合、悪魔族を討伐するために撃って出るぞ! 第四から第八までの騎士団は各門の警備にあたれい! 第九と第十は王城の警備じゃ! 近衛がいるとしても気を抜かず警備に応れ!」


ペトロの指示に各騎士団の団長はそれぞれに返答を返し、ペトロからの指示を遂行すべく足早に部屋から去っていく。


「諜報部はできうる限りの情報を集めろ! 最善は敵の規模と編成を知ることだ、心していけ! カーンよ、王に会うぞ儂について来い」


「はっ! ペトロ団長お供します!!」


カーンと名を呼ばれた副団長は、足早に部屋から出て行くペトロにの後ろに付いて部屋から出て行くのであった。




第十話

襲撃




ペトロたち騎士団が戦いの準備を始めた頃、司達は馬車宿にたどり着いていた。馬車宿には足止めを食らった者達が多く集まり、それなりの喧騒に包まれている。

何故王都に非常時の鐘がなったのかハッキリとわからないことが混乱に拍車をかけているのだろうが、馬車宿を警備する騎士団員に詰め寄る者の姿も多く見られた。


「ツカサさん、大丈夫でしょうか?」


「自分にもはっきりとわかりませんが、ただここで慌ててもどうにもなりません。情報が集まるまでは下手に騒いだり動いたりはしないほうがよさそうですね」


司は慎重に考えを巡らせながらそうリッドに伝える。司にとって今最も不安なのは何の情報もないことだった。

非常時には人は簡単にパニックになることを司はよく知っており、特に元の世界よりも命の危険にさらされることの多いこの世界では、それは即、死につながるだろうことを感じ取っていた。


「ディーちゃん、おいで」


司はディーを抱き上げ少しだけ強く抱きしめる。


「リッドさん、なにがあっても自分のそばを離れないでください。必ず、なにがあっても守って見せます」


「はい。どこまでも、ついていきます」


「ディーもいっしょだよ?」


「そうだね」


司は片手でディーの頭を撫でてから、シロとクロをつないである道具を外し二頭に話しかける。


「もし危ないと思ったら逃げるんだよ?」


「「ブルルルルっ!?」」


司の言葉を聞いた二頭は怒り心頭といった感じで嘶きをあげ、司は突然のことに驚きの表情を浮かべている。


【見損なうんじゃないぜ! なのよー。 あんたの背中ぐらい俺たちが守ってやる! のよー。 ってクロが言ってるのよ主様ー】


【そうですね。私達はそんなに薄情じゃありませんのよ。私たちは一緒に生活する家族じゃありませんこと! ってシロも言ってますね】


精霊二人がシロとクロの言っていることを翻訳して聞かせてくれた。


「…そうだったね。自分達は家族だものね。うん、もしもの時は頼むよ?」


司の言葉に二頭は嬉しそうに首を縦に振るのであった。


【私達も主様のために頑張るのよ-!】


【当然ですね】


「うん、ありがとう」





「団長、このまま行けそうですね」


「うむ、それなりの規模だったが強力なものは混じっていなかったようだな」


ペトロとカーンは戦場の全体が見渡せる場所から戦況を確認している。今回襲撃してきた悪魔族は数こそそれなりにいたが、強力な力を持った個体は殆どおらず騎士団はほとんど被害を出さずにすんでいた。


「だが、これだけの数…、一体どこから湧いてきたのだ?」


「今その場所を諜報部と、姫巫女様で特定しているそうです」


「そうか。伝令に伝えろ、このまま一気に相手を殲滅する。儂も出るぞ」


「はっ!」


「さて、油断せずに行こう」


ペトロが前線に赴くと勝敗は一気に騎士団側の勝利へと傾き、一時間にもしないうちに騎士団の勝利で幕を下ろすことになった。

騎士団が王都へと戻った頃には、最初の鐘の音から七時間が過ぎており比較的速く勝敗は決した。


決したが、王都へと戻ってきたペトロを待っていたのはさらに頭の痛い問題だった。




王都に非常事態を知らせる鐘の音が響いてから四時間が過、そのころになるとある程度情報が流れ馬車宿には一応の静寂が訪れていた。


【主様、いやな匂いが近づいてきています】


「嫌な匂い?」


【そうなのよー! とっても嫌な匂いなのよー!】


精霊たちの言葉を聞き、司は抱き上げていたディーをリッドに預け、自分は馬車の外へと移動する。


「リッドさん、ここからでないようにしてください。先生、二人を守ってあげてください】


【私を先生と呼ばないように。ですが、主様のお願いは必ず聞き届けます。ご武運を】


「ツカサさん、無理はしないでください」


「はい。でも、二人を守るときは無理をさせてください」


司の言葉にリッドは少しだけ顔を赤め、一言だけなんとか言葉を発した。


「ツカサさんはずるいです。そう言われたら、なにも言えません」


司はリッドにそう言われ苦笑浮かべながら馬車の外に立って周囲の様子をうかがう。人が多く集まっているからか、周囲からは動物の鳴き声すら聞こえて来こなかった。


「静かだ…」


司が感じたように、この静けさを不気味に受け止めた者達が周囲を警戒するように、馬車の外に出ていた。


「君もおかしいと感じるかい?」


「はい、精霊たちも違和感を感じているようです」


司に話しかけて来たのは茶色のローブを身につけた壮年の男性で、持っている杖から魔法使いなのだろうと司は思った。


「君も精霊の声が聞こえるのか?」


「はい。嫌な匂いが近づいてきているって言ってます」


「そうか…、すまないが君はここで警戒していてくれ。私は他のハンターにも知らせてくる」


男はそう言って、この場から離れ他の馬車を周り、司は神経を研ぎ澄ませ周囲に異変があればすぐさま動けるように体に魔力を流す。


「またせたな。呼びかけたら30人ほどが協力してくれるそうだ。そういえば自己紹介がまだだったな。俺はジェット、ハンターギルド所属ランク7の魔法使いだ」


「自分は司と言います。同じくハンターギルド所属ランク3の魔拳士です」


司がジェットと名乗ったハンターと挨拶を交わすとその場で集まった者達で簡単に挨拶をかわしていく。今この場に集った人間は司以外、各ギルドのランク6以上のものが殆どで、戦力的にはかなり強力だった。


【主様気をつけて! 来るのよ!!】


「! 皆さん来ます!!」


司の言葉に、その場にいる全員が迎撃できるように戦闘態勢に移った。そして…、司達の集まった場所から20メートルほど離れた場所に魔法陣が浮かび上がり、強力な…、そして禍々しい魔力が集まっていく。


「魔法使える奴は全力でぶっ放せ!!」


ジェットの声を皮切りに様々な属性の魔法が魔法陣へ、いや、魔法陣から現れる何かに向けて放たれた。


「おやおや、これは手荒い歓迎だね。それに、上級悪魔10匹を生贄にして無理やりこの位置まで飛んできたのに、目標と違う場所に飛ぶとか…。座標間違ったかな?」


魔法陣から出てきたのは一人の男性だった。黒髪黒目の男性で、パッと見日本人みたいだと司は感じた。だが、その体から感じる魔力のようなものは、その大きさ以上に異質さを司に感じさせる。


「さて、いきなり攻撃を仕掛けてきたということはあなた方は…、私の敵ですね?」


男がそういった瞬間周囲の温度が下がったかのように司には感じられ、それと同時に自分の中の警鐘が早鐘のごとく鳴り響いた。

それは周囲にいる者たちも同じなのか、男が隙を見せればいつでも攻撃に移れるようにしている。


「これはこれは…、中々の使い手が揃っているようで」


そう言いながらも男は余裕綽々の様子で武器も出さずに無造作に立っているだけだ。少しの間、男と司達の間に緊張した空気が流れたが、それを破ったのは男自身だった。


「ああ、そうだ。こんな時はまず自己紹介でしたね」


男はそう言うと、姿勢を正し名乗りを始める。


「はじめまして皆さん。私の名前は《七条 兼重》…」


そこで七条兼重と名乗った男は小さく笑みを浮かべこう続けた。


「今代の勇者です」


と…。


そして、その言葉にこの場にいる司以外の全員の心が一つになる。


そう…。


勇者はそんな禍々しいものじゃない!


と…。


そしてこれが、四条司と七条兼重の初めての出会いとなるのだった。

いかがでしたでしょうか?

ステータス表は新しいやつ(仮)のほうが、若干わかりやすくなったのではないかと思います。

ではまた。


王都到着時

【四条 司】パラメータ


年齢 15歳

種族 ハーフエルフ

職業 魔拳士

ステータス

体力  6000

精神力 7200

力 B+ (物理攻撃力・物理防御力)

魔 A (魔法攻撃力・魔法防御力)

速 A- (回避)

器 B+ (命中率)

運 AAA+(?)

※ステータスの値はFが最低でAAAが最高。さらにその中で『- ブランク +』の三段階にわかれている。(例 A- A A+ の順になります)

※普通の人の平均がFで、駆け出し冒険者はD-、一流と呼ばれるにはC+以上が必要になる。

※身体強化時、運以外のステータスが3段階上昇


スキル(基本持っているだけで発動する)

必要経験値1.5倍(ステータスが上がるのに必要な経験値が1.5倍になる。しかし、上がる時の幅が大きくなるかもしれない)

スキル習得率上昇(スキルが覚えやすくなるような気がする)

剣の加護 (剣類の扱いに+補正 極大)

拳の加護 (近接格闘に+補正 極大)

風の加護 (風系の魔法に+補正 極大)

光の加護 (光系の魔法に+補正 極大)

付与の加護(付与系の魔法に+補正 極大)

力の加護 (全ての攻撃力に+補正 極大)

魔の加護 (全ての魔法の威力に+補正 極大)

必要MP10分の1  (魔法を使う時のMP10分の1になるかもしれない)

賢者         (勉強がよく出来るかもしれない。物覚えも良くなるかも)

投擲の達人(スライムさんの串刺しとか可哀想ですし!?)

いつかはいいお父さんに (良い父親になれます可能性がある)

身体強化 (魔力を使っての身体強化)

縮地((短距離の高速移動)

魔術の基礎 NEW    (基本は大事ですし!)

お手玉三段 NEW    (7つまでいけますし!)



祝福

ミハイエルの祝福(ステータスが上がりやすくなるかもしれない)

精霊たちの主様 NEW (主様とか不、不潔ですし!?)


称号

スライムハンター(スライムさんいじめすぎですし!?)

ドラゴンフレンド(ドラゴンさんとお友達ですし!)

闘う男 (24時間戦えますし!?)

精霊の主 NEW (主様とか以下略ですし!?)

教えを請うもの NEW(勉強は大事ですし!)

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