能力ください
僕たちF級パーティー「名無しさん」というわけわからない名前のパーティーは、いま、ダンジョンにいる。
さっき入ったばっかだ。今は1階層。
僕はダンジョンに入る前に一応「能力鑑定操作」の使い方を調べておいた。
能力を鑑定して、さらに操作できるスキルらしい。
しかも無条件で...最強すぎる。
仲間は、僕を合わせて4人。攻撃役のゼイン、補助役のサラ、回復薬のソフィアと雑用のロベリ。僕はこの中のロベリだ。
ひどい扱いもされてないし、むしろ全員優しくしてくれた。謎だが。
でも今は雑用ではない。成長中のロベリだ。
スキル「能力鑑定操作」を使う機会はまだない
魔物が弱すぎる。スキルは何も得られなかった。弱すぎる。
「ねぇ、スキルって仲間からもコピーできるのかなぁ」
「そりゃできるだろ!あったり前だ!」
攻撃役のゼインだ。ちょっと怖いが、悪意はないらしい。
「べ、別に私はいいわよ?私の魔法が扱えるかは分からないけど。」
回復役のソフィア。まあ、確かに回復魔法は扱いづらい...のか?
「じゃあ補助された補助もできるかもな!」
それって強いのかな...まあいいや。
「分かった!鑑定!」
まずはゼインだ。
名前 ゼイン 種族 人種 性別 男 年齢 25歳
Lv 40
HP 350/350 MP 3000 腕力 100 魔力 100
スキル
剣術LvMax メガスラッシュLv8 連続斬りLvMax 炎属性剣Lv7 飛行スラッシュ
装備 普通の剣
「じゃあスキルコピーしちゃうね!コピー!」
僕はゼインのスキルを全てアセットに入れた。
そして、パクった。
どうやら、アセットからにでもスキルを付与できるようだ。しかも無限にできる。
強すぎる。
その後も能力をもらおう...と思ったんだが、
「グァー」
スライムだな。今の僕なら倒せる。
と思ったのだが...
「ギォァー」
狼!?しかも強そうだ!
ってか僕武器ないんだった!あれ?ゼインからステータスの装備 普通の剣コピーしちゃえばいいんじゃないか?
「ゼイン!能力コピーするね!」
「え!?そんな暇な...」
僕は普通の剣をコピーして、ペーストした。
「えええぇぇえぇーーー」
ゼインが驚いている。ほかのみんなも驚いてるな...
「じゃあ倒すね!」
「ちょっと待てーゴラー」
え!?なんで?倒しちゃったよ!?




