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Flame,Plus  作者: 鉄箱
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第四話 後のこと

扱いとしては、三話の後日談。

短めです。

三寒四温。

四月の中旬は、まだ肌寒い。


そろって気を失った後、二人は救出された部屋で事情説明を請われた。

真剣な表情の楓と、学年主事と名乗った男性に、椿はまず数学教師の無事を確認してから状況を説明した。


教師が操られたという事実は学院側の不始末である。

そう伝えられた二人は、危険行為に対するやんわりとした注意だけ受けて、解放された。


さらに、強力な邪霊を倒し、学院の平和のために戦ったことを表彰されると告げられて、二人は慣れないことにそろって慌てて、楓に苦笑されるに至った。


医務室で楓達との話を終えると、入れ違いにやってきたのはレイアとラミネージュだった。

涙目のラミネージュと、顔を背けながらも髪が所々跳ねているレイア。

二人に散々心配され、椿と奈津は申し訳ないと思いつつも、どこか嬉しそうな笑みを浮かべていた。


そして、漸く医務室から解放された椿は――寮の自室で、寝込んでいた。











Flame,Plus











「げほっ、げほっ……熱い」


疲労か、それとも廊下で気を失ったためか。

三十九度の高熱を出し、椿は床に伏せっていた。


もぞもぞとベッドから起きて、おぼつかない足取りで冷蔵庫に向かう。

冷蔵庫を空ける動作一つで苦労する始末で、中からスポーツドリンクをとりだして冷蔵庫を閉めると、そのまま座り込んでしまった。


「はぁっ……はぁっ……うんどうぶそく、かな」


からからに渇いた喉にスポーツドリンクを流し込むと、背筋がすっと冷える。

それが寒気に変化するのに、そう時間はいらず、布団が恋しくなって立ち上がる。

震える両足に喝を入れて、なんとかベッドまで歩いて行こうと努力するも、やはり途中で座り込んでしまった。


「わたしはかめだ。かめになるんだ」


ぼんやりとした頭でよくわからないことを呟くと、椿はのそのそとした動きでベッドまで這っていく。実に滑稽な姿だが、本人は大まじめだ。


ベッドの脇まで辿り着くと、今度はどうやってベッドの上に登ろうかと思案し始めた。

立ち上がるのが辛いのなら冷蔵庫までいくのを我慢すれば良かったかもしれないと、椿は脱水症状が起こるかもしれないことなど頭の隅に追いやって、早くも後悔していた。


「うなれ、わたしのそこぢからー」


完全に頭も呂律も回っていない。

蛇が這うような動きでなんとかベッドに登ると、そこで再び力尽きる。

基本的に風邪を引かない椿は、こんな身動きがとれなくなる程の風邪を引くなど実に八年ぶりのことだった。最後に似たような体調になったのは、火事から救い出されたとき。その時は、三日程布団から抜け出すことが出来なかった。


そんな記憶があるからこそ、椿は常日頃から風邪を引かないように安定した体調管理を行っていた。おかげで、花粉症と食中毒以外で体調を崩したことはなかった。


「げほっ……うぅ」


咳をしながら呻ることしかできない身体を恨めしく思いながらも、どうすることも出来ずにじっとしている。高熱で部屋に一人きりという心細さから、椿の瞳には涙が溜まっていた。もちろん、熱のせいで涙腺が緩くなっているということも、この涙の原因の一つではあったが。


そんな中だった。椿の部屋のチャイムが鳴ったのは。

椿はそれに反応しようと声を出そうとしたが、熱に浮かされた喉は唸り声しか出してくれなかった。客ならば対応しなければならないと思う反面、風邪を移してはならいと気遣う心もあった。


『椿ーっ……返事が、ない?』


ぼんやりと火照る頭で、つらつらとそんなことを考えていた。

だからだろう、ドアの向こうから漏れてきた声に、気がつくことが出来なかったのは。















邪霊の件での疲労を欠片も見せず、奈津は元気に登校していた。

朝方、椿の部屋に行くと調子が悪いので休むと伝えられて、心配しつつも登校したのだ。


間に立っていた椿が休んでも、奈津達はいつもの場所で昼食をとっていた。

奈津は、今日は仕方なく購買で買ったパンセットだ。


「なんでこの学校には、高校生になったら巡り会える伝説のパン……“焼きそばパン”がないんだろう?絶対あるって信じてたのに」


お嬢様っぽくない奈津だが、こういったところでお嬢様と判明する。

その判明の仕方はどうなのだろうと、自分で考えて自分で突っ込む椿は、現在休養中だ。


「椿は風邪、ですか。様子はどうでしたの?奈津」

「しんどそうだった。椿に止められなかったら、僕も休んで看病したのに」


残念そうに呟く奈津だが、椿が止めないはずもない。

奈津も椿の立場だったら止めるだろう。自分のために休ませる訳にはいかない。

止めきれるかどうかは、奈津にも解らないところだったが。


「とりあえず、授業が終わったら即お見舞い」

「それから、看病」


マイペースで食事をしていたラミネージュも、強く頷きながら言った。

レイアは返事こそしていないが、それは返事をする必要はないという彼女らしい自信の持ち方だった。


「はぁ……やっぱり、僕たち、椿が居ないといまいち元気が出ないよ」


そう呟いた椿の言葉は、小さなささやきだったのにも関わらず、しっかりとレイア達を頷かせていた。















そして、時は進んで放課後。

奈津とレイアとラミネージュの三人は、お見舞いの品を持って椿の部屋の前まで来ていた。


初めて友達の部屋に入るという緊張から、三人はそれぞれ身体をこわばらせた。

揃いも揃って友達の部屋まで行くという経験がないというのは、年頃の乙女としては気に病むべきところかもしれないが。


始めに意を決してチャイムに指を置いたのは、やはり奈津だった。

妙に背筋を伸ばして、まっすぐと指を乗せ、押す。


声が帰ってくることを期待して待つが、返事はない。

奈津は、神妙な表情でもう一度チャイムを押した。


「椿ーっ……返事が、ない?」


奈津の顔から、さぁっと血の気が引いた。


「つ、椿っ!返事をしてっ!」

「お、おおお、落ち着きなさい!奈津!」


慌てる二人に、ラミネージュはいつもと変わらぬ表情で割って入った。

こうして冷静な人間が居るということは、中にいる病人にとってはありがたいことだろう。

ラミネージュは、冷静な目で二人をたしなめて、おもむろに扉へ手をかざした。


「【暗雲より来たりて……」

「待った待った待った!」

「お、落ち着きなさい!オールアクセン!」


――訂正。

どうやら一番冷静ではなかったようで、簡易装霊器と思われるボックスに精霊石を嵌めて、属性魔法の詠唱を始めていた。


どう見ても目が据わっているラミネージュを、奈津とレイアがしがみついて止める。


「って、こんなことしている場合じゃないよ!寮長さんに鍵借りてこようよっ!」


冷静を欠いている友人のおかげで逆に冷静になった奈津が、まともな提案をしてラミネージュから離れた。


「レイア、任せた!」

「任されましたわっ!」


奈津は、レイアにその場を任せて全速力で走った。

戻ってくるまでに、椿の部屋の扉が、無事なことを祈って――。















寮長に事情を話し、鍵を貰って戻ってくると、椿の部屋の前では第二ラウンドが行われていた。

おそらく冷静になったのであろうラミネージュが、クルタナ型装霊器を構えるレイアにしがみついていた。先ほどまでとは一転した状況だが、奈津は一つだけため息を零すと二人を押しのけて鍵を開けた。


「椿っ!無事っ!?」


なだれ込むように部屋に入り、ベッドの上で転がる椿に駆け寄った。

椿は何故か、俯せのまま寝ていた。角度的に、ベッドへ這い上がったような位置だ。


奈津はすぐに椿を抱えて仰向けにさせると、その上から毛布を掛ける。

ラミネージュは椿の枕元にあった桶とタイルを回収して、水を換えに立つ。

レイアは椿の様子を一瞥してすぐ、医務室へ医者を呼びに行った。


事前に散々取り乱しておいたおかげか、三人とも冷静で迅速な動きだった。


奈津が毛布を整えつつ、体温を測り、ラミネージュが額のタオルを換える。

そうしている間に到着した医師が、寝ている椿の診察に入った。


アッシュブロンドのショートヘアに、橙色の切れ長の目。

すらりとした身長に、長い足。モデルのようなプロポーションに白衣を着たこの女性が、楼城館学院専属医師団の一人、アンジェリカ・アリリア・アクオル・アンシュタインだ。


アンジェリカは、不安に眉をひそめる三人にゆっくりと振り向いた。


「せ、先生、どうですの?」


不安そうなレイアの声に、アンジェリカはまず一言「問題ない」と告げた。


「過労ね。消化に良いものを食べさせて安静にしておけば治るわ。体調が夜になっても良くならなかったら、連絡して。医務室で点滴を打つから」


アンジェリカは淡々とそう告げると、注意事項だけ述べて医務室へ戻っていった。

ただの過労、よはいえ体調を崩していることには変わりない。

それでも、問題はないと告げられたことが、奈津達の妙な緊張をほぐしていた。


「さて――――この中で、料理できる人……いる?」


奈津はできない。いや、正確には出来るのだが、おおざっぱな“男の料理”しか作れない。

レイアは、専属の料理人を連れてきて、作らせたものを食堂で受け取っている。作れないという訳ではないが、消化に良いものと言われても困ってしまう。


そんな中、意気揚々と手を挙げたのは、ラミネージュだった。


「できますの?オールアクセン」

「うん」


ラミネージュはしっかり頷くと、強い意志を込めた目で台所を見た。


「オ、オールアクセン?」

「命を賭ければ、あるいは……」

「いやいやいやっ何言っちゃってるの?!ラミ!」


つまりは出来ないと言うことだった。

つねにサンドウィッチをバスケットに入れてお弁当タイムを過ごしているラミネージュ。

それは、「挟むだけなら、なんとか」ということなのだろうと、奈津達は推測した。


「……冗談。真面目につくる」

「わっ……解りづらいよぉ……」

「肝が冷えましたわ」


そういってへたり込む二人を尻目に、ラミネージュは台所へ歩いて行った。

奈津は、無表情で冗談を言われても解らない、と至極もっともなことをレイアに告げ、レイアもそれに頷いていた。だからだろう――――。


「やればできる……やればできる……やればできる……やればできる……」


ラミネージュが、そんなことを呟いていたことに、気がつかなかったのは――。







できあがったお粥を前に、奈津とレイアはぴたりと固まった。

椿は台所に青色一号でも隠し持っているのかと疑いたくなるような、真っ青なお粥だった。

しかも、結構量がある。


「色々言いたいことはありますわ。ええ、ええ、色々と」


レイアは額に指を当てて、頭痛を逃がすようにほぐしていた。

奈津は、まだ目を丸くしていて動かない。


「でも、そうね、まず一つ、これだけは聞かせなさい」


それでも青いお粥から目を離すことが出来ないレイアは、声が震えるのを押さえ込みながら聞いた。


「味見は、当然しましたわよ、ねぇ?」

「……てへ」


無表情で、小首をかしげながら、よりにもよってそうのたまった。

異性間ならばまだしも、同性間でこの仕草。レイアの額に、くっきりと青筋が浮かび上がるのも仕方がないといえた。


一通り唸り声を上げた後、レイアは肩を怒らせながら食堂へお粥を貰いに行った。

その間に、奈津はレンゲを持って目の前のお粥にチャレンジしていた。


「ヒーローは、負けないっ!」


青いお粥をレンゲで掬い、それを口に放り込む。

案外食べられないこともない……というか、こんな見た目で無味無臭であることに驚きながら、青いお粥を咀嚼する。だが、トラップは時限式のものだった。


「ふぐっ!?!?!!」


突然襲ってきた刺激に、奈津は口元を抑えた。

辛いとか酸っぱいとか、甘いとか苦いとか。そんな次元を超えてダイレクトに味覚を破壊しに来た、怒濤の“刺激”に、お粥を呑み込むことが出来ずに悶える。ちなみに、はき出すという選択肢はない。乙女は、はき出したりなんかしない。


ゆっくりと身体から魂が離れていきそうになる中、奈津の頭に浮かび上がったのは、椿の笑顔だった。


――奈津、ヒーローは?


そう、ヒーローだ。

奈津を何度も救ってくれたこの言葉に、奈津は力を取り戻した。


(ヒーローは……挫けないっ!)


衝撃と刺激をアドレナリンで超越した奈津は、涙を流しながら異物を呑み込んだ。

その様子を見ていたラミネージュは、感動から手を叩いて目を輝かせていた。


「何をやっていますの?」


そんな中、戻ってきたレイアが呆れた目で二人を見下ろした。


「僕は、世紀末を見たんだ」

「そう。お粥、台所に置いておきますわ」


何かを成し遂げたように達成感に満ちあふれた表情の奈津を、レイアは華麗にスルーした。


「さて、後は起きるのを待つだけ、ですわ」

「うん」


完全に先ほどまでの騒動を無かったことにしようとするレイアと、それに追従して頷くラミネージュ。かつてないほど息のあった二人に、奈津は悲壮な表情で呟いた。


「椿、さ」


嫌な予感がしたレイアは、耳を塞ごうとするが、当然無意味だしなにより手遅れだった。


「作ったものは、全部食べるんだ。食材と調理してくれた人に、感謝を込めて」

「そ、それは、あの“青い邪霊|≪ブルーウィスプ≫”を捨ててしまえばよろしいのでは?」


どうしてもあれをお粥と呼びたくないのか、レイアはさりげなく邪霊呼ばわりしていた。

そんなレイアに、奈津は悲壮な決意の込められた表情で、ゆっくりと首を横に振った。


「ラミが使ったお米は、椿のじいさんが作った特別なお米なんだ」

「え――?」

「っ……」


米は、ブランドによって味が違う。

それは、米をよく食べる人たちにとっては、常識だった。

そして、それが市販品でない以上……こっそり買い足すことは、できない。

椿が起きたときにまだ残っていれば、椿は病み上がりの身体に鞭を打って食べるだろう。

おいしかったと青い顔で言って、再び倒れる。そんな姿が容易に想像できたからこそ、残しておくという選択肢はなかった。


早く起きてしまったら、それはそれでやはり食べるだろう。

ならば、三人で協力して、さっさと平らげてしまわなければならない。


そう――正直に捨てたといえば許してくれるだろうという選択肢は、混乱して消えていた。


椿のベッドの脇に、三人は正座した。

左手は膝に置いて、右手にはレンゲを持つ。

青いお粥を……いや、青い邪霊を、三人は鋭い表情で睨み付けた。


「覚悟は……いいみたいだね」

「ふふ、これは武者震い、武者震いですわ」

「やればできる……やればできる……やればできる……やればできる……」


背筋をぴんと伸ばした格好で、三人は同時に青い邪霊を掬い上げた。


「いただきますっ!」

「いただきますわ!」

「いただき、ます!」


ついに、青い邪霊との壮絶な戦いが、幕を開けた――――。















ぼんやりとした頭で、周囲を見回す。

天井に付いている電球の形や、ファンシーなぬいぐるみの置かれた子供部屋。

その風景がどこであるかを理解して、椿はこれが夢だと自覚した。


「けほっ、けほっ」


椿が咳をすると、勢いよく部屋の扉が開く。

焦った表情で立っているのは、祖父によく似た顔の男性――椿の、父親だった。


「つ、椿っ……大丈夫か!?苦しいのか?!――病魔め……良くも僕の椿に」


ぎりぎり歯ぎしりをする父の姿は、どこか空恐ろしかった。

椿は父のそんな表情を見て、思わず涙目になる。


「あ・な・た」


気配もなく近寄って肩に手を置く自分の妻に、男は大きく震えた。

のんびりとした笑顔にウェーブのかかった髪を持つ、椿によく似た女性だった。


「おとうさん、おかあさん」


夢だとわかっているのに、無性に悲しくなる。

いや、夢だから悲しくなるのだろう。椿は、大粒の涙を流しながら、両親を呼んだ。


「大丈夫、怖くないよ。怖くない」

「お父さんもお母さんもついているから、安心して眠りなさい」


優しい笑顔で椿の頭を撫でる、温かい手。

椿はこぼれる涙を拭おうともせずに、小さな手で両親に手を伸ばす。

父がその手をしっかりと握り、母がその上から手を重ねた。すると、不思議と心が軽くなった。


「ずっと、いっしょに」

「いるよ」


椿が言い切る前に、父はしっかりと答えた。

それに、母が続く。


「例え私たちが側にいなくても、私たちの心は、いつも椿と一緒だよ」

「いっしょ?」

「そうとも。ずっと、一緒だ」


温かい、光。

その光が広がっていく光景に、椿は夢の終わりを自覚した。



光に呑み込まれていくのは――――もうかえらない、やさしいヒト。















「――ぁ……」


椿は、仰向けの体勢のまま、ゆっくりと周囲を見まわした。

もう目に馴染んだ寮の部屋。誰もない、部屋。


零れていた涙を手の甲で拭うと、ゆっくりと起き上がった。

夢の内容は不思議な程鮮明に覚えていて、枕元に置かれたネックレスをみると胸が温かくなった。


「さて……心配、かけちゃったかな?」


思い浮かべるのは、三人の友達。

椿は無性に三人の姿が見たくなり――その願いは、すぐに叶った。


「…………………………は?」


首を横に回すと、そこには横一列に並んだ三人の姿があった。

仰向けの状態で気がつかなかったのは、三人が土下座をしていたからだ。


「………………………………え?」


土下座というのには語弊がある。

正確には、正座の状態で顔を土鍋に突っ込んでいるのだ。

右手にレンゲを持ち、左手を膝の上に置くというまったく同じ体勢で。


状況から判断すると、土鍋に入れた何かを食べて気を失ったと考えるのが一番妥当だろう。

だが、椿は頭を振って訂正した。そんな状況、思い浮かばない。


ならば次点で、看病疲れがあげられる。

それはそれで、申し訳なく思うが、それ以上に看病をしてくれたという事実が嬉しかった。


額に置かれたタオルと、整えられた布団。

その風景の暖かさに、椿は頬を綻ばせた。


「大切な、友達が居る」


だから、大丈夫だと。

安心して、見守って欲しいと、椿はネックレスを抱き締めた。


椿は、熱の引いた身体をゆっくりとベッドに降ろして、目を閉じた。





――だからこれは、決して、現実逃避なんかではないのだ。

早めに書き上げることが出来ました。

初めのうちは、なるべくペースを保ちたいとは思いますが、リアルも考えると中々うまくいかないですね。


次回は前編、後編に分かれるので、なるべくその二つの期間が空かないように頑張ってみます。


それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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