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75話 到着からの休憩

サルヴァトーレからジュリオが人質としてとられている場所、そこに自身の体もあると言っていた。そのための場所へと赴く、アルベール一行である。

そこは海底の底にあると言っており、アルベールたちはどう行くかと模索している最中であった。


「海底の底…か。こりゃまた、大変そうだ」


そう呟くも言ったことを取り消す事などしない。海底の底へ行くには、どうすれば良いのか。考える始末だ。


「潜っていくには?」


「転移では?」


「それも試したが、魔力障壁が邪魔で無理だった」


と肩を落とすサルヴァトーレ。ますます難関になりそうだと予感していた。

そんな時、アルベールが一つ思いつくことがあった。


「水全体をさ、膜のようにして、海の中に潜るには?」


「あぁ!それか!つまりは水魔法でだね!」


「そう!」


解決策を練りに練って考え付いた策。上手くいくかどうかは、誰にも分からない。だが、立ち止まる訳には行かなかった。


海にある大量の水のうち、少量を使い、膜を作ることができた。

これを使えば、深い所でも潜ることのできる、と言う魔法の一種。アルベールのオリジナルである。


それを使い、海の中へと入り、サルヴァトーレの体とジュリオがいる場所を探しにいく。サルヴァトーレの言うには、神殿のような場所に影族シェードはいるとのことだった。






♦︎




海の中へ入り、約三十分。神殿が見える。だいぶ前に使われていないであろう、神殿があり、そこからでも放たれる神々しい感じが伝わってきた。


(ここか…)


神殿の近くになっていくにつれ、息が吸いやすく……と思ったアルベール達であったが、魔法が切れていた。


「ぬわぁ!」


「嘘!?」


神殿では障壁が貼られているみたいで、海の水を止めていた。そのため、空気がある。

尻餅を打ったアルベールとイネスであったが、目的地にはついた為、あまり気にしなかった。


「よし、早速行くか」


「あぁ」


「うん!」


張り切った様子で神殿の扉を開け、中へ入る三人である。









一方、エイダンたちの方では。南の国、オーラドピア共和国へやっとの状態で着いていた。

休む暇もなく、エイダンたちはアルベールたちを探すため、色んな人に聞いていた。

たしかに二人もここへ来たという証言があった。だが、それ以降姿が見えなくなった、という証言もある。

エイダンたちは、疑問符を浮かばせていた。


「ここはいるのに、なんで姿がないんだ?」


「どこかにいるとか?」


「ありそうだけどな」


各自で言い合うも、進展なし。

だが、探すのは打ち切りとなる。エイダンたちの疲労は、とっくに限界を超えていた。今にでも倒れそうなほどであり、宿を見つけ、探し、そして体を休める。


その間、アルベール達の身に何かが起きているとは知らず———。

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