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54話 ドラゴン

ついにもうすぐで着く距離までたどり着いた。今日中でユスフリカ王国に着く予定だ。


そう思ってたのに———。


「なんだよぉ!!これぇ!!」


今まさに敵に絡まれていた。しかも、ドラゴンだ。


口から火を吐き、その巨体で空を羽ばたく。今まさにそんな厄介なやつに出くわしてしまった。


「まっじで!なんでこんな時に!?」


「こんな時にクローヴィスがいれば!!」


クローヴィスと言うのは、同じ学院に通っている男子だ。ヘルツァバイン家の血筋を受け継ぐもの。紋章はドラゴンだ。


“ヘルツァバイン家では代々、ドラゴンを使い魔とかし、そして操ることができうる”


と言われているが、それができるのはヘルツァバイン家での女性のみ。その応用として王家の王女なら操ることができると言う、謎の言い伝えがあった。


「ん?王家の血筋……?」


ライアンの一言で、この場にいたみんな間抜けな声で、「あっ」と思い出した。


「リナさん!お願いします!」


「分かった!」


リナさんはユスフリカ王国の第二王女。王家の血筋を受け継いだ人物だ。


「でも、やり方わからない」


「ぬわぁあああああ!!!しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


いよいよ倒さなくちゃいけない事となる。下手したら死んでしまうこの状況。最悪な日。そして運の尽き。


「だぁああああああ!!やるっきゃねぇじゃん!!」


足を止め、ドラゴンに立ち向かう。ちゃんと警戒心を持ち、武器を持ち、いざ戦う事となる。


「どうする!?アルベール!」


「え!?俺!?」


指揮はまさかの俺だった。

俺だって戦いの指揮をしたことがないのに、なんたる無茶振りだ。なんて思ったが、そんなことも言ってられないほど、忙しい。


「分かった!俺は古代式魔法。クロード、ディランは剣で戦う!他の残りのみんなは手動魔法と刀を交互に扱って!!」


俺がそう言うと、みんな一斉にやる気の出た声を出す。








♦︎





風魔法でドラゴンより高く浮き、そこから雷魔法を放つ。が、硬い鱗に覆われているドラゴンには歯が立たない。


(威力の問題か?なら、雷の最大出力!!)


「『天を裂き、地を裂く。天と地を切り裂く稲妻!!天の怒り(ヘンブリー・ラス)!!』」


轟音の鳴らす最大出力した雷。ドラゴンの巨体にあたり、雄叫びをあげるドラゴンを更に追い討ちをかけるかのように下にいるエイダン達の、魔法にあたる。悲痛な叫びを上げながら、落ちてゆくドラゴンにトドメを刺すアヴェリーノ兄妹。

剣と刀の音がドラゴンの体を切り裂き、声にならないほどの叫びを上げながら、地面に激突したドラゴンは、もうすでに息絶えていた。


(俺の友人達恐ろしい)


そう驚愕するも、みんなで行った団結は中々気持ちいいものである。それを見ていたリルメス国の王女、アストリさんは驚きの表情を見せていた。


「すごいですね!皆さん!」


そう褒められ、悪い気はしなかった。



そもそもの話だ。なんで俺たちはドラゴンに絡まれたのか。それは一時間前のこと。









♦︎









馬車で移動し、いよいよユスフリカ王国に着くまで、ほぼ近くとなったところ、行きでは見なかった大きな洞窟を見つける。

馬車から降り、その洞窟が気になり、中に入っていくと、地下まで続いていた。

一番最後まで降りて行った時、大きな卵を発見する。その場にいた全員が察した。


“やばっ、逃げなきゃ”


と言う恐怖心に。運悪く卵が割れ………そうになっていたが、俺たちはすぐさま対応でき、すぐさま逃げる。


だが、運が悪く空には巨大なドラゴンが飛んでいた。そいつに見つかり、さっきに至った。










♦︎







「ふぅ、なんとか倒せたね」


安堵する中、馬車に乗りまた出発させる。そしてやっとの思いでユスフリカ王国の門前が見えてきた。


ユスフリカ王国にやっとの思いでついた。

あとは、西リルメス国に行けば完了だ。

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