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冒涜的な魔王の種は今日も今日とて生き延びる  作者: はじめ おわり
第一章 未狂理解不能
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幕間なのか本編なのか ~定期報告~

やばい、今回めちゃくちゃ短いです。



18:00にもう1話投稿しますね。

「.........定期報告、第■■■回目を開始する。どうだね、調子は」




「あー、まあまあですかね。病気になったわけじゃないんですけど、さすがに80超えるとね」




「そうか。他のものは元気にしているか?」




「ええ、そりゃあもう。名目上は部下ですが、みんな仲良くやれてます」




「なるほどな。そういえば<勇者vs魔王>のイベントが発生したと前回の定期報告にて行っていたが、その後はどうなのだ」




「いやあ、今回は多いですよ。なんせ一番最初は1:1だったのに、今回は5:5ですからね。ただ前回の3:3では乱戦でしたが、今回はもう身バレなんてことはなかったんですよね」




「前回は大惨事だったからな、あのイベント」




「海の面積が10%も増えましたからねえ。おかげで南の奴らはウハウハですが」




「確か<生存不可地域>も増えたはずだったが、そこの魔獣は今どうなっているかわかるか?」




「えーっと、ちょっと待っててくださいね......あった、これだ。どれどれ......」




「予測では40%の能力増加が見込まれていたな」




「ええ。ですからちゃんと動向はチェックしているんですよね...っと、おお。現在はそこまで魔獣は派生していないみたいですね」




「なら安心か。後は勢力図だが...」




「いやあ、お待たせして申し訳ありませんね。現在、鋭意製作中でございます」




「確か前々回に作れと言ったはずなんだがな」




「勢力って言ってもめちゃめちゃいますからね。ただ一番でかいのはね、<聖神信仰教会>及び<勇者>以外ありません。一番信仰されている宗教ですし、何より<勇者>は今まですべての<魔王>を倒してきた実績があります。他の勢力が伸びないのもそのせいかなあと、個人的には思いますがね」




「......聞いている限り<魔王>はあまり動いていないようだが、そこら辺はどうなっている」




「そこらへんて...まあいいや。一応5人で合っているはずですが、確証は持てないですね。今までのこと考えると誰も吐かないのは当たり前なんですが、そのせいで成長が進んでいるのかわからない状況にあります...が」




「が?」




「どうも前回発表した<超インフレ作戦>が成功したみたいで、思いっきり<魔王>が強くなっているっぽいんですよ」




「ほう、詳しく聞こうじゃないか」




「えっとですね、2年前の3歳児保有スキル調査において何人か聞いたことのないスキルを持っていたんですよ」




「スキル名はわかるか?」




「もちろん。[超反応][思考分割][試練]、あと[召喚(クトゥルフ神話)]ですね。おそらく後二つあると思いますが、現在確認中です」




「ふむ......クトゥルフ神話とわざわざ括弧書きされているが、そもそもクトゥルフ神話とはなんだ?」




「そんなこと俺に言われましても。そちらで何かありませんか?」




「わからないか......わかった、こちらで調べてみよう。そっちも、後で調べてみてくれ」




「了解です。やっぱり本人に直接聞いたほうがいいですかねえ、名前知りませんけど」




「できるのならそのほうがいいな。ただこちらのことがバレてはいけないのを忘れないでくれよ」




「そりゃあもう。確か北の方にある村で確認されたみたいだから、ちょっくら行ってきますわ」




「よし。ならば今回の定期報告を終了しようと思うが、他には何かあるか?」




「うーん、あそうそう。ちょうどもうすぐ全<国立学園>の入学式が始まるんですが、よかったら見に行きませんか?」




「あー、そうか。もうそんな時期なのか......時間というものは早いもの。たまには見に行くのも悪くない、か」




「地球時間で1ヶ月後です。ぜひ来て下さいね」




「わかった、予定を開けておこう。では、第■■■回目の定期報告を終了する」

これからもちょくちょく定期報告があるかもしれません。

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