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冒涜的な魔王の種は今日も今日とて生き延びる  作者: はじめ おわり
第一章 未狂理解不能
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起床、目覚め

はじめ おわりと申します!

これからよろしくお願いします!



このお話はクトゥルフ神話や性同一性障害、同性愛などを含みます。


目が覚める。


そんな単純な行為がものすごく久しぶりに感じる。


まぶたを開こうとするとまわりが眩しくて開かない。


ゆっくりとあける。


「ん………」


眩しい。いや、厳密には光を久しぶりに見たような気がする。


まわりは……真っ白。そういう表し方が一番適している場所のように見える。


ただ、まわりを見ようとして首や眼球を動かすと激痛が体に走るため、実際はまわりなんて見えていないと思う。


でも背中から伝わる冷たく平たいもののおかけで、自分はいま仰向けになっていることは分かる。


うん、どうやら今の自分は結構冷静らしい。何もわからないのにここまでわかったのだから。


……ちょっとまてよ?


「ここは………っ!」


のどがいたい。いしきがとびそうなほど。


かろうじて我慢する。今ここで寝てもだめなような気がする。


「ふーーーすぅーーーふーーー………」


深呼吸だ、まずは深呼吸で落ち着こう。幸いにも、呼吸じゃ喉は痛くならない。


そして思考する。今わかる情報で。


……

………

…………

……………

………………

…………………そうだ。


あの声、すこししか出なかったが少なくとも1つはわかることがある。


声……自分の声は、男のものだった。

とても、()()()


========================================================================================


 また、目が覚める。


 今度はあまり痛くなかった。


 まぶたを開ける。


 光は強く感じなかった。


 眼球を動かす。


 痛く………ない。


 なら、まわりを見渡そう。


 ……………真っ白だった。


「すぅーーーふぅーーー」


 ゆっくりと、深呼吸。


「あ、あ、あ、」


 喉も、痛くない。


 なら、あえていうとしよう。


「ここ………どこ………?」

クトゥルフ神話……情報が多すぎるので、ここでは「冒涜的なお話の総称」とだけ言います。


性同一性障害………体は男(女)、心は女(男)という障害のこと。


同性愛………いわゆるホモとか百合のこと。


「こんな説明でわかるか!」と思った方は時間があるときに調べてみるといいかもしれません。


わかっているようで知らないことは世界に山程ありますからね。


それはそうと、ここまで読んでくださってありがとうございます!

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