表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒涜的な魔王の種は今日も今日とて生き延びる  作者: はじめ おわり
第七章 狂季愁豪理不
322/402

アルパカだけじゃない

新章突入!



某アニメのせいでアルパカのイメージが強いです

「フッフッフ!!!!!アッハッハッハ!!!!!!」



 すごくうるさい。



 だけど神話生物であることに変わりなしだ、燃え上がるクトゥグアは目の前の<キャロラメル>を屠っていく。



「焼きすぎないでよ〜!」

「わかってらああ!!!!!!!」



  <シュガーブロック>という見るからに砂糖なそれで構成されたラクダ。普通に砂糖を溶かした唾を吐いてくる強敵だ。



 本来は砂漠でも活動できるような動物であるからか熱にある程度の耐性を持っているらしく、溶けた砂糖を飛ばして攻撃してきている。



 まあ



「どけどけどけえ!!!!!!!!」



 文字通り熱量が段違いなので問題なく焼き払われているんだけど。



「見たことない魔獣だが、こいつ食えるのか?」

「ああ、そういえば<鑑定石>で色々出るようになったっけえ」



 おもむろに<インベントリ>から<鑑定石>を取り出したマナお姉ちゃん。



 そのままかざしているみたいだけど、何か見える...



 あ、お姉ちゃんが言ってたのって1つ前の<更新>のやつか。確か<鑑定>関連によって情報が得られるようになったんだっけ。



 あんまりにも紙の内容が文字列良いうか記号というか暗号すぎて全く覚えてなかったよ。



「おお〜。これはいい感じだねえ」

「お姉ちゃん、見せて見せて」

「いいよお」」



 ーーーーーーーーーーーー


 キャロラメル 橙


 砂糖でできたラクダ。体内に反応炉を有しており、体内の砂糖を溶かすことによって唾を生成、攻撃してくる。

 なぜキャロルなのかは、親玉を見ることで明らかになるだろう。

 ちなみに塩の融点は約800度、砂糖の融点は約180度。温情だと思って欲しい。


 ーーーーーーーーーーーー



「おおー」



 色々わかるというか、これ普通にスキルと同程度の情報しかないね。



 でも親玉がいるっていう情報は多分ここの<ダンジョンボス>のことを言っているんだし、見ないよりは見たほうがいいものではあるかも。



(オイ)の魔法と同等くらいってこと?」

「あまり意味がわからないが、魔獣の中で<色別階級>が付けられるようになったのは相当わかりやすくなったのだろう」



 なるほどそういうこともあるのか。



 僕は魔法をまともに使わないせいで<色別階級>をあまり覚えていないけど、それだけである程度の強さをはかることができるのか。



 例えば自分たちが倒せる<色別階級>のラインを作っておいて、もしもそれよりも強い魔獣が出てきた場合は逃げるみたいな。



「...少し気になったのですが、<ゴブリン>はいかほどの<色別階級>なのでしょう」

「む、確かに。俺たちが一体どんな風に扱われているのか、興味がある」



 僕のイメージでは強いからね。えっと、確か一番強いのが白金(パム)で...



「...(シー)?」

「いや流石に誇張しすぎだ。あって(ジン)だろう」

「個々は弱いし、(ペウ)くらいじゃない?」



 結構分かれるものなのかな、これ。



 そうなら共通認識のできるランク分けができるのはとても良いことだね。少なくとも認識が揃えば死なない命というのはあるだろうし。



「それじゃあ答え合わせといこお。一応今まで見たことのある魔獣はあ、<魔獣図鑑>っていう<メヌー・リング>にあるっぽいよお」

「そうなのか...あれ、でも私にはないぞ?」

「<鑑定石>を使ったからかもねえ」



 ーーーーーーーーーーーー


 ゴブリン 青


 最弱の人型の魔獣。あまり苦労せずに倒せるだろう。


 ーーーーーーーーーーーー



 いや、それは流石に嘘だろ。



「世間の認識はそうだったのか...?」

「ないない。ゴブリンは1匹見たら1000000はいると思えって言われるくらいだぞ、苦労せずには絶対に嘘すぎる」

「確かに個々は弱いけどお、普通に武器使うしい、徒党を組んである程度強い人を倒してたらあ、その武器を拾って使ってくるかもだしい」

「頭がいいときは罠や毒まで使ってくる<ゴブリン>がこんな低いわけないでしょ。なんか、また<更新>で変わりそうな記述ね」



 これを書いたやつは頭が悪い。何も考えずに、<ゴブリン>ってどんな作品でも弱い立場だし青だろ〜的な思考でこれを付けたに決まってる。



「...いや、ある意味でこのままでいてほしい」

「どうしてよ」

「俺たちにとって、これは人の油断を誘うチャンスでもあるからな」

「あ、そっかあ...」



 そういう見方もあるか。確かに初見殺し的な要素だね。



 もしかすると、遠くない未来の教科書の1ページに、<ゴブリン>は金剛みたいなこと書かれてるかも。誇張表現かもだけど、そう書かれてもおかしくないくらいの強さあるからね。



 少なくとも僕はあの1ヶ月で実感したよ。アンジェリアさんがいなかったら絶対心折れてた。



「ちなみにキーゴイはあ...」



 ーーーーーーーーーーーー


 >キング・ゴブリン< 金


<ゴブリン>とて侮るなかれ。こいつは<ゴブリン>の中の<ゴブリン>。

 徒党を組み、集団を築き、軍団を結成し、果てに国を設立した魔獣。

 そこらへんにいる<ゴブリン>とは比較にならないほどのステータスを持ち、その上大量の<ゴブリン>と同時に戦うことになるだろう。

 少なくとも数人で戦う魔獣ではない。10人は用意して戦うように。


 ーーーーーーーーーーーー



「...なんか、照れるな」

「いや10で済む?」

「もっと必要だし、桁が2つは足りないな」

「ちなみにメェーちゃんを見てみたらあ?」

「やめておいたほうがいいよお姉ちゃん。少なくとも嫌な予感しかしない」

「メェー!」(抗議)

著 ????

監督 030-19

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ