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冒涜的な魔王の種は今日も今日とて生き延びる  作者: はじめ おわり
第五章 狂恋少女常守
237/402

深きものとの戦い④ 交差する息吹

書く時間があまり取れなかったです



明日もまたこれくらいの時間に投稿します

原理としてはところてんをつくるあの箱とよく似たものだろう。



捻り出した柔らかいものが自分の手を包んでいるイメージ...



...いや、もしかしてだけどもっと強くひねりだすことが可能なのだろうか。



最小限の<魔力>で相手の攻撃をどうにかするのなら、恐らく受け止めるのではなく受け流すほうがいいのかもしれない。しかしその受け流しよりも少ない<魔力>で攻撃を何とかできる方法がある。



弾く(パリィ)。一瞬だけの展開で強く<魔力>を放出する。その一瞬だけでみたら沢山放出しているかもだけど、全体的に見たらほぼ出ていないのと同じくらいになるはず。



でも何も工夫しない<魔力撃>ではダメだ。あれは衝撃が周りに分散されているから1回弾き返すのに必要な<魔力>が増えてしまう。



やるなら攻撃にそっt



「■■■」

「っ!」



水中、いや地面から攻撃してきた深きもの。[思考加速]を使用していたから避けることはそこまで難しくはある。



そもそも身体能力がある訳では無い僕が攻撃を避けること自体おかしい。無理やり<魔力撃>で避けているだけなのだ。



攻撃、といってもシンプルな突進を終えた深きものはもう一度潜水...しない。どうやらここからは地上戦をしてくるらしい。



現に、やつは今構えをとっている。こんなにも弱い僕に構えているのは、何度も避けられたことによる学習といったところか。



やはり頭脳は並以上。戦闘知識は僕よりも上だ。



...でも。



「っすううう......」



深呼吸し前を向く。そうすれば、その深く吸ったタイミングを好機と見た深きものが突っ込んでくる。



しかし[思考加速]のおかげでその動きはゆっくりだ。これならば行けるかもしれない。



やってくるのは...左上に手が行ったからそこから攻撃してくるか。



なら。右手から<魔力>を少しずつ出していく事で軽くコーティングし、さらに外に出す1歩手前まで<魔力>を溜めて待機させる。



そして...<魔力>を纏う右手の平で爪を受け止める。



痛みはあるかと思ったけど、うん、ない。ちゃんと<魔力>が間に挟まっているから、実際には数mmで当たっていない。



とりあえず、ここまでクリア。次だ。



薄いというのもあってくいこんでいく爪を弾くように、平で<魔力撃>を行う。



今僕の手は若干爪を包むような形になっている。これでちゃんと爆発の勢いが爪に伝わって...



「■■■■■!!」



ない。爪の一撃をもろに食らう。



「が......」



声すら出ないその痛み。それが僕の全身を駆け巡る。



これではダメだ、ということだった。でも終わったわけじゃない。



  ーーーーーーーーーーーー

[名前] マリア

[性別] 女性 [年齢] 6

[種族] ■■■■■■/■■■■■/■■■■■■■■■/■■■■

[職業] 召喚師サモナー(クトゥルフ神話)

[パーティ] <ギルドズパーティ>

[ギルド] <未来団>

[到達点] Lv81


 HP 0/200(-2300) MP 80/2000


 ーステータスーーーーーー


 筋力 91(-200)

 体力 91(-200)

 敏捷 62(-200)

 知性 300

 精神 8579

 魔力 1804


 ースキルーーーーー


 言語 Lv50

 召喚魔術 LV80 (1)

 応急処置 Lv65

 再生 Lv0 (ON/OFF不可能)(-70)

 耐性 Lv0 (MAX)(ON/OFF不可能)(-100)

 結界術 Lv13

 イゴーロナク Lv■■■■■■

 眷属クタニドLv1(MAX)

 眷属アイホートLv1(MAX)

 心身強化 Lv0(-70)

 例外者 Lv1(MAX)

 魔力錬成 Lv3


(<魔王>の葉[2段階] Lv100 (MAX))


 ーーーーーーーーーーーー



僕はまだ生きている。であるなら無問題。



もう一度試行すればいいだけだ。

おっと?

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