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冒涜的な魔王の種は今日も今日とて生き延びる  作者: はじめ おわり
第五章 狂恋少女常守
233/402

深きものとの戦い① その血の運命

ナンバリング系が続きます

「...!」

「ちっ!」



 突進を体を捻って回避、体が崩れるところを地面に手をつけて跳び元の体制に戻る。



 この地面に手をつける動きは何度もやってきた動きであり、回避などほぼ全ての行動をした後の崩れる体制を治すためには重要なものだ。



 というか片足で回避しなきゃいけない状況になぜなっ



「とっ!」

「...」

「危なっ!爪はどうも伸びるみたいだね。うん、やっぱ僕の知る神話生物とはちょっと違う」



<変異>の影響だろうけど、だとしたら僕はどうやってこの状況を打破すればいいのだろうか。



 と思っていたその矢先、今度はとんでもない速度の噛みつきが僕を襲う。



 回避...は難しいか。



 すぐに右手に<魔力>を溜めそのまま右手を払う。



 すると、高速で突進してきていたおかげで見事に深きものに命中、左に吹っ飛ばされていく。



 そしてもちろん僕も片足だけでは衝撃に耐えることはできないので、大きく吹っ飛ばされ壁に激突する。



「がはっ...」



 ごつごつした壁にぶつかれば、それはそれは痛い。反動がデカすぎるこれは使わないほうがいいだろう。



 ...でもそのおかげでかなり間合いをとれた。今すぐにでもステータスを確認するべきだろう。



 今何かに縋ろうと思ったら、本当にこれしかない。



 ーーーーーーーーーーーー

[名前] マリア

[性別] 女性 [年齢] 6

[種族] ■■■■■■/■■■■■/■■■■■■■■■/■■■■

[職業] 召喚師サモナー(クトゥルフ神話)

[パーティ] <ギルドズパーティ>

[ギルド] <未来団>

[到達点] Lv81


 HP 100/200(-2300) MP 500/2000


 ーステータスーーーーーー


 筋力 91(-200)

 体力 91(-200)

 敏捷 62(-200)

 知性 300

 精神 8241

 魔力 1804


 ースキルーーーーー


 言語 Lv50

 召喚魔術 LV80 (1)

 応急処置 Lv65

 再生 Lv0 (ON/OFF不可能)(-70)

 耐性 Lv0 (MAX)(ON/OFF不可能)(-100)

 結界術 Lv10

 イゴーロナク Lv■■■■■■

 眷属クタニドLv1(MAX)

 眷属アイホートLv1(MAX)

 心身強化 Lv0(-70)

 例外者 Lv1(MAX)


(<魔王>の葉[2段階] Lv100 (MAX))


 ーーーーーーーーーーーー



 さっと呼んで新スキルを獲得していな事と精神がしっかり成長、いや異常成長だけどそれを置いておく。



 問題はMP。やけに減っている。



<魔力撃>はだいぶ慣れてきて、今では過剰にMPを使うよりも少しづつ、簡単に言えば一回につき10くらいで十分だと思っていたのだが...



 まさか、僕調整間違えてた?



 いやあ...でもその証明はできないだ



「っ!?!?!?」



 激痛が右足、いや切断された右脚の断面を襲う。見れば、そこから血を流していた。



 鬱血させることで血を流さないようにしていたけど、どうやら外れかけているらしい。



 これに関しては直せばいいだけだけど...僕にはそれができない。片手でできるほど器用じゃないし、口を使って結んで口内菌が傷口から体内へ侵入してきたらタダじゃ済まない。



 であれば、狙うのは短期決戦だけだけどそんなことができる性能を僕はしていない。



 なんたって弱い。この弱さを克服することはおそらく無理だから、ここからは深きものをどうやって仕留めるかに注力した方がいいだろう。



 深きものは...歩いて、いや潜航したか。もちろんあぶくは出てきていないから、さっきのあぶくは醜悪王のものだったと推測できる。



 でもそれがわかったところで、タイミングは勘しかない。しかも避けられなかったら死ぬ。



 さてさて、一体どうしましょうかね。

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