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冒涜的な魔王の種は今日も今日とて生き延びる  作者: はじめ おわり
第四章 猫又狂獣人叫
155/403

幕間 約束

結構短いです。つまり次は6時間後。



...バイトも始めたし、また00:00投稿に戻すことを検討しておくとします。

「...!?」




「どうかされましたか?」




「ムギが...死んだ」




 バッ




「おっと、どこにいくんですか」




「無論です。ムギを助けに行きます」




「先ほど死んだと言ったのはあなたですが?」




「死体の回収くらいは行いたいのです」




「おそらくですが<勇者>がやりますよ。<勇者>の近くで死んでいるのでしょう?」




「...確かに、そうですが」




「ねえ、バースト。本当の目的を教えてくれないかしら。理由によっては...あなたを殺すことになるの」




「.........」




「言えないような理由、なのですか?」




「...■■■■■■■■■」




「まるで同じ旧神とは思えないような答えですね。なぜそう決断したのです?」




「おそらくマリアでは止められない。行えない。だから私が直々に行うというまでです」




「<勇者>がやるのでは?」




「<勇者>の反応を見ましたか?<勇者>は今かなり遠いところにいるのです。これは一刻を争うことであり、私自身が行いたいことです」




「そう...わかってるとは思うけど、必ず<勇者>は、いえマリアも反対するわよ」




「マリアも?」




「彼女は優しい。それをあなたは十二分に知っているでしょう?少し頭のおかしいところはあれど、人には優しく接することのできる生物ですから、確実にそれは認めない。少し考えればわかると思いますが」




「...確かにそうですね」




「はあ......声は冷静ですが、頭の中は怒りで溢れ、思考が完全n」




「ですが、だとしても私はそれを成し遂げに行きますよ」




「...なぜ?」




「ただの私怨です」




「うーん、さすが外神や旧支配者に最も近い旧神ですね。思考が野蛮です」




「なんとでも言いなさい。私の考えを変えることはできません」




「まあでも....なんとかなりますね。おそらくですが、マリアと<勇者>たちがあなたを止めます」




「死んででも?」




「ええ。ただ我々は彼らを殺してはならない。そうでしょう?」




「...止めにくるのであれば、試合方式で。しかし私は殺戮を行うときの本気で。それでも?」




「それでも」




「面倒な人間ですね...いいですよ。もし止めにきて、私が負けたと言える状況になったのであれば、クタニド、あなたが私を止めなさい」




「ええ、いいですよ」




「ただし、武力介入は禁止。それでいいですね」




「あくまでも私は審判としての役割を果たしてあげましょう。約束ですから、絶対に破りませんよ」




「...あなたは、私の考えにどう思いますか?」




「そうですね...■■■■■■■■■」




「理由は?」




「我々は彼らについて知らなすぎます。地球では何万年という時で見定めてきましたが、今はまだ数ヶ月しか見ていません」




「確かにそうですね」




「なので、どちらとも取れません。どちらか決定するのは...あと数百年は後でしょうね」




「そう......時間が迫りつつあります。そろそろいかせていただきましょうか」




「ええ、いいですよ」




 スッ




「......おそらく、彼らと戦う時に私は暴走状態に陥ってます。どうか止める時は本気で止めてください」




「ネコマタを殺す前に、ですね。わかってますよ」

個人的には"本気"で戦ったときの戦闘能力が最も高いのがバーストだと思っています。

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