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冒涜的な魔王の種は今日も今日とて生き延びる  作者: はじめ おわり
第三章 勇魔大会狂殺
112/402

???

幕間というよりかは、本p



ちなこれも過去の分です。なのでいつもとはちがうタイミングで投稿しているんですね



 ============================================

「...これは......そう、意外と早かったのね」




「意外も何も、お前はそろそろ俺がくると思ってたんじゃねえのか?」




「勘が鋭いのね。ええ、そうよ。もう■■くらいは経つし、そろそろ私のことを看破して殺しにくると思ってた」




「やっぱりな。流石にこれまで■■■奴らの中で一番強いだけある、そうだろう?<伝説の20人>の内の1人、<■■■■■■■>さんよお」




「あら、もう30年は前の話よ。それに、あなたが使っている姑息な手段で■■■■のは<伝説の20人>には私しかいないのだけど」




「だろうなあ。なんせお前はどちらかというと裏方の方にずっといたからな」




「そこまで知ってるくせに、どうして私を狙ってくるのかしら?」




「どおしても何も...()()()、としか答えることは出来ねえなあ」




「あら、熱烈なファンなのかしら。残念だけど、私には夫がいるからナンパはお断りよ」




「ククク、話を逸らすねえ。別に俺はお前をナンパしにきたわけじゃないだが」




「...一応言っとくけど、対策はそれなりに練ってきたの」




「あっそ。ま、この魔法はかなり便利だからお前の対策も通じないだろうけど、なあ!!」







「......ああ?なんで切れねえ?」




「当たり前でしょ。最初っからあなたの目的は私じゃなくて■■、誰からの命令かは知らないけど私がいる限りは■■■■わよ。あなたが来たことがわかった時には既に■■に対して水をかけていたのがその証拠ね」




「ちっ、めんどくせえな...うし、ならこうしようか」




「あら、何をするつもり?」




「簡単さ、取引だよ。もしお前がそこから退いたら、俺はお前を見逃してやる。なんなら追いかけないでおいてやるよ。だが、もしお前がこのままそこに居座るってんなら...」




「残念、ここに居座るに決まってるじゃない。なんで■■を助けないのか、その理由がわからないあなたではないでしょう?」




「じゃあしね」




ブン




「...今度は煙幕か。そいつは少し面倒だな」




ヒュオオオオウ




「<風属性>の魔法...」




「大当たり。念の為使えるようにしてて正解だった...うおっ、おいおい無音の攻撃はなしだろ」




「無音で暗殺するあなたには言われたくないわ、ねっ!!」




「ちっ、ホルダーに■■■■■■を入れてたのか」




「さっきまで■■■■■■に行ってたから」




「ああそうかい!」




キン、カキン、キン




ズバ




「っ!」




「と、ようやく掠ったか」




「!?か、こ、これは...!?」




パリン




「はあ、はあ...まさか剣に猛毒が塗られてるなんt」




「隙は見せない方が身のためだぜ!!」




「見せてなんかないわよ!!」




カキ




「っあ!!」




「っとと、薬師がなんでこんな馬鹿力なんだよ」




「生憎と、これくらいの力がないと<伝説の20人>にはなれないわ」




「おーおーめんどくせ......だがもうめんどくさいのは終わりだ」




「?」




「よく見てみろよ...<■■>はどこにいる?」




「...っ!しまっt」




「もう遅え!!」




ピ、ザク、




「ーーー!!!」




「あ、なんでお前がそこに...ああ、<引き寄せ人形(アポートドール)>かよ。どこまでも保険をかけとくんだな、お前は」




「く....あ...」




「だが残念だったな。もう刃の先端がこいつに刺さってる、こいつの命も時間の問題だ」




「!?!?」




「じゃあな、■■■■。その意味のなかった死n」




「ねえ...いいことを教....えて、あげようか?」




「おうなんだ。俺がお前の<スキル>を奪えば何かがある、とかか?」




「よく...知ってるわね...」




「あったりまえだ!お前のせいで俺は外套を着てなきゃ外にも出られねえ姿になったんだからな!!」




「...そう、ね.......でも...いいこと、は、もっと違うもの...かはっ」




「おう、じゃあ教えろ。教えている間だけは生かしておいてやるよ。特製の猛毒はとんでもなく苦しいはずだからな」




「...私は......既に...」




「あ?よく聞こえねえなあ。もっと聴こえるように喋りやがれ」




「だから......既に.......勝って...」




「もっとはっきりと言わねえか!!ええ!!」




「私は既に勝っているのよ!!なぜなら私の勝利条件は()()()()()()()d」




ズバシャ




「んだよ、何かと思ったら戯言かよ。お前が勝つとか、あり得ねえのは誰だってわかるだろうが」




「...」




「まあいい。今度は逃げられないように念入りに...」




ポウ




「よーし、これであいつももう生き返ることはねえ。あとは...」




「......」




「こいつを殺すだけ」




...カキ




「あ?なんで刃が通らねえ?」




キンキン、カキン




「ちっ、<結界>か面倒なものがあるな」




「......」




「だが俺の手にかかれば...」




...




...




「...割れねえ。これでも■■■■■■■■なんだが。ちっとは凹むぞ、俺だって」




「......れ」




「...なんだ?やけに寒い。いや、<氷属性>の魔法は使ってないが...」




「か...れ」




「...!っと、<引き寄せ人形>か。なんで足元n」




ピョン




「帰れ」




「うぉう!?なんだこいつ!ただの<引き寄せ人形>じゃねえ!!」




「帰れ」




「くそっ、こっち来んな!<■■>が殺せねえじゃねえか!」




「帰れ」




「ああもうしつけえ!!」




ぐしゃ




「がっ...あ、脚が...」




「帰れ」




ぐしゃ




「腕が、ああああ!」




「帰れ」




「クソッ!もう作戦実行は困難だ!なんでただの<引き寄せ人形>がこんなに強いんだよ!」




「帰れ」




「ああもう!!わかったよ!帰るよ!」




ビュン




ダン、ダン




「...後で覚えとけよ、あいつら...あんな強いことをなぜ俺に言わなかった...」




ダン、ダン




「だが、クク。魂は殺せないだろうが肉体はもう使い物にならねえし、魂だけで生き返らせることのできる人物は絶対にあいつらに力を貸さねえ」




ダン、ダン、ダン




「完全とは言わねえが...任務完了だ」

============================================



人物、ねえ

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