(わかるとは言っていない)クトゥルフ神話
書いてみました。続きは書き足して行きます。
順序は出てきた順です。そのため大きなネタバレを含んでいます。
本編未読の方は読まないようお願いします。本編の開始はep4からになります。
-クトゥルフ神話と神話生物-
クトゥルフ神話はとある作家が作り出した空想上の神話である。また、その中に登場する、人間の常識を逸した存在を神話生物という。
地球に住み着いているわけではなく、ほとんどが未確認生物と同義の存在。そして、人間よりも圧倒的に強い。
さすがコズミックホラーといったところか。神話生物は宇宙関連の奴らがほとんどで、大体キモい。
また名前が表記揺れしやすい。というのも、クトゥルフ神話の神格の名前は人間には発音できないとされており、正しい言い方で名を呼ぶことができないから。
まあ本来は何があっても存在するはずのないものだが、この小説世界およびクトゥルフ神話の物語では実在するということで話が進む。
ちなみに、クトゥルフ神話は世界観を共有している。知っている人は知っているだろうけど、だからといって他のクトゥルフ神話の物語と同一の設定があるとは限らない。注意されたし。
特に、自己解釈の押し付けはやめてね。他のクトゥルフ神話関連の作品にこの小説の設定を持ってくるのも御法度だ。
-グール-
食屍鬼、あるいは食人鬼とも。
ほとんど人間と変わらない姿をもつやつから明らかにやばい感じの姿のやつまで、幅広くいる。が大体人間は食う。
こいつらは大体昔からいる、あるいは人工あるいは神が作って生まれてきている。ゆえにこいつがいると裏があったりなかったり。
...いうこともないなあ、こいつ。あとなんかあるとしたら、身体能力はまあまあ強いといったところか。
-ショゴス-
古のものという神話生物が作り出した奉仕種族。古のものについてはまた今度。
某ゲームの○ュウみたいな存在で、地球上のすべてのDNAを持っている。しかもただ殴っただけでは死なず、しかもとんでもない再生力で復活してくる。
「いやつんよ」となるかもだが、作中でも言われている通り神話生物の中では下から数えた方が早かったりする。人間がこいつを殺すのが困難なだけで神話生物は殺せるからである。
なおこいつの弱い点は知能を持っていないことと火力が低いこと。火力は人間から見たら十分ではあるが知能は基本的にない。
まあ、あったからこそ製作者である古のものに叛逆したんですけどね。知能を持ったことでショゴスロードという上位種族になり、数の力で古のものは滅んだ。というのは有名な話である。
-魔術-
あるいは魔法。この物語では異世界の魔法と区別するために魔術と表記する。
クトゥルフ神話にも魔術は登場する。というかこれを使う魔術師がなんやかんやして神話生物を召喚して最悪なことが起こることがほとんど。
もちろん神話生物の一部も魔法を使える。というか神格レベルの存在はまず覚えてる。
なお神話における魔術は狂気の沙汰とも言えるものなので、覚えると大体狂う。注意しよう。
そうそう、この世界の魔術は大体独自のものなので注意。
-イスの偉大なる種族-
人間よりも科学を発展させた種族の一つ。その科学力によって肉体の超越と時間の超越を可能にした。
が、なんと母星が破滅したことによりまるで有○人のように魂だけの存在となった。現在はその状態を生かしてさまざまな種族の情報をかき集めたりしている。らしい。
無論その科学力のおかげで戦闘能力もそこそこある。というか時間を越えることができるのでまず殺せない。
...え?ティンダロスの猟犬は仕事していないのかって?いやあほんとは仕事したいはずなんだけど何故か探知できないように時間を超えているんだよね。一体どうやってるんだろうね、人間は未来を見ただけで探知されちゃうのに。
-外なる神-
クトゥルフ神話生物の中でも人間に対する扱いがかなりバラバラな奴ら。大体でかい。
ほとんどは召喚しないと会えないがだからこそレアというもの。人間の魔術師で外なる神に惹かれるものはかなり多い。
なお召喚した場合人類滅亡シナリオが開始される。もちろん兵器なんかじゃ傷つきもしない(諸説あり)ので止められない。終わってる。
こいつらのボスはアザトースというとんでもない神。どれくらいとんでもないかというと、呼ばれただけで地球が吹っ飛ぶ。
-シュブ=ニグラス-
またの名を黒山羊。彼女の配下は黒い子山羊。
外なる神の1柱、しかもかのアザトース(から生まれた黒い何か)から生まれているやばいやつ。力も超上級。
作品によって異なるが、基本的に人間に対しては(外なる神の中では)優しめ。せいぜいが召喚者自体を喰らうくらい。
まあお腹空いてるもんね。仕方ないね。
作中でもあるとおり大喰らい、というか呼ばれたら食事の時間だと思っている節がある。だから放っておくと地球が滅びるくらい食い続ける。
これでも優しめなんですよ。ニャルは例外としてこれと並んで優しいのと言ったらハスターくらいなもの。
あ、実はシュブ=ニグラスはハスターと、あるいはヨグ=ソトースと、あるいは両方と結婚しているらしい。まあどっちの神格もわからないとは思うけど、覚えといて損はないだろう。
-ニャルラトホテプ-
全ての元凶。とりあえず何かが起こったらこいつのことを考える。そんな脳にTRPG勢はなります。
あと名前がすごく揺れやすいナイルとかナルとか、アトとかアットとかラットとか、ホテップとかテプとか。でも全部正しい。
何故か。それは奴が多重人格であり、しかもその人格一つ一つが同時に存在し得るから。マジで意味わからん。
ナイルラトホテプAとナルラットテプBが一緒、みたいな感じ。見た目別人だろうけどね。
もちろん思考は別々記憶も別々で実質別人だから、人格同士で互いに争ったりもする。でも共通して人間のことをからかって遊ぶ。
具体的には、夢の世界に連れてったり神格からの伝言を伝えてきたり自分から本性を表したり。こいつが絡むと大体碌なことにならない。
でもそれってシナリオ製作者が使いやすいから使いまくった結果ゲフンゲフン。
あ、そうそう。こいつ自体はアザトースの使者であり、しかもアザトース(から生ry)から生まれている。つまり全部高水準であり、それもたちを悪くさせている。
-バースト-
古代エジプトによく出てくる神格、バステトのこと。ま、エジプト由来の神全員旧支配者なんですけどね。なんでよりによってこいつだけ旧神なんですかね。
で、まあ普通に荒御魂。生贄には赤ちゃん要求してくるし猫ネットワークでめっちゃ監視してくるしでもう大変。
まあ確かに信仰していれば安心安全だけどね。ほら、招き猫みたいに猫って福なる存在だから、やっぱいいことはあるのよ。疫病から守ってくれるし、猫ちゃんよってくるし。
やっぱ旧神。人間に優しいことはするのです。まあ猫に手を出したら殺すけど。
ちな個人的に戦闘能力だけはトップクラスだと思ってます。
-旧神-
旧支配者とついになる存在。人間に優しい(当社比)。
ちょっと前(当社比)に旧支配者との戦争で敗れてドリームワールドという世界に閉じ込められたり閉じ込められていなかったり。
会えたらラッキー。いいこと(大体狂気に陥る)を教えて(強制)くれたり、つよつよアイテム(狂気にry)をくれたり。
まあ少なくとも悪いことはない。多分。
ちなみに科学力もすごかったりすごくなかったりしたらしい。一説によれば旧き印と呼ばれるアイテムも彼らの技術の結晶だとか。もちろん魔法の能力もすごいけどね。
-ドリームワールド-
文字通り、夢の世界のこと。人間が夢を見た時、クトゥルフ神話ではこの世界と繋がったことを意味する。
ではどんな場所か。端的に言うと物騒な世界である。
ん?なんでとてもほんわかとした名前なのに物騒なのか、だって?
当たり前だろう。ドリームワールドにて生きる生物のほとんどは神話生物であり、しかもその4割程は全員神格級の強さを持つ。というかだいたいの旧神はここに閉じ込められているため、ある意味で人間が旧神に接触するための最も身近な方法とも言えるかもしれないけどね。
-化身-
当たり前だが、一般人が神話生物を見てしまうと死に至るほどの恐怖に襲われることになる。どこまでいっても神話生物は化け物だからね。
でもたまにある程度の意思を持って人間に接する且つ人間に危害を加えたくない時というのがある。本当にたまにだけど、まあ旧神とかがわかりやすいか。
でまあそういう時に人間の前に現れる時に使用する姿が化身と言われる姿である。
わかりやすい例は二つ。
まずはニャルラトホテプ。あいつらは結局不定形と言って差し支えないものの、一応個々の人格によってその化身が変わる。本来は混沌を具現化したような姿であり、その姿をわざわざ見せることで人間を弄んだりするけど。さすがニャル汚い。
そしてもう一つは黄衣の王。まだ出てはいないものの名前だけ出ているハスターという神の化身、なのだがなんか別物扱いされることがある。なんでって、こいつ人前に現れる時だいたい黄衣の王なんよね。しかもなんか黄衣の王ニャル説みたいなのもあるし。さすがニャル汚い。
-ミ=ゴ-
ニャルの次に位置する、なんか起きたらだいたいこいつが関わっている可能性がある枠。なおミ=ゴは種族名。
見た目は虫と言えるような甲殻類と言えるような、でもどちらかというと菌糸類である。つまりキノコなのだが、実はカメラには映らない。機械はいるとすら思わない。
大きな鎌を一対持っているからなんか怖いと思うかもだけど、実際は意外と味方になる可能性が高い方の方々。地球に来ている理由ってレアな物質の採集だったり実験だったりだからね。大人しくしていれば降ろされはしないだろう。
また彼らを語る上で欠かせないのは、その見た目とは裏腹にものすごく高い外科医術と科学技術。特に医術の方はほとんどの神話生物を超えるほどのものであり、だからこそ脳缶というものを発明していたりする。
え?脳缶ってなに、ですって?
簡単に言えば、培養液の中に脳みそのやつ。ただ厳密にいうと違って、(作品によって異なるものの)その脳缶は頭に被せるだけで、傷一つなく脳を取り出せるという、あまりにもやばすぎるもの。
もちろん肉体はほぼ死んでいると言っていいですし、中に入った脳みそは五感を全て潰された状態で永久的に生きることになる。やばい。
ちなみにこいつらは、「人間はまだ声を使ってコミュニケーションしているのか。さすが下等生物だな」と思ってる。そんでもってこいつらは羽を震わせることで超音波を発生させて会話している。人間と会話する時はその超音波を声のように聴かせて話すとかなんとか。
-シュド=メルおよびクトーニアン-
でかい芋虫あるいはみみずというのは全く正しくないものの、全身が筋肉であるということは正しいと言える。
クトーニアンは地中に潜んでいる神話生物だ。掘り進める、いや、口と思われる触手が大量についている部位から酸液を排出、それによって岩盤すら溶かし地中を進む。もちろん地球の中心はマグマであるため熱に対する耐性はものすごい。
が、その代わり水に対する耐性を持たない。どれくらい持たないかというと、なにもない状態での水中の平均的行動可能時間が人間よりもないくらい。それくらい水に弱いため海底の下を通る時は念入りにチェックしながら通るそうな。
もちろんだが大きい。耐久力もバッチリだから人間は逃げるしかない...まあ怒らなければ人間を襲うことないけど、と言ってしまうと嘘になり、実はこいつらは旧支配者に並べられる存在のため人間には敵対関係にあるのである。ちなみにクトーニアンも種族名。
で、そのクトーニアンの中でも一際大きくリーダー的存在となるのが、シュド=メル。旧支配者の1柱。
多分クトーニアンの上位互換であり、ただ地表近くの地下で動くだけでとんでもない規模の地震が発生するほど。クトーニアンでも何体か集まれば地震は起こせるものの、それでもこいつには及ばない。
...しっかしシンプルな神様だ。これ以外に話すことといえば、卵の話しかない。
あ、ところでこいつらはれっきとした生物なので(まるで他の神話生物が生物じゃないみたいな言い方だがそれはともかく)繁殖を行って卵を産む。もちろん増えまくったら地球は穴だらけ、なのだが...
こいつらの繁殖期、めっちゃ周期が長い。一説によれば100年単位だとか。しかも1回に生まれる卵は数えるほどという、生存競争に勝てる力はあるものの子孫を残す力を弱くしてしまった生物。
なので、卵を取られたり中の雛を殺したりするとめっちゃ怒る。種族総出で殺しにくる。注意しようね!
-銀色の鍵-
今作では<門の創造>の開閉に使用するものである。
え?<門の創造>について教えて欲しい?
それについてはまた今度。
-クトゥルフ神話と神話生物Part2-
ここまでの情報を見た人は気づいたと思うが、こいつらは基本封印されていなければならないほど強大な存在である。
そんなヤツらを自由にしているマリアが如何に異常なのかはわかるとは思うが、実は彼らは既に弱体化した状態なのだ。
いわゆる[呼び出されたもの]などのスキルによって弱くなっているのだがその弱体化を一時的に無効化するすべがある。
それが<魔力解放>という訳だ。
-発狂-
とらぷぐだけ?いいえ違います。
人はありえない状況になった時、ありえないことをしたりされたりします。それを発狂と言います。
発狂は誰だって起こりえます。理解を拒み意識を断ったり、理解が故に笑うしかなかったり、もはや何も考えられなかったり。これら以外にもたくさんの反応があります。
ですが残念なことに発狂は人間、というかある程度知能の高く意識というものが存在する生命体のみしか起こりえません。たとえ元人間だったとしても生命体でなければ発狂は起こりえないのです。
-クタニド-
マイナーって言うと怒られる、そんな旧神。
人間に味方する旧神の中でもかなり優しい方であり、その理由は決まって第3の目である、慈愛に満ちた黄金の瞳であることがほとんど。
だけど、だ。なんとこの神様の姿は海産物、即ちタコの見た目である。
そりゃそうだよね。かの有名な大いなるクトゥルフの従兄弟とされたいるのだから。
...女性である理由?本編でも言っているけど、慈愛とは即ち女性の象徴であるから。
あと個人的に女性の姿の方が馴染みがあったから。
-イゴーロナク-
姿だけで見るなら真っ白な巨人であり、また頭と呼ばれる機関が存在せず、何より手に口がついているのが特徴的な旧支配者の1柱。
巨人であるのもあって身体能力はかなりのものであり、人間が肉体のみで起こしえないことも平然と行えるようになってしまう。
しかし、これはあくまでもイゴーロナクという存在についてのお話。本当のこいつの異常性は、信者を自分の化身として扱うこと。
そのため人間状態のイゴーロナクは平然と世界に溶け込む。カルト教団の司祭などであるのは仕方ないものの、味方だと思っていた奴が実は神話生物でしたオチではニャル様と並んでやりやすいと思う。
自分の身の回りにいる可能性がある、というだけでゾクゾクしてきます...するよね?
本、すなわち<グラーキの黙示録>というものにはイゴーロナクについて記されているとされている。そのためこの本を読めばこいつの弱点がわかったりするかもだが、実際のところ読んだらほぼ確実にイゴーロナクの眷属あるいは化身となる。気をつけよう!
-ティンダロスの猟犬-
犬だと思った?残念、狩人です。
秋田犬?シベリアンハスキー?残念、人型です。
ティンダロスの猟犬は今私たちがいる「曲がった時間」の世界とは別、いわゆる並行世界である「とがった時間」の世界の住人。ティンダロスというのはその世界に存在する街であり、すなわちティンダロスの猟犬というのはその街から来る猟犬のような存在であるということがわかるだろう。
奴らは犬と言われるだけはあり、追跡能力が高い。もしも接触してしまったら、殺すまで追いかけてくる。
とは言っても接触するには時間を飛び越える必要があるためほぼほぼ出会うことはないはずだけどね。
-輝くトラペゾヘドロン-
この作品だとあまり出てこないかもしれないけど、一応紹介。
あのニャル様を呼び出す時に使う重要アイテムで、それ以外にも色々見れたりする優れものだ。要は魔法のランプである。
...難点があるとすれば、必要になるコストが馬鹿でかいことと、確率で上記の狩人のターゲットにされることだろうか。
-アイホート-
今回は蜘蛛である。似てるしね。でもそうなるとどっかの誰かさんは...?
まあそれは置いといて、アイホートは地球のとある地下迷宮に住まう神話生物である。一応旧支配者。
少なくとも日本ではないからまず会うことはないのだけど、もしあった時にはこう問うてくる。
「今ここで踏み潰されて死ぬか、我の卵を植え付けれれるか」
ちなみにどっちにしろ死ぬ。何なら後者は死ぬまで操り人形コースである。理不尽。
まあそうは言っても駆除の方法くらいは用意してあるだろう。神話生物ではあるものの、卵の状態ならほぼ虫と変わらない。意外と殺虫剤で死ぬかもね。
ちなみに死に方は卵が孵化してそのまま母体を食う感じ。孵化した時にそのまま死んでいることがほとんどだから、痛みなどはまずないけど。
というわけで、<門>の出口でもっとも嫌な場所のうち5本の指には入らないアイホートでした。
-クトゥグア-
焔の化身、生きた炎。そう言い表すことしかできない。実際の姿は太陽みたいな球体の炎だしね。
今回は人間で出てきた...わけではなく、最初から<魔力解放>されているだけであり、本来はランタンの形状をしている。
もっともこのランタンも大概だが。このランタンが発する光は物体を貫通して一定距離まで光で照らしてくれるのだ。
じゃあ本来の姿の炎って...うーん、怖いものです。
普通ならいつもは炎の吸血鬼という眷属を連れてくるのだが、今はまだきていないらしい。後々登場はさせる予定である。
そんな面倒くさい外なる神であるが、やはり有名な話といえば、対ナイルラトホテプ。
そう、こいつらはあのナル様が恐怖している存在あるいは復讐対象だったりするのだ。
なぜか。それはとある場所にあったニャルの棲家を大火事にして消失させたからである。
曰くまだローンが残っていたらしい。ざまあ。
-旧神2-
当たり前のように扱っている、結界を身に纏う<魔術>。これの正体はまあ後々出てくるのでいいとして。
実は、まあこの時点でわかる人はいるかもだけど旧神が扱う<魔術>は少ない方である。バーストはとある理由により多いのだけど、その他旧神、例えばクタニドなどはほとんど<魔術>をこの世界で行使することが出来ない。まるでしているように振舞っているけどね。
その理由は...まあ根幹をになっている彼女が出てきてからにしましょうか。
-借体-
ここまで読んだ人はわかると思うけど、<神話生物>は全員もれなく人間の上位種である。
それが身体的にしろ知能的にしろ、化け物。そんなヤツらが本来の状態で来るとか本当にありえない。
だからイスの偉大なる種族は万が一に備えて弱体化プログラムを組んでいたわけだけど、そのうちのひとつが借体である。
例えば人形例えばランタン...神話生物によって様々だが、少なくともどの神話生物なのかは分かるようになっている。
-<インベントリ>-
こっから本題。彼女らの借体は<インベントリ>に収納される。そのため<<インベントリ>使用不可区域>やその他<インベントリ>に関する<制限>の影響を受ける。
特に作中にもあった<<インベントリ>使用不可区域>はやばく、神話生物が表に出てくるのを完全に防ぐことが出来る。すなわち奴らの弱点であるのだ。
-交雑種-
時折、神話生物というのは頭のおかしいことを考える。
その最たる例というのが交雑種。これは人間の体に神話生物のDNAを埋め込んだものだ。
もちろん交雑種はそれ以外でも作れ、アイホートに卵ないしは雛を植え付けられた人間もまた交雑種と言える。
つまり交雑種は神話生物に何かされてしまった人間である。そしてその最たる例ことがインスマス顔、真の名を深きものとの交雑種というわけだ。
-深きものとの交雑種-
ではこいつはどうなのかというと、こいつは何かを植え付けられてはいない。
なんなら2種類いる。先天性のものと後天性のものだ。
先天性の場合、孕った親がクトゥルフの夢の波長と合ったりする、つまり干渉を受けたりすると成長するにつれ不細工になっていく。
後天性は普通にクトゥルフに干渉されてなる。どっかの有名な奴だとこれによって村単位の人間がインスマス顔になったとも。
この作品のインスマス顔は後天性で、しかもDNAを植え付けられたタイプ。見た感じ水が近くにないのにべちゃべちゃしてたのはそのせい。
人間だった時よりも頭が悪くなって、しかも遅くなるというただのデバフにも見える状態だが、力は人間と比べられるものじゃないしやろうと思えば人間よりも速い速度で追いかけ回すことも可能。
腐っても神話生物、ということだ。
-深きもの-
端的にいうと大いなるクトゥルフの操る兵士。もちろん旧支配者側。
単騎で人間を大量虐殺できるほどの強靭な肉体をもち、また知能も高い。
欠点として陸上に出ることが難しいのだが、正直やろうと思えば克服できる。
この時点ではまだ出てこないがダゴンとハイドラという上位個体も存在し、神話の中でもかなりの頻度で出てくることになる生物。覚えておいて損はないだろう。
-旧支配者-
大概旧神と対になるよう描かれる神話生物の体系。つまり人間と敵対する。
といっても自分から殺しに行く奴らは少なく、大抵の場合羽虫くらいにしか思っていないし感じていない。
その名の通り大昔に地球を支配していた種族で、一説によると旧神との戦いで封印したり封印されたりした結果、長(諸説あり)である大いなるクトゥルフが眠りについたことで地球の生物は支配から解放されたとか。
まあ各々封印されているとはいえ封印の裏から人間の脆弱な精神に干渉したり生き残っている狂信者を利用して勢力を拡大しようとしているのだが。
無論会ったら即逃げ。いや、もう会った時点で遅い。
-夜鬼-
ナイトゴーント。
コウモリのような羽で空を飛ぶやつ。不気味な見た目に反して旧神の、それも主神であるノーデンスの僕。
とてもじゃないが初見で旧神側とは到底思えない神話生物である。最も殺したところでノーデンスはなんとも思わないけど。
空を飛ぶだけあって強いし使える。戦闘はさることながら探索や運搬、移動まで全部できる。
生物らしく繁殖もできるようで、巣には大量の卵があるとかなんとか。
-狩り立てる恐怖-
とらぷぐでもまあまあな頻度で出てくる外神側のやつ。某有名なシナリオにも登場してますから、意外と知っている方も多いかも。
フィジカル抜群、知能抜群、実は魔術も使えるとお得な3点セット。神格には無条件で出会いたくはないが、こいつにも出会いたくはない。だがもしもなんらかの奇跡が起こってこいつを従えさせることができたのなら、それは非常に頼もしい存在となるだろう。
余談だが、こいつはあのニャル様の僕だとか。強いのも納得である。
-ティンダロスの猟犬2-
今作はティンダロスについての設定が特に自己解釈モリモリ。なのでわんこもいます。
いわゆる尖兵であり、一番接敵するやつだしほんと来ないでほしい。匂いが酷いからではないしそもそも接敵時点で死が確定するのはやばい。
時を渡っているやつを見つけると、彼らはマーカーをつける。これを追うことで逃すことがないわけだ。
もちろんいけない場所にいるのなら追うことはできない。尖った世界の住民とはいえ曲がった世界の物理法則は無視できないからだ。
ちなみに上位種があの狩人っていうわけ。
~ヌトス=クァンブル~
旧神。その中でも科学力に秀でたやべーやつ。ちなみに魔法が苦手とは言っていない。
簡易的な説明でも記したとおり、こいつはあろうことか<旧き印>というとんでもない図形を作り出した。
この図形は旧支配者を封印するためのものだとおもに言われており、とどのつまりこの図形は旧支配者にとって弱点ともいうべきものとなる。
研究者の気質に近いものがあるけど、人間からしてみればただのマッドサイエンティスト。自分たちがより生きるために人間などの他生物にたくさんの実験を行い、それを記録する。そのため旧神の中でも中立よりの存在でもある。
得意なのは工学で、基本的に旧神が使うものは全てコイツの制作物である。旧神の体を形成しているナノマシンもその1つ。そこに至るまでの犠牲は...まあ、人間を実験台にすれば良いので実質0だね。
そんな神話生物の中でも性格がイカれてそうな存在だけど、幸いなことに接近戦は苦手とされる...はずもなく、二丁拳銃による超近接戦は大の得意とはヌトス談。
~旧神の科学技術~
神話生物は本来、魔術や化学などの技術に頼らなくても問題ない生物である。
しかしなぜ使うのか、それは皆が皆暇つぶしのためになんかを習得するためである。
の、だけども旧神は違う。旧支配者という強大な軍勢と対抗するために様々な技術を身につけた。
魔術はメインではないもののかなりの数習得した。ただこれは地球用に作ったものであり、この世界で使用するのならその都度チューニングしなくてはならない。なんでかは本編の通り。
そしてメインの技術として深く研究されたのが科学。厳密には魔術に近いものであって人間からすると科学に近いだけなのだけど、つまりはそういうこと。
~イスの偉大なる種族2~
今作では、奴らの仕事は世界の運営となっている。まるでゲームみたいだが、奴らは必死になって運営を行なっているみたいだ。
怒るとめっちゃ怖い「クライアント」がいるらしいですが...?
~イブ=ツトゥル~
夜鬼は巣を作り繁殖すると言ったわけだけど、もちろん巣は世界中にある。
そんな巣の中で最も大きいと言えるのはこのイブ=ツトゥル、夜鬼の母とされるもの。
一応外なる神とされているものの、ある学者は旧支配者だという。
もちろん言わずもがな、夜鬼の項で説明した通り夜鬼は旧神の内1柱の僕。実は旧神とも繋がりがあるのかもしれない。
ただあってもおかしくない理由があり、それがイブ=ツトゥルが世界の監視者であるということ。世界を見張っているのもそうだし、旧神と同じくドリームランドに居を構えている。関わりがあっても不思議じゃないでしょう?
イブ=ツトゥル自身には戦闘能力があまりない(神話基準)。しかし自衛なんてものはしなくてもよく、例え近くで神話生物が暴れていたとしても夜鬼による人海戦術で全て事足りてしまう。もちろんだけど数百、数千規模の損害があったところで響きはしない。また産めば良いのだから。
~ヴルトゥーム~
火星に潜む旧支配者。植物関連はだいたいこいつ。あるいはニャ(ry
洞窟に引きこもっており、信仰してもあんまり助けてはくれない。なんなら地球滅ぼすまである。
特筆すべきなのは、やはり幻覚。一応進化に関することもするけど、今作ではあまりしない。
幻覚はもうそれはそれは強いもので、別次元に行っているのではないかというほどリアル。そんでその幻覚に囚われれば、たちまちヴルトゥームはそいつを操ってしまう。会うことはできないけど、頭の片隅に常に置いておかなければ時折初見殺しされる。そんなヤバいやつ。だって幻覚が現実じゃないって気づけないんだもん。
夢と違う点は、1発で認識できない、ということ。夢は夢だとすぐにわかるんだけど、幻覚は幻だからすぐにそうだと気づけない。そして一度幻覚に遭ってしまえば、のちの現実は幻覚の可能性を秘める...本当にタチが悪い。