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失敗の成功  作者: 062
6/21

5話

1時間後

すごく余裕がありそう。お股の間がじわって暖かくなり、一瞬濡れた感じがして、すぐにおむつがそれを吸収してくれてる感じ。


2時間後

まだ大丈夫ね。少し吸収するスピードが落ちたかな?


3時間後

ギリいけそう。お尻の方に吸収力が残っていて、そっちに流れていってる感じ。


『うい〜』

クラスで1番仲のいいカンナからのラインだ。じつは昨日の夜もカンナとラインはしていた。私は結構スタンプ1つでトークを返してしまう方だ。今回も

「どうした?(と言うスタンプ)」

『下の妹 マジサイテー』

「どうした?(以下略)」

『カンナのふとんでおねしょしやがった!』

カンナは3人姉妹で確か下の妹は小学生だったと思う。

「おねしょなら、ゆいも今朝しましたが、何か?」

『www』

『ゆいも布団干してんの?』

連続して返信がきた。

「おむつしてたからヘーキ☆」

『www準備万端かよw』

『あ、現国の試験範囲どこまでだっけ?』

この様子だと、ネタだと受け取ったらしい。まあ、無理もないと思う。

「124pまでだよ。ちな、119pと120pは範囲外だk」

から注意な、と打ち込もうとした時、足の内側からついに漏れ出した。少し動揺した私は中途半端な文を送信してしまっていた。

『りょ』

『ありがとう(と見えるスタンプ)』

とスマホには表示されていたが、濡れた床や椅子を掃除する私には見えていなかった。

結果発表〜!4時間13分で漏れ出る。




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