16/21
その後(5)
「こっちを使いましょう」
普段使っているところではなく、車イスのマークの付いたトイレに入った。さつき先生は鍵を閉めてから、私のスカートを上げてオムツのサイドのギャザーを破った。
「ここを破ると交換も早いの」
「知ってます」とも言えない私にヒヤっとした感覚。おしりふきだった。
「膀胱炎なんだから、綺麗にしておかないとね」
おそらく物心ついてから初めての経験に戸惑いを隠せない。
「終わり。じゃ、これをつけてね」
新しいパッケージを破って1つを私に渡す。それを履いているのを見ながら先生が言った
「本当は陰毛も剃ってしまうと完璧なんだけどね」
「え」
「冗談よ。本当だけど。そこまではしなくて大丈夫よ。これで交換は大丈夫ね。家でもやらないといけないだろうし」
「はい」
「うん、じゃ水分補給に飲み物でも買おうか」
家に着いてビックリした。ママがパートを切り上げて家にいるのはわかる。さつき先生も連絡したと言っていたし。でも、担任と校長先生までいるのはどういう事だろう。




