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あの世への招待状

作者: リボン

これはある県であったお話です。あるお墓には真夜中に首のない女の霊が現れる。そんな噂があった。それを確かめに男女6人がお墓に確かめに行った。

だが、そこには何も現れなかった。

「おかしいね。やっぱり噂だしね。信じたのが悪かったよ。」 そう葵が言った。次の朝――。

アカリが赤い封筒を持っていた。

「どうしたの?」そう聞くとアカリはこう答えた。

「あのね、今日の朝うちの郵便受けにこの封筒が入ってたの!」そう言った。封筒を開けてみると

―――――――――――あの世への招待状

あなたは99人目に選ばれたとってもいいお方です。あの世でお待ちしております。

―――――――――――そうかかれていた。アカリは

「誰がこんなことしなの昨日のことなんてこんなことしても全然怖くないんだから」そう言った。学校が終わり家にかえって母と夕御飯を食べていたときだった。

プルプルプル―

電話が鳴った。

「はい。もしもし松岡ですが」電話にでると担任の坂下先生からだった。

「松岡さん、先生です。落ち着いて聞いて下さい。アカリちゃんが行方不明になってしまったんですよ。今、先生達や警察で一生懸命探しています。松岡さんは心配をしないで、安心して明日も学校に来てください。」そう先生は言った。先生に言われた通りに私はなるべくアカリの事を考えずに朝を迎えた。心配しなかったせいか朝御飯もいつもどおりのどを通った。

「行ってきま〜す!」

そう言って家を出た。学校に着くと沙梨がまた赤い封筒を持っていた。沙梨は

「おはよー松岡さん、これ見て今度は私の家にこの封筒が入ってたの。」そう言って沙梨は封筒を開けて私に手紙を見せた。手紙には

―――――――――――

あの世への招待状

あなたは100人目に選ばれたとっても良いお方です。あの世でお待ちしております。

―――――――――――

こう書かれていた。まず私はあの日お墓に行ったメンバーを集めた。(アカリがいない五人で)そうしてこう言った。

「皆、昨日アカリが行方不明になったことは皆知っていると思います。そのアカリのことがあったからにも関わらず、沙梨の家のポストに赤い封筒を入れた人がこの五人の中にいます。入れた人が一番分かってると思いますがもうこれ以上封筒を誰かの家のポストに入れるのはやめてください。」そう言うとどうじにチャイムが鳴った。そのあとはいつもどおり授業に集中出来た。昼休みが終わるまでは…昼休みが終わって席に着くと先生がいつもとは違う表情で口を開いた。

「昨日アカリちゃんが行方不明になったことは皆さん知っていると思います。そのアカリちゃんが学校の裏の山で見つかりました。でももうアカリちゃんは天国に行ってしまいました。アカリちゃんがこの教室で勉強する事、皆とお話する事はもう二度と出来ません。」

先生はそう言うと大粒の涙を流した。先生だけでなく教室の皆も後につられて泣き出した。そしてアカリの机の上には花が置かれた。

家に変えるとアカリのことを思い出させるように電話が鳴った。

「もしもし、松岡ですが。」そう言った。電話の相手は先生だった。そんなことあるはずないそう思ったけどやっぱり沙梨が行方不明になっていた。私はまだ気付いていなかった。アカリと沙梨に共通点があったことを…。

次の日学校に行くと昨日と同じように沙梨が学校裏の山で見つかった。もう沙梨も帰らぬ人となっていた。

その日は委員会と部活で帰りが遅くなってしまった。家の近くまで来ると首のない女が家のポストを開けて赤い封筒を入れているところでした。

ウソッ――その時気付きました。次は私のばんだ。あーあの日お墓に行ってなければなぁそう思ったところで私も帰らぬ人となっていたのです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 誤字に加えて何だか日記を読んでる感じで、素っ気無さが目立ち折角のホラーとゆうジャンルがいまいち際立ちに欠けている気がしました。もっと身に迫る様な切迫感や恐怖心の煽りが欲しかったです。そして既…
[一言] 初めまして、読ませていただきました。 リボンさんは、小学生かな? リボンさん自身が「怖い」と感じたお話が、素直に表現されていますね。 携帯で長い文章を書くと、改行や句読点の確認が難しいで…
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