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インサイド  作者: けい
15/22

日報12

5月2日。

気温が高くなり、リラックスルームのスタンドから水がどんどん減っていく。

幸助に本を与えてみた。私の私物だ。とある少年兵の話、と言うよりも虐殺の話。

人の殺意とは、人の心とは。そんな内容が書かれている。

コトミに字を習いながら没頭して読んでいた。

幸助の好奇心、と言うか知識欲には驚かされる。与えられた物にかじりつき、兎に角骨の髄まで味わい尽くす。その様子が面白くもあり、時々不安にもなる。

きっと、少年兵時代もこうして与えられた状況下でなにが出来るかを考え、必死に生きていたのだろう。

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