プロローグ2
次の日、俺はアップデートが終わった事を確認した後、
ゲームの中に飛び込んだ。
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システムボイスを女性に設定したので
女性の声が聞こえてきた。
当たり前か…。
「ソフトのアップデートが終わりました、これより同期を行います。」
すると、視界が蒼から黒に変わる、同期中のようだ。
少し待つと辺りの様子が変わる、黒い地面は青々とした草に覆われ、地平線は無数の大樹たちにに隠された。
これが、このゲームのタイトル画面的なものだと理解するのに時間がかかった。
暫し、また圧倒されていると、コンソールが独りでに開いた。
そこには、
樹の高さの調整や芝生の量の調整等
と書かれていた。
俺はとりあえず、目の前の大樹にターゲットコマンドなるもの?をあわせて樹の高さ調整を一気に[大]から[小]にした。
すると、どうだろう高くそびえ立っていた大樹はあっという間に小さくなり苗木になった。
それを確認した後、
次に自身のステータスを開き、
成る程、システム設定が自由自在なんだな、等と考えながらコンソールに目をやるとそこには自身の体躯や大まかなステータスは勿論のこと、自身のスタミナ切れ時におこる息切れ時間や睡眠時間等ゲームの中でしなくてはならない事が事細かに書かれていた。
…とりあえず、睡眠時間やスタミナ切れ時におこる息切れを[無し]にしておいた。
コンソールをスクロールしながらバッドステータスを[有り]から[無し]に変更していく。
なぜこんなことをするかというと
イージーモードでも序盤はかなりの高確率で死ぬからだ。
このゲームはスタート位置が無い為、何処でスタートするか分からない。
完全にランダムでマップに放り出されるのだ。
某サイトでも、屋根の上でスタートしたとか、スタート位置が海の上でそのまま溺れて死んだとか、
更には、何処かの国の死刑場でスタートして串刺しにされたとか…。
初見プレイの上、俺は臆病な性格な為どんなゲームでも序盤は、完全版チートプレイをする事にしている。
無敵であるのならば、策をこうじるまでもない。
…という奴だ、誰の言葉かは忘れたが。
暫くスクロールしていると画面が止まり、全てのバッドステータスが無しになった。
俺は一度、見落としが無いことを確認しニューゲームボタンを押した。
「これよりゲームを開始します。」
そんなシステムボイスを聞きながら、
俺は樹海から、現れたスタート位置に自動的に移動した。
あっ、キャラクターメイキングするの忘れた。
次回からスタートです。




