第四話 異世界はどんなとこ?
よくある説明回…。難しいですねぇ、皆さんすごいな~
「剣と魔法の世界か、行ってみたいとは思ってました。」
『それは、よかった。ちなみに目的は特にないのです。』
「無いの!?」
『いえ、魔王などを倒す事などはないのですが…私共が管理する世界を旅して感想をお聞きしたいのです。』
「え、それだけでいいんですか?」
『ちなみに先程言った5時間と言うのはここの空間内でのことで元の居られた世界は30分しか経っておりませんのでご安心を』
「30分で1年の経験か…凄いな」
『納得されましたでしょうか?』
「はい、あ、向こうの世界について剣と魔法の世界と聞きましたが、種族は人だけですか?」
『人も居ますが、他にエルフ・獣人・魚人・ドワーフ・竜人・妖精なども居ますね』
「ほう、まさにファンタジー」
『あと精霊もいますし、ほかには魔獣やそちらの世界の動物に似た獣も居ますよ』
「へぇ、楽しみですよ」
『ああ、忘れるところでした。『異世界へGO!!』のボタンは完全なランダムですので、ここにいらした方には特典として様々な能力などを10個お贈り致しています。勿論、向こうの世界限定ですがね?』
「ですよねー、でも様々な能力を10個ですかワクワクしますが慎重に選ばないとですね!」
『1000ある能力の一覧をご覧になりますか?』
ぶッ「1000個ですか、意外と少ないですね?でも1000の内10個か・・・なんか項目事に別れてたりしませんか?」
『大丈夫です。ちゃんと分類別になっていますよ?』
「早く言ってくださいよ〜」
『こちらになります。』
リックの手元に何時の間にか一冊の本が現れた。
読んで下さり有難う御座います。