婚約破棄、恐るべし
二〇××年、世界は婚約破棄の火に包まれた。
各地に数多の婚約破棄物が並び立ち、覇権を巡って血みどろの(血みどろとは言ってない)争いを繰り広げていた――。
……すみません。ちょっと精神がハイになってしまいまして。
いや、実は私平井敦史も、遅ればせながら一本婚約破棄物を投稿してみたのですよ。
そうしたら、投稿からわずか三日あまりで、二千ポイントを超えてしまいまして。
せいぜいポイント三桁行けば御の字だった底辺作家にとっては、まさしく驚天動地の出来事です。
やっぱり、今の小説家になろうにおいて、「婚約破棄」というキーワードは強すぎる!
作品のタイトルは『婚約破棄は根回しが大事』。
婚約破棄した馬鹿王子が自滅するお話は星の数ほどある中、ひねくれて婚約破棄が成功するお話を書いてみました。
クズ男がボコボコにされる展開はあるものの、ざまぁ要素はほとんど無し。登場人物のほぼ全員が幸せになって終わるという、売れ線要素の薄い作品なのですけどね。
それでもこれだけ伸びるんだからなぁ。
で、これだけ伸びたのなら週間ランキングでもそこそこ行けるのでは? と思いのぞいてみたら……。
異世界恋愛部門週間ランキング(すべて)のトップは、なんと三万九千ポイント!! じ、次元が違うorz
二千ポイント程度では、かろうじて100位以内に入るのが関の山のようです。お、恐るべし!!
ちなみに、これまで拙作の中で最大ポイント数だったのは、『幼馴染をいかにもチャラそうな男にかっさらわれた陰キャボッチ、ひょんなことから学年一の美少女とラブラブになる。やればできるとわかって後悔してももう遅い。』(おひや)で、868p。
投稿から半年ほど経ってようやくこの数字ですが、とはいえNTRやBSS系のお話も、中々誘引力高いですよね。
体感ですが、この傾向は「カクヨム」だとさらに強い気がします。
皆、そんなに脳を破壊されたいのか(笑)!?
その次が、『ベルトラム王国物語』で420p。これも婚約破棄ならぬ婚姻破棄ものですから、やっぱりそれ系のは強いです。
私の代表作(笑)である『女王様はロマンの塊』は354p。
まあ頑張ってる方かな……(´・ω・`)。
※ポイント数は2024年6月11日時点のものです。
やはり、婚約破棄を制する者がなろうを制するのか?
でも、思いっ切り王道展開のはちょっと書ける気がしないんだよなぁ。
すでに書き尽くされている感があるので、新規参入はハードルが高いです。
ま、何かネタを思いついたらまた挑戦してみる、かも^^;