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7 ぼっち……いえ、何も言ってません!

「私はミアのステータスを見ることができる。ただ生まれたときからそんなに魔力が高いのは見たことがないし、称号だって見たことがないものばかりだ。君の存在は私もよくわからないのだ」


えー、やっぱり私のステータス見えてんじゃん。

やっぱり数値高いよね!! エルフちゃんたちも同じくらいあったもん。


じゃあゲルさんは魔王だから数値が馬鹿みたいに高いのかな。

ちょっと覗いてみてもいい?



【鑑定に失敗しました。レベルが足りません】



何ー!?!?


鑑定に失敗しただと……!

初めてだぞ。どういう条件で見ることが出来るの?



「…………。ミア、自分よりもレベルが高いものはステータスが見れないんだ」


「エルフちゃん達は見れた」


「見たのか……。それはミアの他の能力が優れているからだ。HPやMPの総合数値はミアの方が高かっただろう」


「うん」


なるほど。だから神さまはレベルをカンストまで上げろっていったのかな。

みんなのステータスが見えるように。

いつかゲルさんのステータスも見てみたいなー。


「……質問に答えてくれないか?」


何の? ああ、私の存在?

どう説明しろっていうのよ。

いきなり過ぎない? 私さっき部屋から出てきたばかりよ? 

ここは素直が一番!


「分らない。神さまがなんか言ってたのは覚えている。この世界はどうなってるの?」


単刀直入すぎる気もしたが、気にもしない様子で答えてくれた。


「今は……少々面倒なことになっててな……。時期にわかるだろう」


「今は駄目なんだね。まあいいや。ここに呼んだってことは私になにかしてほしんでしょう? 何をしたらいいの?」


神さまの次は魔王様か……。

私の使い方ちょっと荒くない!?

これでも、前世はぴっちぴちの女子高生だったんだよ? 

あーあ、こんな事になるんだったらもっと勉強ばっかりしてないで遊べばよかった。期末テストとか結果返ってこなかったら意味ないじゃん! (※意味はあります。)


私達が死んだあとってどうなったんだろう。お母さんたち悲しんでないかな……。

4人一気にいなくなったもん。桜子のお母さんとか裁判起こしてできるだけ加害者を重い罪にしようとか頑張ってそう。

まあ、4人も轢き殺している時点で罰は軽くないのは仕方のないことだけど……。


そういえば玲央達ってどうなったのかな。

多分私とは違って人間の世界に落とされていると思うんだけど……。

後でちゃんと調べてみるか。



「私からはこれといって頼みたいことなどがないのだが……。ミアがそういうのならば1つお願いしよう。明日、私と共に城下町へおりぬか? ミアも外に出るのは初めてであろう」



外!! もちろん初めてです!!

魔界の城下町かー。どんなところだろう。

できたら美味しい食べ物とか売ってるといいんだけど……。

これまでに出てきたご飯が美味しくなかった訳じゃないんだよ? ただほら……見た目が……ね?

ざ、魔界です! みたいなんしか出てこないんだよ。


私だって心は女子高生! 桜子が死ぬ間際に持ってたクレープ……まではいかないけど、そこそこ甘いものとかは好きだし。

女の子達には知られぬようこっそり玲央と美凪のチョコレートもらってたし。←極悪人


あの2人以外とモテるんだよ。

一体どこがいいの? 顔? 性格?

わからん。

まあ、もういない人たちのことを思っても仕方ないんだけどね。


できればもう一度会いたいなー。

おそらく神さまには3人は安全なところにってお願いしたから、3人どうし近いところに転生させてると思うんだよね。そんなに神さま意地悪じゃないから。


玲央怒るかな? だって死ぬ際に「俺たちはどこにいても一緒だ……」みたいなこと言ってたもん。

玲央らしいって言えば玲央らしいけど……。


そもそも私の目的からして何か起きなければ人間側と協力することはありえないと思うんだよね。

これも神さまがわざとやったことだろう。多少の犠牲は必要だ。


しかしそんなことでへこたれる私ではないのだ!!


都、改めミアは己の目的のために突き進むのみ!!

こっちの世界でも友達欲しいなー。




…………ちょっと待て。

私よ、よく考えてみろ。

ここはどこだ? 魔王城だぞ?

魔王様ってさ、みんなの頂点に立ってて恐れられる存在(※イメージです)だぞ?


そんな魔王様のお膝の上に座らされている私ってどうなの?

何、ゲルさん寂しいの?


……あり得るかもしれない。だってさっき城下町に一緒に降りるか、とかいうお誘いをこんな小さな3歳児にしてたわけだし……。

可哀想に、友達いないんだね。



「……おい、なんか今失礼なこと考えただろう。ミアに同情される筋合いはないぞ」


「うんうん、ゲルさんは私の友達だから……」


「友達? まあよいが……。しかしゲルさんとは……」



ゲルさん、なんかよくわからない顔をしている。

怒ってんの? 悲しんでんの? 嬉しいの?


その顔は分からん……。


まあいいや。

モテそうなのにね。そんな麗しいお顔で日本歩いてたら逆ナンされまくりよ? もったいない。

絶対アニメとかゲームでいたらコスプレの対象になりそう。


それはそうと、、明日はお出かけなんでしょ?

今何時? 多分日付過ぎてるよね。

今から寝ても明日起きれるかな……。


これは優秀で無口なメイドちゃん達に任せるしかなさそうだな。


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