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新居
新居はサニーの家にする事にした。
レイニーの家は小さく物で溢れかえっていたからだ。
サニーの家は台所にリビング、二階の物置も片付いていた。
レイニーはサニーの家の二階に引っ越しする事にした。
「おじゃまします」
「ただいま、だろ?」
レイニーはサニーに笑いながら訂正されると、頭をかいた。
レイニーは自分の家から運んできた衣料品を二階に置くと、リビングに行った。
「サニー、棚も持って来た方がよかったかしら」
サニーは笑顔で答えた。
「作りつけの棚を作ればいいよ」
「今日から一緒に住むのね。変なかんじ」
レイニーがそう言うと、サニーは笑ってキスをした。