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異世界転移のお供には、スポドリに(笑)ハトに。ウインドカッター!?  作者: 西山景山
第1章 異世界転移のお供には、スポドリに(笑)ハトに。ウインドカッター!?
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3つのガチャ


 冴えないサラリーマン、佐々木陽太(ささきようた)は何故か辺り一面真っ白な部屋にいた。



 (どこだ、ここは?)



 大学卒業後すぐ一般的な中堅企業に入社してから5年経った陽太は、さっきまでマンションのワンルームで1LDKの自分の部屋で会社から持ち帰った仕事の書類をまとめていたはずだった。


 (夢、か? 疲れて寝ちまったのか? 先週から土日も休まず働き続けてたからな。無理もねえか)


 真っ白な空間を見回していると、ふと部屋の隅っこに何かが置いてあることに気がつく。


 (ん?)


 そこには、よくショッピングモールで見かけるカプセルがたくさん入ったガチャが3つ横に並んでいた。


 (なんでガチャ?)


 それぞれのガチャには1枚ずつ、何かが書かれた紙が貼ってあった。


 1番左の青色のガチャには『アイテムガチャ』、


 中央の緑色のガチャには『オトモガチャ』、


 1番右の赤色のガチャには『スキルガチャ』


 と、それぞれ書かれていた。


 (アイテムにオトモにスキルって冒険でもするのか?)


 陽太は不思議に思うものの、とりあえず引いてみることにした。


 夢なんだから何が起きても問題ないだろう、と立派にフラグを建設しながら。


 それぞれのガチャを引き、出てきたカプセルを開けてみると、中にはこれまた何か書かれた紙が入っていた。それぞれ書かれていた紙の内容は、


 アイテムガチャから出てきたのは『スポーツドリンク』、


 オトモガチャからは『白い鳩』、


 そして、


 スキルガチャからは『ウインドカッター』


 その最後のガチャの中身を見た瞬間、陽太の視界は真っ暗になった。










 














『チュートリアルガチャが終了しました。次回は、一週間後です』




 













 

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