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ワールドロード  作者: オメガ
一章・I trust you forever
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誰が為に

 身体強化の魔力も倒した事を見届けると共に切れ、空中バク宙大回転のまま地上へ落下中。高さは……六階建てマンション位だろうか? うん、上手く着地出来る自信がない。

 そもそも、魔力も使えない状態でそんな飛び降り自殺をした事が無い。……自殺以外なら色々と経験済みだけどな。雨は止み、空を覆っていた暗雲も倒したイブリースに吸い込まれて行く。

 回転の勢いは次第に収まるも、落下は相変わらず。毎度大抵はこうだ。全力でぶつかり疲労困憊、満身創痍で最後まで格好良く決まらない。襲い掛かる眠気に負け目蓋を閉じると──落次第に落下速度が緩くなる。


「本当に……本当に、御苦労様。坊や」


 知った声がぼんやりする頭に聞こえ、地面の硬くゴツゴツした感触の代わりに、誰かに抱っこされている様だ。重たい目蓋をゆっくり、少しだけ開く。琴姉だ、自分を抱いているのは。

 ……あぁ、溢れ出る涙で嬉しそうな顔が台無しじゃないか。そんな顔じゃ、魔王の威厳も何も無いぞ? 零れ落ちた涙が顔に当たる中、油切れのロボット同様。

 胸元に乗った右腕を動かすもぎこちなく、切り傷と血だらけな右手をそっと伸ばし琴姉の頬へ触れる。溢れる涙を拭うけど、駄目だな……普段通り、思う様に動かせんし目も殆ど見えん。


「貴紀……毎度の事ながら良くやった。後始末は私達に任せて、今はゆっくり休め……」


「全くだ。俺も百数年は生きたが、それ程の怪我をして生きてる奴は始めて見たぞ」


 そんな風に言われるとは……一体、今、自分はどんな姿なんだろう? 考えてみようとしたけれど、すぐに止めた。痛々しい格好を想像しても、何のメリットも無い。

 頭が痛くて、酷く眠たい。あぁ~……畜生。眠いのに頭痛が酷くて眠れんのもあり、聴覚と魔力感知でみんなを判断する。魔力に関しては本人の形に見えるので助かる。

 そうだ、オルタナティブメモリーを回収しなくては。と思い、琴姉に話し掛けるも声は出ず口パクになってしまったが、頷き「分かった」と言ってくれた。


「大山和人。坊やが奴の死体から結晶を回収して欲しいって」


「あいよ。ウズナが見せてくれた結晶だな、任せとけ」


「ドライ……貴紀の応急手当をやる。少し屈め、背が届かん……」


 周囲を見渡し警戒する詠土弥達、頼まれ事を行う者と分かれて行動している。応急手当と聞こえ、自分より勇者候補生、ルージュを優先してくれと口を動かす。


「……勇者候補生を優先しろ? 阿呆、姿の無い奴をどうやって手当てしろと言う……」


「そう言えば彼女、坊やが最後の一撃を決めた時までは居たわよね?」


 疲れ果てて感知範囲が狭まったのか、ルージュの魔力を感じ取れなかった。霊華やゼロ、ルシファーも最後の一撃に力を使い、疲れているのだろう。何も話さない。

 改めて思う。頭痛は感じるのに、イブリースとの戦いで負傷したであろう傷が痛まない。人間、痛みが酷いと痛覚を感じないとは聞くがこれは……後々が怖いな。


「よし。回収完了──っ!?」


 殆ど見えない為、目蓋を閉じて魔力感知に徹する。虹色の光を赤い人型の反応、和人さんが拾おうとした時、汚れた青に紫が覆い被さった霊力が横から素早く複数の光を盗っていった。

 この歪み穢れた反応、間違いない。魔神王軍の三騎士が一人、コトハだ。クソッ……イブリース相手に集中してて気付けないとは。十中八九、漁夫の利狙いだろう。


「皆々様~、御ぉ~苦労ぉ~様でぇ~すっ! ふひひ」


「嬢ちゃん。悪い事は言わん、ソレを返してくれんか?」


「気を付けなさい!! ソイツは魔神王軍に仕える三騎士の一人だから!」


 相変わらず五月蝿い奴だ。魔人でもないのに冷たくネットリした嫌な魔力、もしかして三騎士の魔力は全員こんな感じなのか? 何も知らぬ和人さんが近付く中。

 琴姉が注意を呼び掛けると慌てた様子で後ろへ下がった。流石に三騎士とオルタナティブメモリー争奪戦をする程、力は残ってない……それでも。


「アタシはアタシなりに三騎士ってのしてるだけだしー? 誰かに仕えるとかはー……関係なくなーい?」


「成る程……お前は仕えている気は無い……と」


 静久が話し掛けている間に琴姉の腕から降り立ち、コトハへ一歩ずつ、ゆっくりと倒れない様に踏み締めて歩く。


「そんな満身創痍で挑む気とか~、マジでウケ……!!」


 青紫の魔力弾やら呪術、恐らくは属性や呪いを込めた呪符による遠距離攻撃を撃っているのだろう。腕や体、脚に白く細い物が命中し刺さっているっぽいが、残念ながら今は痛覚を感じない。

 オルタナティブメモリーは……お前達に、渡さない。必ず全部回収して、故郷に──『最果ての地』に帰るんだ。イヴを連れて、懐かしい、故郷に。

 きっと、今の自分を突き動かしているのは最終目的への強い願望・想いだろう。気の所為か、コトハがジリジリと、後ろへ下がっている様に感じる。


「ちょ、な、何で……何で倒れないのよ!」


「君が、君達が棄てたモノを。彼は、今も大切に持っているからさ。三騎士・コトハ」


「なんで!? アンタは──」


 何故倒れないのか? そう問われても、どうしてか自分自身でも分からない以上、答え様がない。敢えて言うのであれば……責任感。

 新しく聞こえたルージュの声に、何故か理解出来ないと言った感じでコトハの驚く声が聞こえたと思いきや途切れ、倒れてしまった。

 魔力はまだ感じる為、撤退とかではない。自分としては寧ろ、ルージュの水色と誰か知らない綺麗な紫色の魔力が気になる。


「盗んだ物は返して貰うよ。コッチは……うぅ~ん、ボク達じゃ触れないか。よし、放置放置。ホラ!」


「ちょ、結晶を投げる奴がある……うわっとっと!!」


 目は殆ど見えないが、何となく分かる。割れ物かも知れないオルタナティブメモリーをルージュが悪気もなく和人さんへ放り投げ、慌ただしくも上手くキャッチした様子。


「それじゃあ、またね。オメガゼロ・エックス。トリスティス大陸を救った英雄!」


 トリスティス大陸を救った英雄……か。誰が為にやった訳じゃない、と言っても人間も他種族も大抵は結果や言葉を自分自身の都合が良い様に捉えがちだ。

 これは勝手な予想だけど、多分彼女はコトハが漁夫の利を狙う事を見抜いていたんだと思う。だから敢えて姿を消し、不意を突いて取り返してくれた。

 残るは倒れたコトハと複数の黒く小さな光。自分も触ろうと左手を伸ばしたけど……静電気に触れた様な、骨身に染みるバチッと拒まれる感覚が心に響く。


「ルナ鉱石弾が此処まで穢れるとは。イブリースの魔力は余程邪悪だったんだな」


「ひひ、ふふふふふ……それは紛れもなく、アンタ達から出たモノ。それを邪悪って言うんなら、アンタ達はどれ程穢れてるんだろうねぇ!!」


 触れず屈んでマジマジと見る和人さんだったが、タイミングを見計らって起き上がったコトハに驚き、尻餅を着いていた。確かに触れて分かったが、奴の言う通り。

 イブリースの魔力は、トリスティス大陸の住民から生み出された負のマイナスエネルギー。多分だけど、核となる物を知らず知らず育て、誕生したんだろう。


「貴紀……違いますねぇ~。オメガゼロ・エックス、残念ながら今回はアタシの勝ちで~っす!! ざまぁ~! そんじゃ、ア~ディオ~ス!」


 言いたい放題言うだけいって、姿を消した。恐らくオラシオンの志桜里(シオリ)や霊華が使う、転移の符を使ったのだろう。穢れたルナ鉱石を殆ど全部持って帰ってる辺り、しっかりしてやがる。


「逃がした、いえ。見逃すしか選択肢は無かった、ね」


「ッ……大山和人!! 三種族の中で回復系奇跡を使える奴はどれ程いる……」


「知ってる限りだと蓮華と蜥蜴人(リザードマン)のリーベだけだ。そもそも人族以外は傷を誇りとして残す習わしが……」


「チッ……詠土弥、ドライ。二人を探して治療用に使える物を揃えろ! 今貴紀は半分意識が飛んでいる……動かすのも危険な状態……!!」


 何も見えない、聞こえない、感じない。話す事も出来ず立ち尽くしていたが、風に吹かれて後ろへ倒れそうになるも、静久が抱き支えてくれたらしい。

 こんな状態でも、魔力だけは見える……慌ただしく飛んで行ったり、あたふたする様子は唐突なパニックで混乱している様にも思えた。

 その後は眠気に負けて眠ってしまい、其処から先に何が起きたのかは覚えていない。それから何時間、何日経ったかは知らないが、目が覚めた時──


「あら、目が覚めた様ね」


 自分は木製のベッドに寝かされ、外見が美女のメイド、本来は魔王な琴姉の涼しい顔が見えた。声は出ず、体は錆びた様にギクシャクとしか動かない。目は見えるし耳も聞こえる。

 交代して様子を見てくれていたのだろう、他の面々の姿は見えない。ベッドの近くに窓……は有るが、黒色のカーテンが閉まっていて外の様子は見れない。


「立てる? 無理そうなら肩を貸すけど、魔王たる私から借りる利子は高いわよ?」


 椅子から立ち上がり、寝たっきりの自分へ話し掛けてくる。それは別に構わないし、会話としては極々普通な事なんだが……一人で立てるかどうかと手を差し伸べておいて。

 手を取ったら貸しになる上、金銭的か何かすら分からない利子が付くとかってなると、流石に手を取るのを躊躇ってしまう。これが親しい友人なら、冗談と受けとるんだがな。

 琴姉の言葉を信じるか否か。で幾らか迷っていたら、なんかすっごい拗ねた子供みたいな顔に変わって行って、あぁ……これは後々面倒臭い事になるな。

 って理解して、渋々手を取り肩を借りる事にした。そのままゆっくりと外へ案内されると、静久が茜色に染まった、夕焼けの空を見上げていた。


「漸く起きるとか……四日間も惰眠を貪りおって……」


「そう言う割りには連日連夜、薬草を探し回った()が言う台詞じゃないわね」


「……ふん。ドライ、お前も昏睡状態の貴紀を連日連夜、泣きながら看病して……」


 此方に気付き、振り返って話し掛けられた言葉は──皮肉を交えた、本当に静久らしく感じる内容。そして病み上がり……と言って良いのだろうか?

 病気ではなく怪我人なんだけども。冷静な表情で言う静久と、痛いところ? を突かれて取り繕おうと必死な琴姉。強者の余裕云々は何処へ行った、魔王・琴音。

 それはまあ兎も角、自分を放っておいてノーガード戦法で行う言葉の殴り合いは止めてくれませんかねぇ? 間近で言い合われると普通に耳が痛い。


「まあ……勝者に相応しいエンディング。と言うのは、相も変わらず私達には縁遠いらしい……」


 目の前の静久に意識が集中しがちだったが、右手で後ろを見ろ。的なジェスチャーをされ、視線を向けると……決して立派、とは言えない墓がある。

 太めな木の棒と縄で十字架を作り、盛り上がった土に突き刺さった墓。横向きで『永遠の悪夢に囚われし命、此処に眠る』と彫られていて、唖然とした。

 少しの間、驚愕の余り馬鹿みたいに口を開けていたと思う。これはどう言う事なのか。問い掛けようと静久、琴姉に視線を向けると──


「児童向けの絵本や物語では殆ど見ないでしょうけど。童話でもあるでしょ? こう言うエンディングは」


「勝者に報酬はない……勝者には何もやるな。そう言う言葉もある位、私達の旅にハッピーエンドは少ない……」


 二人の言葉を聞いて、とあるゲーム用語を思い出す。マルチエンディングを採用したゲームにある、ハッピーエンドやバッドエンドに続く別の終わり……『トゥルーエンド』。

 そう考えると何故か納得が行き、自分勝手な解釈も出来たな。多分だけど自分達はイブリースに滅ぼされては蘇生され、ループしていた時代のトリスティス大陸へ来たのではないか?

 そしてイブリースを倒し、悪夢の無限ループ計画を根底から破壊。悪夢に囚われていた住人を解放した。それが、自分が思い付いた解釈。

 ハッピーエンドなんて最初から存在しなかった旅だった……そう思うと悔しい気持ちで胸が一杯一杯で、張り裂けそうで、涙が溢れて……自然と泣いていた。


「泣いてる暇は無い。私達の時代に戻るわよ、坊や」


 此処で行った全ての行動が無駄だったのだろうか? 夢幻の物語だったのだろうか? そんな考えを「違う、無駄じゃない。夢幻なんかじゃないよ」と拒む様に身体中の傷が痛む。

 遺跡から少し削って拝借して来たらしい聖光石を琴姉が鞄から取り出し、何やら目をつぶり額に当ててから砕いた。すると見知った円形のゲートが何もない空間に現れ、転移可能と言わんばかりに起動。

 帰る事も大切だが、肝心の結晶・オルタナティブメモリーは何処にあるのか? コートのポケット……って、ルージュに朔月共々渡したまんまだ。その様子を察してか──


「安心なさい。お目当ての品物はちゃんと持ってるから」


「……薬草序でに、コロナ鉱石も幾つか拾ってある。置き土産もある……楽しみにしていろ」


 琴姉は自身の鞄から取り出し、忘れてないとばかりに見せてくれた。静久も不足分のコロナ鉱石を拾ってくれていた様だ。置き土産……と言うのが気になるが、誰の置き土産なんだ?

 疑問は幾つか浮かぶものの、今は此処へ来る前の時代へ戻り、心や寧達を安心させてやらねば。いや……この衣服や体もボロボロ、穴空き状態じゃ心配させてしまうか。

 なんて思いつつ、ゲートへ入りこれが最後。と振り返り墓を見ると──トリスティス大陸で出会ったみんなが、笑顔で手を振り「ありがとう!」と言っている幻を見た。

 さようなら、トリスティス大陸。長く苦しい悪夢から覚める事が出来た、世界から切り離された大陸よ。さようなら……あの世では、幸せに。






キャラ紹介


名前:融合獣・イブリース

年齢:不明

身長:187cm

体重:121kg

性別:不明

種族:融合獣

設定


 黒いゴリラ姿に紫色の剛毛が両腕両足を守る様に有り、顔は文字通り悪魔を思わせる醜い顔。頭の左右から頭上に向けて二本の捻れた角が生え。

 胸元には肋骨らしき部分の上に神への信仰を表す十字架を逆さにし、神への反逆を意味する赤い逆さ十字の結晶がある。

 一章のテーマ・信頼と言う物語の裏に潜み暗躍し、ドワーフ同士や人との対立、リザードマンの集落へ襲撃を計画し向かわせた張本人。


 元々は大山ウズナが持つ小さな宝箱に閉じ込められていたが、彼女が偶然遺跡へ辿り着いて拾い、箱の中に入れてしまった結晶体。オルタナティブ・メモリーがウズナの書いた小説を読み込み覚醒。

 最初こそは悪魔とゴリラを合わせた様な姿で現れ、ウズナの妹であり何者かに蘇らせられたアナメを襲い、貴紀に助けさせた。

 何も知らないアナメを泳がせ、貴紀と関係を深めさせつつも自身は人間、ドワーフの欲望を強めウズナにパワードスーツの強奪とドワーフへの譲渡を囁く。

 調査やウズナを諭そうとする面々にファウストを送り付け、操っては戦わせ、更にはシュッツすら操り魔人メフィストとして貴紀に勝負を仕掛けさせた。


 熱に強いが、マグマの中でも平気……と言う訳ではない。実際は魔力障壁で体が焼け溶けない様にコーティングしていた。好物はマグマ、負の感情。嫌いなモノは貴紀とイヴ、信頼。

 知能もあり、自身の有利な場所・タイミングで襲撃を仕掛けて誘き出し、同時に人質も取り貴紀達を苦しめた。頭部と胴体が別々に行動出来、頭部だけなら血管っぽい触手を伸ばし行動可能。



 スキル


・融合獣Lv.8

 核が持つ固有能力であり、周囲の『何か』を取り込み融合する為の能力。核=融合獣になった存在では無いので、間違われ易い。

 レベルアップすると取り込める量が増え、最大レベルから更にアップする事で次のランクへ進化出来る様になる。レベルアップする為には戦闘経験を積んだり。

 膨大なエナジーを取り込み融合○○と言う器を満たせば良い。但し個体別で好むエナジーを取り込む必要有り。無視したり特定のエナジーを取り込んだ場合、肉体崩壊が起きる。


・マイナスエネルギーLv.7

 負の感情を取り込み誕生、再誕したモノが持つ固有能力。レベルが大きければ大きい程、取り込めるマイナスエネルギーの量が増え魔力回復や融合シリーズなら進化に必要なエナジーの一つとなる。

 Lv.1~5で約一分で一般的なバケツ一杯分、Lv.6~8だと同じ時間でバケツ五杯分、Lv.9~10なら四十メートルのプール一杯分の魔力回復量が自動的に得られる。


・自動回復Lv.7

 一部の魔族や魔物が所有するスキル。文字通り、受けたダメージを自動的に所有する魔力を勝手に消費し回復、欠損等も可能な限り復元する。

 ある意味チートにも等しいスキルだがオフに出来ない常時発動型であり、液体系以外だと魔力消費量は大きく、尚且つ『外部からの回復系』や『霊力や一部の魔力&スキル』に弱いと言う諸刃の刃。


 消費する魔力量は受けたダメージ&被害箇所の多さ次第だが、一ヶ所の回復に──掠り傷&打撃で二百ミリリットル、深い切り傷や内臓治療だとバケツ一杯分、欠損・復元ではプール一杯分を消費。

 なお、魔力が不足している場合は『生命力』から強制的に魔力の代わりとして消費される為、大魔法使いの人間でも怪我次第では一年生きれるか否か。

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