作者達の閑話・三章編完全版
「漸く三章も終わり、続くは四章。作者のオメガです」
「三騎士が三章でついに三人ちゃんと書かれた山椒の辛さが苦手な脇役レインですー」
「辛い物の好き嫌いは人それぞれですね。辛い言葉も人それぞれです」
「山葵とかカラシとか鼻にくる系の辛さは得意なんですけどねー
唐辛子とか山椒の舌にくる奴はいい位にしとかないとやばい」
「さてさてさ~~て。皆様、三章の物語は如何でしたでしょうか?」
「いつにも増して『現実感』マシマシと言ったところ?」
「そりゃあアンタ──『実際に政治家の発言』を掘り返して、再現してますからねぇ」
「そんな三章は二千二十一年五月にスタートしまして……完結には約十ヶ月でしたな」
「前回は長かったので、今回は実験も含め、少し話数を削減してみました」
「そうなんだ。
まぁ…オメガさんもこの執筆以外にも色々やってますからな。」
「ニコ動で動画も出してますからね。そちらも宜しくです!」
「リンクはこちら!!」
「なんでやねん! 一応、投稿者ネームは『オメガゼロ』です」
「関西風ツッコミ! ……っていうか自分そちらは関与してないのに宣伝するのもおかしな話ねw」
「三章で漸く、序章で話に出た闇の欠片が全て、登場しましたね」
「うむ。漸くまた一個進展?」
「ですな。読者の皆様もお忘れになられてるかも知れませんので、名前を出しましょう」
「名前……ちょい複雑だもんね……w」
「花言葉・物・神話等々なら取ってますからね。では、名前は此方です」
無に還す者
時を支配する魔術師
暗黒の支配者
世界を裂きし者
孤独の創造主
闇の魔神
一章・I trust you forever
『四話=再会の娘・前編、三十五話~三十九話』に登場
無垢なる道化
二章・Ev'ry Smile Ev'ry Tear
『二十三話=最狂の欠片、二十四話=黒き王の復活』に登場
「うーん……名前の羅列だけでも、やばそうだとわかる」
「ヤバイですね。まあ、残る五体が誰かは……聡明な読者様なら分かるかと」
「私は聡明じゃないようです」
「あなたは『ラスボス』の名前を言い当てたじゃないですか」
「それはごめんってばぁ」
「まあね。サービス終了で削除されたサイトから見てた方なら、タイトルの意味も分かると思いますし」
「削除されたサイト……? ソンナノアッタンデスカネェ(白目)」
「取り敢えず、三章に新しく登場したキャラ。その担当、裏話でもしますか」
「せやな。私はあの忙しない兄弟と、三騎士最後の砦、オラシオンのエリネ、森人のライチかな」
「私は旅の女医、ニーア・プレスティディジタシオ、牧場の姉妹、リグレット・ナッシング。後は敵キャラ達です」
「えぐい敵キャラは基本的そっちだもんね。毎回倒し方には驚かされますわ(今回も)」
「私のアイディアは、そんなのが隙間から触手を出してますw」
「例え方が邪神とかのそれ」
「夢でも這い寄る混沌、生ける炎、ルルイエで寝てるアイツが各々召喚と讃える呪文を教えて来ますからね」
「とりあえずその危険な香りぷんぷんなアイディア達は後に取って貰って」
「まあ、毎度毎度出て来る度に触手を千切って、たこ焼きの具にしてる訳ですわ」
「邪神をスナック扱いかよ」
「何処ぞのラヴ・クラフトな世界でも、たこ焼き屋の具になってそうでしたし」
「邪神を何だと…」
「アイディアを産む食材(キパッ」
※謎の効果音……!!
「今回担当されたキャラに関して、何か裏話とか細かな設定とかはあります?」
「そうですねー……では先ず、三章で活躍した
峰平兄弟について。
オメガさんからのオーダーとして貰ったのは新聞記者という形で、男キャラの依頼でした。
しかも最後には死ぬよ! と先に言われましたのを覚えてますわw」
「そらぁね。あなた、女性キャラしか出さないもん。死ぬのは現実味を強調させる意味も含めて、です」
「私の創作では死ぬ事の描写はほぼほぼなかったからねぇ……
あと女性キャラしか描写しないのは単に好みです。はい」
「私の創作では、死ぬのが当たり前ですね。そう言う意味でも、真逆の創作ですけど」
「ホントですね。だからいい刺激になりました。
結局オメガさんと相談して兄弟キャラにして弟を殺すことにしたんですよね」
「まあ、結局あの国は自らの正義で自滅する運命なんですがね」
「まあ……その為に、どこまでも真っ直ぐなキャラと。
それを追って真っ直ぐになりたいキャラを作りました。それがあの兄弟と言ったところ」
「いやはや、本当に素晴らしいキャラをありがとうございました」
「そして最後は……シナナメによって……のところまでも言いましたね」
「ですな。峰平歩の残してくれた証拠が、紅貴紀達を核心に導いてくれますので」
「そしてそのまま三騎士最後の登場、シナナメ。彼女は三騎士の中でも逸脱している存在として作りました」
「唯一、融合四天王に匹敵する実力者でもありますからな」
「三騎士の他二人が謀反しても、多分シナナメなら一人で止める程です。
だからこそ彼女はあの二人を止める様な立ち位置として三騎士に所属させられている訳で」
「まあ、四天王各々の計画的にも、邪魔者だろうしなぁ……」
「まぁ彼女は性格上、与えられた任務はこなすのですが」
「四天王も一枚岩では無いのですよ……当然ながらね」
「ほんとに倒せるのー?(棒)」
「彼ら彼女らの戦いは、物理的に倒すだけが勝利ではないのですよ」
「おー?」
「ただ力で倒すだけじゃ、独裁者や虐殺者と変わり無いですからね……」
「説得……?」
「これは他のアニメ作品でも行っているので、知ってる方は成る程。と思いますね」
「わからないからいっか」
「では、私の担当したキャラ。先ずはニーアとリグレットの二人から、話させて頂きます」
「はいはい」
「彼女ら二人は、私の『眼に映る光景』から生まれました」
「?」
「一言で言えば、原爆や戦争で苦しむ人々。また、その民家などです」
「えっ……目の当たりにしたの?」
「流石に時代が違いますので、目の当たりにはしてませんがね」
「それはまあそうね」
「それでもこの眼は、その過去や可能性の未来を視てます。不思議とね」
「この眼ってあなたの眼だよね」
「はい、私の眼です。人命を助けたい、物資を届けたい。そんな想いから、ニーアとリグレットは誕生しました」
「助けたいと届けたいで二人って事?」
「ですね。助ける=ニーア、届ける=リグレットです」
「なるほど」
「サキとルナの牧場姉妹は、鳥籠と青い鳥から着想を得てますね」
「どっちがどっち?」
「牧場が鳥籠、青い鳥がサキとルナです」
「あー、そういう分け方?」
「大陸の名前も、ケーフィヒでしたからね。日本語に直せば鳥籠大陸ですよ」
「まあ確かにあの姉妹のどちらかに鳥籠なんて……変だよね」
「これは我々、大人。特に親に皮肉としての意味を持たせたり、込めてたりします」
「大人……ねぇ……」
「我々大人が、子供に行う躾。それが正しいと信じ、押し付ける悪。それこそが、鳥籠なのだと」
「まあ大人を見て子は育ちますからなぁ……」
「峰平兄弟が住むストレンジ王国も、そうなんでしょうな」
「兄弟も……兄を見て弟は育ち……そして……」
「他界所に逝きましたね。実はケンプファーも、ストレンジ王国出身です」
「風変わりですね」
「ケンプファーの核の一つに、仲間であるムート君の魂もありますね」
「奇妙ですね」
「牧場火事の後、姉妹と一緒に捕まり、ヴルトゥームに改造去れてしまいました」
「無慈悲ですね。って……もうやめよう……」
「私が担当する三章の敵は、無慈悲だったり自己中心的立ったりします。それが彼には、許せなかったんですよ」
「そんな三章の敵のおさらいかな?」
「三章で倒した敵は主にヴルトゥーム、ケンプファー。三章のラスボスである、ストレンジ王国の国民ですね」
「あ…ラスボスは国民換算なんだね」
「地球がラスボスの作品もあったし、人類の一部が主役の敵。紅貴紀が見限った人間で丁度いいと思いましてね」
「ほんと毎回毎回敵の規模がとんでもないねぇ…」
「こう言ってしまってはなんだけど。私、実際に『人間が出来る』事しか、敵にやらせてないからね?」
「ん?人間ができること??」
「実際に、人間が出来る事です。無に還す、世界を裂く──ね? どれも人間に出来る事でしょう?」
「いやできん!!!」
「科学の力で消滅させる、戦争を引き起こして世界を引き裂く。ほら、簡単に出来た」
「うん、多分考え方も違うなこれは」
「それで良いんじゃないですかね? 皆同じ考えって言うのも、危険な状態ですし」
「真逆の思考を持ってるってことで、自分にはない考えとして思っておきますワ」
「話もそこそこに。次回以降、更新時間を変更させて頂きます」
「あー、やっぱ……動画編集忙しそうやもんね」
「四章の物語より、更新日はそのままに、更新時間を午前零時から午後六時へと変更になります」
「って日数変わらず時間だけ??」
「ですです。まあ、実験の意味も含んでますので」
「え?また視聴者に対してそんな実験を!!?(曲解)」
「何、人生とは常に実験の連続だよ。それを繰り返して漸く、結論に辿り着くものさ」
「まぁそれもそうやな。やってみなければわからぬ」
「お知らせはこの位かな。恐らくこのお話と同時に、四章の第一話が更新されている筈だよ」
「で、そんな四章やけれども。物語が……大きく動く章と、わたしは勝手に思っている」
「折り返し地点だからね。主人公君の正体も──聡明な読者の皆さんには、バレてそうだけど」
「だーからそういうの言ったら詮索する人いるから、黙っとくのが一番だってば」
「何はともあれ。四章から物語は加速し、歯止めが効かなくなる」
「今までも結構歯止めやばかった気がするけども」
「少なくとも、彼ら彼女達の計画は……押し進められるだろうね」
「こっちも四章に向け、あれやこれやお話してますけど……ほんととんでもない章になりそう」
「アイツやコイツがやらかしてくれますからね。オラ、ワクワクすっぞ!」
「まぁ書いてやらかすのはウチらなんやけども」
「それも、今後の勉強になるべさ。……次回作を書くかどうかは知らんがな」
「あるよねー。書いてる途中『次回作』のネタ思いついたりして終わりのつもりがⅡとか続編とか考えちゃうやつ」
「今のところ『次回作』は作らんけどな!」
「それより先に『今作』完成させんかい!!」
「後四年は待ってくりゃれ!」
「果たして本当に四年で終わるのか」
「四章除いて四年やね。失敬失敬」
「それにやる気やら動画の方やら……今後もまぁ遅延はあるやろうし」
「取り敢えず、ストックは作ってある。後は高カロリーを摂取し続ければワンちゃん」
「先先のことよりまずは目の前の四章を……ってなんかこの話前もしなかったっけか?」
「やった記憶が……まあ、雑談はこの辺りにして。四章・just believe in your eyesの物語をお楽しみに」
「『ただあなたの目を信じろ』……ってことですかね」
「どっちかと言うと……『ただあなたの瞳を信じて』かな」
「目……眼……瞳……め……」
「序章から三章も、彼の眼が役立ってるからね」
「果たして瞳に映る真実は何を語るのか」
「その内、『通りすがりの破壊者だ。覚えとけ!』とか言いそう」
「オーメガさんっ、次はどの世界に行くのー?」
「お婆ちゃんが言っていた……俺が進むのは、天(国)の道だと」
「…うーん、このままだとまたも収束せずライダー世界を股にかけることになってしまいそうだし…終わるか!!」
「やった!! 第三部、完!」
「今回はいい意味で暴走しとる…!いいぞーこれ」
「ワイトもそう思います」
「…締めますか」
「では引き続き、四章・第一話『赤黒い龍神』をお楽しみください」
「次回、劇的仰天チェンジ!敵が味方で味方が敵で!!絶対見てくれよな!!」
「司会は私、『人の心が分からない』オメガと」
「『仕事の大切さが分からない』Яainでしたー」
「皆さんも、自身の発言には気を付けましょうね。私みたく死ぬまで恨み続け、引きずる輩もいますから」
「え? それ何? 四章への伏線かなんか?」
「いや? 『人の心が分からない』って部分や、子供の頃からの恨み辛みを。
今でも私は覚えてるって話よ。ねぇ? 元友人で現犯罪者の君ぃ」
「だからそういうのはやめぃって!!」
「はっはっは!! 常に隣人や友人が、犯罪者になる可能性はあるのだよ!」
「だからやめなって!!」
「私は、元友人を許早苗」
「やめろって言ってんだろぉ!!!」
作者達の閑話・三章編完全版 完




