オメガ個人の閑話・三章編
「今回の章で登場した味方や敵を、纏めて紹介させて頂きます」
『プロフィール』
名前:ニーア・プレスティディジタシオン
年齢:16歳
身長:142cm
体重:44kg
性別:女性
種族:人間
設定
名門・プレスティディジタシオン家。その家柄で生まれた一人娘。青い瞳とセミロングの金髪が特徴。
治療系奇跡に特化した名家なのだが、彼女は魔法・奇跡・異能の才能を一切持たなかったが為。
両親以外の大人達からはミスクリエーションと言われる中で、人間の力のみで世界最高の女医を目指すべく。
未だ未知の魔法・手品・奇術を否定し、医療器機を手に、自身の知恵と力で患者を分け隔てなく治療する。
オラシオンNo.Ⅳのエリネ・フィーア。彼女の治療術を危険視しており、治療関係でエリネ大体口喧嘩をしている。
好きなモノは猫、蜂蜜漬けレモン、和食。嫌いなモノは魔法・奇跡・異能、戦争などの侵略行為。
実は撮影やコスプレが好きで、普段着てるナース服はコスプレ用。好きな人の写真を肌身離さず所持。
夢は世界中の病を治し、素敵な伴侶を見付けて生涯を共に過ごし、幸せなまま生を終える事。
スキル
・積年の努力Lv.8
貴紀が持つスキルと同じ。但し此方は医療関係一点特化の為、スキル『医療学の心得』の補助専用。
積み重ねた努力は裏切らない。勉学を重ねれば重ねる程、早く・効率良く対処出来る。
貴紀のスキルと比べるとレベルが違うが、これは一点特化か多種多様かの違い。
・医療学の心得Lv.7
魔法も奇跡も使えない、それでも治療を可能にする現代スキル。特別な力を持たない彼女が持つ、最大の武器。
手術や調合の成功率を大幅に上げ、患者の状態異常にも気付き易くなり、診察も可能。
これに『積年の努力』が加わり、成功率を更に底上げ。新しい治療薬の作成、治療方法の確立等々、気付き易くなる。
名前:峰平進
年齢:23歳
身長:172cm
体重:64kg
性別:男性
種族:人間
設定
ベテランの熱血漢や新聞記者・写真担当。
モットーは『記事の為なら自転車でどこまでも』である。
簡単な体術、柔道などを護身用に覚えており。肩下げバックの荷物はカメラ、ガラケー、メモ手帳。
首に赤いハチマキを巻く。一人称は俺、二人称は○○君!
都合の良い様に書き替えられてしまう情報に嫌気が差し、自ら新聞記者の道へと進んだ兄。
弟の歩は良き相棒であり、彼の書く原稿無くして二人の作る新聞は、本当の意味で完成しない程。
名前:峰平歩
年齢:20歳
身長:165cm
体重:60kg
性別:男性
種族:人間
設定
峰平進の弟で、ひよっこ新聞記者・原稿担当。取材場所へ駆け回る兄・進に比べて体格はひ弱。
兄の真実を伝えようと、一生懸命な姿に憧れて新聞記者への道を選ぶ。
基本的には本社で兄の帰りを待ち、よく暴走する兄・進の相手をしている。
左足を負傷した兄からカメラを託され、初任務でヴォール王国へ行くも死亡。鞄の中はメモ手帳、小型ノーパソ、蝶ネクタイ。
一人称は私、二人称は○○さん。熱血漢な兄と比べて落ち着きのある弟、と言うのもあり凸凹兄弟とも言われている。
名前:ライチ(西暦三千三百年時代)
年齢:14歳
身長:115cm
体重:21kg
性別:女性
種族:人間
設定
森に住む褐色娘。枯れて茶色くなった草花で作った衣装を着ており、蔓で作った触覚や大きな葉で作った羽でGの様に擬態する
おヘソには森の大樹の種が埋まっており、森に忠誠を誓った証だと言う。
性格は自然好きで温厚、葉の羽を揺らしたり唇などを揺らす事で少し虫とコミュニケーションが取れる。
それ以外は身体能力の高い女の子。身長は七歳にも満たない小さな子だが。
年齢は十五歳。チビとか小さな子と呼ばれると怒る。
スキル
・森の巫女Lv10
森の周辺に居る時限定のスキル。木々や植物、森に住む様々な虫達と会話が出来る。
言わば森と誰かを繋ぐ中間点的な能力。但し森に襲われないと言う訳ではないので、注意は必要。
このスキルを獲得する為には膨大な霊力か、自身の霊力を回復する術が必要不可欠。
ライチの場合は霊力が元々標準値を優に超える程高い為、自然と触れ合い身に付けた様子。
名前:サキ
年齢:18歳
身長:161cm
体重:51kg
性別:女性
種族:人間
設定
ケーフィヒ地方のケーフィヒ牧場に住む姉妹の姉。落ち着いた性格だが、叱る時はちゃんと叱る。
妹のルナと二階建ての小さな一軒家に二人で暮らしており、背中まで真っ直ぐ伸ばした栗色の髪と眼が自慢。
十五歳の時に両親が管理者勢力に魔人・ブルートへ。三年後にサキが初代魔人・ファウストへ改造された。
狼の森で調律者姉妹に敗北し、倒れ伏した貴紀を連れ帰ってから、運命の歯車が動き出す。
実は旅に出る事が夢で、見知らぬ土地や場所を巡りたいと思っており、旅人の貴紀に同行したがっていた。
名前:ルナ
年齢:11歳
身長:120cm
体重:31kg
性別:女性
種族:人間
設定
姉のサキがブルート牧場の兄弟から積み荷を襲われると言う、嫌がらせを受けている事を知っており。
密かに子供用の弓矢で、追い払う練習をしている。姉妹と言うのもあり、外見的な特徴が似ており、ほぼ瓜二つ。
両親の形見である、破壊者伝説の絵本を宝物にしており、寝る前にはサキに読んで貰うのが日課。
口にしないが……両親やサキが管理者勢力に改造されたのを知ってる上、サキの夢と恋心を密かに応援している。
夢は終わった物語の『その後』を描く絵本作家になり、沢山の人達に読んで貰う事。
名前:リグレット・ナッシング
本名:如月皐月
年齢:18歳
身長:159cm
体重:50kg
性別:女性
種族:人間
設定
西暦千九百九十四年産まれ、如月家のお嬢様。父は自衛隊、母は人気ファッションデザイナー。
裕福な家庭に産まれるも、大忙しな両親故か愛情には恵まれず、大半を家政婦と過ごして来た。
救助活動など自衛隊の活躍に憧れ、ミリタリーオタクとしての道を進む。父は賛成するも母は猛反対。
そんな毎日に嫌気が差し家出。世間は調律者の計画で食糧や飲み水不足に。
そんな時、寧達と出会い、異変に巻き込まれ、自らの意思で仲間入りを果たす。
蒸気機関車や武器に詳しいのを見込まれ、移動拠点・ゼロライナーの車掌に任命されている。
戦闘にも参加するが、基本的に中距離や遠距離からの援護攻撃がメイン。貴紀と罠を張る事も……
スキル
・ミリタリーオタクLv.10
サバイバルゲームや救護活動で培ったスキル。銃の扱いや蒸気機関車のメンテナンスはお手の物!
寧やマキ、アナメと同じく影ながら貴紀の戦いに貢献している、縁の下の力持ち。地雷等の作成も可。
一つしかスキルは無いものの、サバイバル料理も可能なので、生き抜く現代スキルとしては破格の性能。
『敵か味方か現在不明』
名前:アンパイア
年齢:不明
身長:182cm
体重:72kg(位?)
性別:男性(外見的に)
種族:人間(外見的に)
設定
赤いマントを羽織り、自らを裁定者と呼び。他者からは預言者と呼ばれる長身の男。
産まれや母国、友人関係等々。その全てが謎に包まれており、貴紀からは疑問を抱かれ。
女医のニーアからは、酷い死者の臭いを撒き散らす存在として怖れられている。
本人曰く、死者の魂を懐に所持している為とか。なお、何故持っているかさえも不明。
盲目者で、魔術師が持つ様な質素な杖を携帯し、辺りを調べている様子。時々使わずに歩いてるが……?
髪は黒く、背中に届く程伸ばしている。預言者と呼ばれるが、本当は千里眼を使っているだけなので。
本人としては公平じゃないとか。神出鬼没で、味方か敵か……現在は全く判断がつかない存在。
本人曰く「魔法は使えるが発音が難しいし、熱中すると忘れる癖がある為、物理で殴る方が早い」とか。
『エネミーファイル』
名前:ジャッジ・ロード
年齢:6666歳(本人談)
身長:195cm
体重:素体=22kg
鎧装備時=262kg
鎧&大斧装備時=362kg
性別:男性
種族:怨霊
説明
かつて、まだディストラクションが組織・終焉の闇に仕えていた頃、及び離反した際の話を知るモノ。
二ツ名は『判決の王』で敵味方問わず、適切な判断を下す『天秤』の役割を与えられた、デトラ離反当時に死んだ者達の怨霊。
基本的には肉体を持たず、浮遊するだけの存在だったが……二代目終焉こと、無月終焉から専用の鎧と髑髏を与えられ現在に至る。
そのパワーは圧倒的で、無月終焉を護る四天王や三騎士内でも最強の位置に立ち、終焉の指示でレジスタンスなどの断罪も行う。
終焉の右腕に価し、忠実な部下で成績や評価も高く、問題点も色々と目をつぶれる程だが……どうしても見逃せない問題点が一つだけある。
初代終焉を倒し、二代目終焉から離反したジューダスが関わると、酷く理性を失い狂戦士となってしまう点。
一度は二千年代で貴紀と愛に倒されるも、滅びぬ無念は魔神王を名乗る終焉に再度鎧と髑髏を与えられ、復活。
リベンジも兼ねて裏切り者と愛に判決を下すべく、今か今かとチャンスを待ち、自らの理性を保っている。
鎧は重装甲で、基本的にやや黒く濃いめの緑、縁は金で統一されており、和と洋を上手く合わせているらしい。
武器は金の紋様と線のある赤い大斧。この大斧は常人では重量100k故に持てないが、ジャッジ本人は軽々と振り回す。
必殺技は大斧に魔力を限界まで込め、振り切った方向に物理的攻撃と怨霊をばら蒔く最大の一撃、『ジャッジメント』。
なお、このジャッジメントを受けたモノはナイトメアゼノはアニマ以下なら例外無く滅びる。それは肉体的、精神的のどちらか、もしくはその両方の意味で。
名前:オメガゼロ・ケンプファー
年齢:不明
身長:176cm
体重:86kg
性別:男性
種族:ナイトメアゼノorサイボーグ
設定
調律者に改造され、突然変異を起こした元人間。未来予知に等しい貴紀や霊華の直感を凌ぐ、恐ろしい程の超直感。
ルシファーの予想を大きく上回る演算能力と頭脳、ゼロに匹敵するパワーをあわせ持つ化け物じみた超闘士。
彼女らの人体改造に加え、アルファが採取したナイトメアゼノ・メイトの細胞、突然変異を引き起こす放射能物質を加えた結果だとか。
強大な力の代償としてカロリー消費量大幅増加による、食事の補給無しの戦闘だと七分しか戦えない他に。
一定時間の間に糖分を摂取しなければ理性を保てず、常時滾る肉体を特殊なロングコートで非戦闘時は冷やす必要があり。
トドメに魔力、霊力回復には謎多い放射能物質を浴びる、経口摂取する必要があると言う、長期運用には経済的にも向かない。
特製ロングコートの冷却温度は常時1度。中盤はホライズンに操られ、後半だとヴルトゥームのボディとして現れ、戦う。
超直感や剛力の秘密は、人間牧場や狼の森・大樹の地下に設置した巨大脳の計算や魔力供給のお陰。
名前:ヴルトゥーム
年齢:不明
身長:3cm(核だけ)~195cm(人間体+土台の花)
体重:不明
性別:不明
種族:旧支配者
設定
執拗な追跡者から逃れ、太陽系にやって来た生命体。外見と容姿は若い女性だが、一人称は『わし』と言うギャップ持ち。
年老いた火星から、若いこの星の西暦二千年頃──光闇戦争中に飛来。戦争に巻き込まれた姉妹に目を付け。
調律者姉妹として改造。自身の代わりに表舞台へ立たせ続け、邪魔者の貴紀達と終焉の同士討ちを狙う。
ほぼ計画通りに進むも貴紀に追われ、西暦三千三百年・一月一日のケーフィヒ地方へ逃走。
追って来た貴紀を調律者姉妹で撃退。ブルート牧場を超科学力で乗っ取り、人間牧場計画を開始。
住み家に狼の森を選ぶも、復活した貴紀とこの時代のライチによって倒され、運良く核だけ生き残る。
偶然発見したオルタナティブメモリーを使い歴史を改竄。再戦するも敗北、調律者姉妹に裏切られ死亡。
スキル
・旧支配者Lv.6
宇宙の邪神に与えられる名。もっとも、ヴルトゥームは火星の原住民に邪神と認識されただけだが……
超常的な能力と正気を失い兼ねない見た目をし、知的生命体を狂気に染める存在に与えられる名でもある。
・幻覚の花粉Lv.10
ヴルトゥーム本人が生成すら花から放たれる、幻覚作用のある花粉。
これを吸ってしまうとヴルトゥームに支配され、都合の良い幻覚を見てしまう。
・超科学力Lv.10
人類が追い付くには、その惑星が滅びるまでに到達出来るか否かの技術力。
生命体を徹底的に改造可能な技術力は、決して届かない方が幸せなのかも知れない。
名前:シナナメ
年齢:不明
身長:158cm
体重:53kg
性別:女性
種族:人間
設定
魔神王軍・三騎士の一人にして三騎士の中で唯一、融合四天王に匹敵する女剣士。
世界に裏切られ、人々に裏切られ──何も信じられなくなり、全てに怨念を抱いて冥刀・久泉を引き抜いた侍女。
三騎士に入った理由も、胸に抱く怨念を晴らす術もなく、ただ斬りたいものを斬る存在になった為。
彼女の持つ冥刀・久泉はあらゆるものを『断つ』刃。その刀は物だけでなく、心や記憶すらも斬ってしまう程。
但し冥刀の使用者はその力を酷使する為、使用する度に心が壊れ、心持たぬ廃人になってしまう。
シナナメにも元々心があったが、一度何もかも失ってから彷徨い続けた彼女は既に──
冥刀の唯一の使い手と言っても、過言ではないかも知れない。
スキル
※現在不明
『次章予告』
「何故──我々命ある者は争うのでしょうか。その原因や理由は、何なのでしょう……」
主が、『名は何か』とお尋ねになられると、それは答えた。
『我が名はレギオン。我々は、大勢であるが故に』
「レギオン……か。歳だけは一丁前の井の中の蛙が、よく吠える」
「下等な種族の作った機械人形風情になんと言われようと、我らはこの力で世界を手中に収める!」
「コイツら……世界中に戦争を吹っ掛ける気か!」
レギオンを名乗る龍神族の派閥。そのリーダーは──赤黒い鱗を持つ、若き龍神!
彼らを止める為に立ち上がる四色の龍神達。対抗すべくリーダーを務めるのは……
「お久し振りです、マイマスター。説明は致しますので何卒、我々にお力添えを!」
うら若き紅の龍神にして、最後の融合パートナー・紅絆。争う理由は何か?
そして、表舞台の出来事に隠れて暗躍する者達の正体とは?
「トリック・オア・トリック。さあ……ネバーランドの開園だ」
『ワールドロード』四章・just believe in your eyes
あなたが信じる人は、力と心の使い方を間違えてはいませんか?




