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小野寺麻里奈は全校男子の敵である  作者: 田丸 彬禰
第三章 ザ・ファイナル・ピース
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橘恭平 妄想日記 Ⅰ

 今日、幼なじみの麻里奈に土下座して泣いて頼まれたので麻里奈がつくった創作料理研究会に仕方なく入部してやることにした。


 すべての面で完璧な俺である。


 麻里奈のクラスの女子全員は俺が創作料理研究会入りを決めた時には残念がり大きなため息をついていた。


 そういえば、創作料理研究会には同じ中学校から北高に入学したあの松本まみもいるらしい。


 麻里奈の話によれば、松本まみも俺と一緒にクラブ活動をすることを熱望しているということだった。


 なんでも、入部後は俺のためにおいしい料理をつくりたいと言っており、さらにデートもしたいと言っているらしい。


 博愛主義者である俺はそういうことであればもちろん断らないつもりだ。


 とにかく中学生時代は色々あったが、それはすべて過去のことだ。


 バラ色のビクトリーロード。


 それが俺の高校生人生である。


 そして、今日がその第一歩である。

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