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駿足の冒険者  作者: はるあき
3章 周回速度の冒険者
100/123

096 修行の成果と魔導具(1)


「はっ!」


 いかん寝てた!


・・・いや、寝てて良いんだった。

 って、この展開も久々だな。

 周りを見渡すと、ブルーオーシャンのいつもの部屋だ。例によって部屋の床には俺が脱いだ服が落ちていた。

 そして、昨日の記憶が曖昧だ。


「あ〜、頭痛い」


 どうやら昨日は飲みすぎてしまったようだ。

 完全に二日酔いになっている。

 何でこんなになるまで飲んだんだっけ?

 俺は布団の上で大きく伸びをしながら、昨日起きたことを思い返した。


 昨日は久々にドートル喫茶の厨房に立っていた。

 王都での研修期間中にずっと休んでいた反動なのか、店は大繁盛していたな。体感で普段の1.5倍くらいの客足だった。

 常連の客からも「ここの紅茶はやっぱ世界一だ」「俺はカフェオレを飲まないと調子が出ない」「週一でもいいから毎週営業してくれ」とかって意見があって、とても嬉しかったな。

 冒険者として旅をするのは、この世界に来た目的だし実際すごく楽しいが、喫茶店経営もこれはこれで面白くなってきている。これからもずっとこういう生活をしていたいもんだぜ。


 そして、閉店後は魔王討伐祝いってことで、ブルーオーシャンの酒場で飲んでいた。

 俺たちが魔王を倒したことは秘密になっているので、最初は俺とチャーリーとマリーの三人だけではしゃいでいた。しかし、どこから聞きつけたのかゴリアやガウディ、リリーさんがやってきて、最終的にはいつものメンバーで飲み明かすことになった。いやー、久々にあのメンバーで集まれて、楽しかったな。王都もいろんな店があったりして魅力的ではあったが、やっぱり俺はこの街の方が好きだなと、改めて思ったな。飲み仲間もいるし、いい宿も飯屋も飲み屋もある。

 そんで。えーっとここらから記憶がだいぶ曖昧だな。

 ・・あ、そうだ。飲んでやたらハイテンションになったリリーさんから、利き酒バトルを仕掛けられたんだった。目隠しした状態で酒を飲んで、銘柄を当てたら勝ち、負けた方はその酒をもう一杯飲むという狂気を感じるゲームだったな。

 しかし、俺のほうが勝率高かったはずなのに、最終的に潰されてしまったのを考えると、やっぱりリリーさんの酒豪っぷりは半端じゃないよな。


 そしてその後の記憶が一切ないな。

 いつどうやって部屋に帰ったのか。

 ・・・

 まぁこうして部屋まで戻って来れてるんだし、俺の帰巣本能も捨てたもんじゃないってことだな。


「まさに伝書鳩の如し」


「朝から何を言うとんねん」


 ん?このツッコミはひょっとして?

 声がする方を見ると、そこには眠そうな顔をしたチャーリーがいた。

 やはりチャーリーだったか。


「おはようチャーリー!こんな朝早くどうしたんだ?」


 何か約束してたっけか?


「どうしたて、今日は朝から修行行くことにしてたやろ?」


 チャーリーはそう言うと、ふ〜っとため息をついて言葉を続けた。


「ホンマにはじめとマリーは酔うと記憶なくなるよなー。どんだけ鳥頭やねん!・・・ってもしや!!」


 何かに気がついたのか、ハッとした顔をするチャーリー。


「いや。伝書鳩の件は、これを見越して言った訳じゃないからな」


 どれだけ計算し尽くしてボケてると思っているんだよ。

 偶然だ偶然。


「なんだー、伏線回収型のボケかと思ったのに」


「伏線回収型ってなんだ?」


 ボケにそんな種類があるのかよ。


「あ、話してる場合ちゃうわ。マリー起こしてこなあかん。はじめも準備しといてなー」


 そう言うと、チャーリーは廊下へと消えていった。マリーの部屋に向かったのだろう。

 俺としては、伏線回収型のボケの例題を聞いてみたかったところではあるが・・


「しょうがない、着替えるか」


 例によって、俺いま全裸だしな。


「さて、パンツはどこだ?」


 パンツだけでもすぐに履かないと、またルリちゃんに見られてしまうからな。

 俺は布団を腰に巻きつつ、パンツを探して部屋をうろつき始めた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・



 青々と茂る木々

 頂上が見えぬ雄大な山

 所々に赤い葉

 横穴から吹き出る間欠泉


 というわけで、キリマウンテンまでやってきました。


「ここに来ると、修行しに来たって感じがしてモチベーションが上がるな」


 なんでは分からないが、空気がシャキッとしてる気がするんだよな。

 流石は修行の名地と呼ばれるだけの事はある。


「今日は修行ってよりは、現状の戦力確認に終始しそうやけどな。私とマリーの特訓成果の確認と、王都で貰った魔導具の性能確認もせなあかんし」


 俺のつぶやきにチャーリーが反応してきた。

 ちなみにマリーは二日酔いで調子が悪いのか、山の方をボーッと見ながら水を飲んでいる。


「そいえば、俺が王子相手に家庭教師つけている間、二人は特訓してたんだっけか」


 王都での出来事(主にあのメイド)が衝撃的過ぎて、すっかり忘れていたが。


「せや。特訓のかいあって、かなりパワーアップできたで!」


 少し自慢げに胸を張って、俺に主張してくるチャーリー。

 ほう、これは期待できそうだな。


「どんなところがパワーアップしたんだ?」


「ひひっ、見ときや」


 チャーリーは楽しそうに笑うと、キリマウンテンの方を向いた。そして、両手を上げて魔力を練り上げてゆく。


「ウィンド・ディザスター!!」


 チャーリーがそう唱えた瞬間、辺りを暴風が支配した!

 まるで台風の真っ只中に放り出されたようだ。風圧が凄くて目を開けていられない。足の力を少しでも抜けば飛ばされてしまいそうだ。

 轟々と吹き荒れる風の音のせいで、会話も何も聞こえなくなる。


「とんでもない威力だ」


 俺のそのつぶやきも、風の音でかき消されてしまった。俺の体内を反響しただけで、チャーリー達には伝わってないだろう。

 いやこれ、威力は凄いけどコミュニケーション取れなくなっちまうな。

 風圧で動けないし、結構使い所が限られそうだ。


 そんな事を考えていると、少し風が落ち着いてきた。

 そして十数秒ほど経ち、風がほとんど収まる。もう目を開けても良さそうだ。

 俺は目を開いて正面を見た。


「なっ」


 するとそこには、一直線になぎ倒された数百本の木々の姿があった。こっちまで暴風が来ていたから広範囲型の魔法かと思っていたが、どうやらビームのような集中型の魔法だったらしい。まるで超大型トラックが踏み倒して行ったかのようだ。

 いや、それよりも威力が上かもしれない。よく木を見てみると、ただ倒されているだけではなく、細かく切断されているものが殆どだ。チャーリーの魔法の攻撃力の高さが伺える。


「すさまじい破壊力だな」


 俺は思わずそう呟いた。


「そやろ?なにせ特級の風魔法やからな。魔力量が足らんから詠唱はできへんけど」


 そう言ってドヤ顔で胸を張るチャーリー。

 これは自慢したくなって当然だな。それほどの威力だ。

 ついこの間、上級魔法を取得したばっかりだと思っていたが、もう特級魔法を手に入れるなんて。


「ほんとに凄いな!チャーリー」


 俺はとんでもない魔法を見た高揚感から、チャーリーの頭をワシャワシャと撫でながらそういった。


「撫でるのやめい」


 すると、チャーリーは痛かったのか、俺の手を避けていった。

 いや、顔が赤くなっているから照れているだけかもしれないが。


「特級魔法って、こんなに破壊力あるんだな。何十人かでタイミング合わせて一斉攻撃すれば、魔王だって倒せたんじゃないか?」


 やっぱり魔法ってすげぇよ。俺はウォーターボールしか使えないから、一層そう感じてしまうぜ。


「言っておくけど、特級魔法ってとてつもなく難しい魔法なんだからね。この大陸全体で見ても、10人くらいしか使える人いないわよ」


 俺の単純すぎる戦術に魔法専門家として思うところがあったのか、マリーがそう苦言を呈してきた。

 そうか・・まぁ勇者ですら半分は使えてなかったもんな。

 数の力で押し切るってのは不可能だったか。


「それに、魔王の対魔法防御は半端やないからな。特級魔法程度じゃ、多少ダメージは入るかもしれんけど、倒すのなんて到底ムリや」


 さらにチャーリーがそう付け加えてくる。

 そうなのか。

 この威力で無理って、魔王ってやつは理不尽なまでに強かったんだな。俺の体感としては、いつもどおり走って首切っただけだったから、そんなこと感じなかったが。


 それにしても、チャーリーは随分と魔王に詳しいな。

 まるで実際に戦った事があるかのように語っている。


「ちゅうわけで、私の特訓の成果はこの魔法やな。これでSランクの魔物程度なら、余裕で討伐できるようになったで」


 頼もしいことを言ってくれるな。

 これで俺たちのチームの戦力も大幅に上がったぜ。


「ちなみに、ステータスはどんな感じになったんだ?」


 そこも気になったので、聞いてみた。


「こんな感じや」



名前:小林リカ(あだ名:チャーリー)

種族:人間

職業:冒険者 Dランク

LV:51

HP:510/510

MP:510/510

STR:470 [備考:筋力値]

VIT:490 [備考:物理防御力]

AGI:350 [備考:俊敏性]

INT:880 [備考:魔法攻撃力]

MND:720 [備考:魔法防御力]

所持スキル:なし

所持魔法 :火魔法(生活) 水魔法(生活・下級) 土魔法(生活・下級・中級) 風魔法(生活・下級・中級・上級・特級)


装備品

爆笑神社のお守り。効果不明。レア度☆10



 ほう。

 レベル自体もかなり上がったみたいだな。

 あと、魔法攻撃力が急成長しているな。さっきの魔法の威力がすごかったのも、これが影響していたのかもしれない。

 ・・そんで、なぜかSTRも俺より上だ。おかしいな。俺のほうがレベル倍くらいあるんだが。


「ん?土魔法も中級に上がったんだな」


 確かこないだ見た時は、下級までしか使えていなかったはずだが。


「そや、中級のストーンバレットが使えるようになったんや」


 ストーンバレットか、これも強そうな魔法だ。


「普通こんなに短期間で成長しないからね?チャーリーの魔法へのセンスは本当に凄いわ」


 俺のリアクションが不満だったのか、マリーがそう言ってチャーリーの凄さを強調してきた。

 いや、凄いのは十分わかってるんだよ?

 俺はウォーターボールしか使えないから、実感できないだけで。


「ちなみに、マリーはどんなパワーアップをしたんだ?」


 魔法のセンスで言えば、マリーも相当なものだったはずだが。


「私は水の中級魔法で、新しくハイドロキャノンを覚えたくらいね。より速く移動できるようになったわ」


 マリーはそう言うと、ステータスカードを見せてくれた。


名前:マリアンヌ

種族:エルフ

職業:冒険者 Dランク

LV:53

HP:530/530

MP:530/530

STR:410 [備考:筋力値]

VIT:310 [備考:物理防御力]

AGI:390 [備考:俊敏性]

INT:690 (+30) [備考:魔法攻撃力]

MND:530  [備考:魔法防御力]

所持スキル:自重緩和ユニーク+

所持魔法:火魔法(生活・下級・中級・上級) 水魔法(生活・下級・中級)


装備品

ユグドラシルのミサンガ:エルフの国で作られたミサンガ。魔法攻撃力+30。レア度☆2



 ほう、マリーもステータスがかなり上がっているな。

 チャーリーと同じく魔法攻撃力の成長が大きいし、魔法の威力は相当強くなったのだろう。


「なんか物騒なこと言ってたけど、あれ以上速く移動せんでええからな?」


 チャーリーはマリーの言葉に引っかかったのか、そんな事を言ってマリーをたしなめていた。

 まぁマリーの飛行速度、今でも百キロ超は出ているからな。あれ以上速くなると、少し怖いかもしれんな(特にチャーリーには)。


「よほど急ぐ用事がない限り、そこまでスピード出さないから大丈夫よ」


 チャーリーの不安そうな言葉に、笑顔でウィンクしてそう返すマリー。

 ・・なぜだろう?

 フラグにしか聞こえないんだが。


「ホンマやな!?絶対にあれ以上スピード出さんといてや」


 チャーリーの忠告も、前フリにしか見えないな。

 押すなよ押すなよ、みたいな。


「そんなことより、国王から戴いた魔導具の性能を確かめてみましょ」


 流れを打ち切って、明るい声でそう提案してきたマリー。チャーリーはまだ不安そうな顔をしているが、気にしても仕方ないことだし、ここはマリーに乗っかっておこう。


「そうだな。ちょっとまってくれ、今出すから」


 俺は収納袋を漁って、手に入れた3つの魔道具【オシアナスのナイフ】【空絶のマント】【竜王の指輪】を取り出した。

 どれも破格の性能を持つ魔導具だからな。

 慎重に性能を試していかないと。


「まずはオシアナスのナイフから試してみぃひん?一番大事な攻撃力に直結する武器やし」


「そうだな。そうするか」


 俺の攻撃は武器頼みだからな。

 仮にこのナイフが使い物にならないと、俺はただ速いだけの一般人になってしまう。スズメガかよって感じだ。

 (ちなみに、スズメガは140km/hと全昆虫中最速の飛翔速度を誇る虫だ。ただ、そのあまりの飛翔速度に耐え切れずに体が空中分解する事が多いという、とんでもない虫である。動画を見ると割と衝撃を受ける)


 っと、うんちくが過ぎたな。今は修行に集中だ。

 俺は気を取り直して、オシアナスのナイフを手にとった。

 太陽を受けて、綺麗な青い刃がキラキラと輝いている。相変わらず芸術品のような美しさだな。惚れ惚れするぜ。


「まずは・・そのへんの枝を切ってみるか」


 俺はそう言って、近くにあった枝にナイフを振り下ろした。


「え!?」


 すると、何の抵抗もなく枝を切断することができた。よく、切れ味の表現でバターを切ったようだとか言うが、そんな感触すらない。感覚としては、素振りに近い。ほんとに何の抵抗もないんだから。


「とんでもねぇ切れ味だな」


 切れ味が良すぎて怖くなってきた。

 自分の手とか間違えて切ったら、一瞬で切り落としてしまいそうである。


「そんなに凄いんか?ちょっと貸してみてくれへん?」


 チャーリーがうずうずとした様子でそう聞いてきたので、快くナイフを渡した。

 もちろん、ケースに入れてからである。

 切れ味が良すぎて、剥き身で手渡す気にはならないな。


「おお!何やこれ、とんでもないな!!」


 チャーリーはナイフを受け取ると、そこら中の枝を切り落とし始めた。

 スパスパと切れるのが楽しいのか、30秒くらいずっと木を切り続けている。見た目からも、何の抵抗もなく切れているのが伝わってくるな。あと、チャーリーがめちゃ楽しんでいるって事も伝わってくる。


「私にもやらせて!」


 楽しそうなチャーリーの様子に感化されたのか、そう申し出るマリー。


「おっけー、チョット待ってや」


 チャーリーはそう言うと、刃を丁寧にケースにしまった後、マリーにナイフを手渡した。

 どうやら、チャーリーもこの武器の危険性を認識したようである。


「凄い!こんな切れ味見たことないわよ!」


 ナイフを受け取ったマリーも、そのへんの枝を切り落とし始めた。そして、楽しくなってきたのか、テンポよく枝を伐採し続けている。


「うちの包丁も、これくらい切れれば良いんだけど」


 切れ味の良さが気に入ったのか、そんな家庭的なことを言い出したマリー。

 だが、


「まな板ごと切れるから、包丁としては欠陥品だと思うぞ」


 一応突っ込んどいてあげないとな。このままだと、店のまな板を切断されそうだし。


「あ、そっか。残念ねー」


 そう言って、マリーがこちらを振り向いたその瞬間。

 後にあった木が向こう側に倒れた!


「「「え?」」」


 何が起こったのか分からず、呆然とする俺たち三人。

 ひょっとして、チャーリーの魔法で木が切れてたのか?それにしてはタイムラグがありすぎる気がするが。


「あ!ごめん。私が切っちゃったみたい」


 俺が原因を考えていると、マリーは頭を下げながらそんな事を言った。

 よく見ると、後ろの木はマリーの腰辺りで綺麗に切断されている。なるほど、ナイフをもって振り向いた時に、木に当たってしまったのか。ということは、


「あんな太い木でも、抵抗なく切れるのか」


 ほんとに怖くなってきたな。

 魔物を倒すときには良いが、日常生活には絶対使っちゃだめだな。


「この武器はよほど強い敵と戦うとき以外、使わんほうが良さそうやな」


 チャーリーも同じ感想だったのか、そう言ってきた。

 完全に同意だ。これは危険すぎる。


 そういえば、


「たしかシュタインが、念じると刃の長さを調整できるって言っていたよな。刃を向こう側に向けて、やってみてくれるか?」


 怖いが、攻撃力に直結する武器だしな。

 全部検証しとかないと。


「分かったわ」


 マリーはそう言うと、ナイフの刃を倒れた木の方に向ける。

 そして、目をナイフの先に向けて集中し始めた。

 すると次の瞬間、刃が2mほどにまで伸びていた!!

 刃が伸びる動作がまるで見えなかった。どんな速度で伸縮してるんだよ!


 ちなみに、刃の通り道にあった木の枝は切り落とされていた。

 高速の突き攻撃としても使えそうだな。


「凄いわねこれ。念じた瞬間に刃が伸びていたわ」


 マリーによると、念じてからのタイムラグも殆どないようだ。

 ほんと、すごい武器を手に入れてしまったぜ。

 しかし、


「強力すぎて怖くなってきた。もうそれ片付けて、次の魔導具の確認に移ろうぜ」


 出しとくだけで怪我の確率が跳ね上がりそうだと感じた俺は、二人にそう提案した。


「そうね。正直手に余る武器だし、基本収納袋にしまっておいた方が良いかも」


「他2つの魔道具も確認しときたいし、そうしよか。」


 チャーリーもマリーも怖くなってきていたのか、二つ返事で同意してくれた。

 いやはや、とんでもない物を手に入れてしまったぜ。


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