開戦!!ヘブンズ.ウォーズ。凱旋門の戦い。
開戦!!ヘブンズ.ウォーズ。凱旋門の戦い。
森ガール.ウィニーが背に乗る聖獣パトラキ。
プロメテウスの眼をくわえて星が煌めく夜空を二頭のポリーとメリーを従え疾走する。
ポリーの背に乗るラジェッター少年が呟いた。
『やはり……魔球ドームにより障壁がされている。』
もう一頭のメリーの背の上でウィッチ.クレィディアがヘブンズソードを掲げた。
細い剣の矛先から閃光を魔球ドームに向け放った。
バリバリバリ)))))))))
魔球ドームは表面を微かに光らせただけで何の変化も見せない。
『この、強い魔力は……まさか』
ウィッチ.クレィディアが顔を曇らせた。
ラジェッターがクレィディアの意を汲んで語った。
『クレィディアさん……あなたの予想した最悪のパターンとなりました。』
『しかし、この戦いは誰も貴女の代わりができません。』
『ご両親を黄泉の国から救い出せるのは貴女だけです。』
イデアポリスをドーム状に囲む障壁の起点、凱旋門に立つ三人。
ザクセン.ハイマーと彼の両側には黒いローブで身を包んだクレィディアの父と母。
ザクセン.ハイマーにより操り人形と化していた。
クレィディアの父母は魂を抜かれ、ザクセン.ハイマーにより魔導師として使われていた。
二人の卓越した魔術により障壁が張られてた。
ザクセン.ハイマーは空を舞う聖獣パトラキに目を止めた。
『聖獣パトラキを、操るとは、あの少女は何者だ……』
『あのパトラキが口にくわえているのは……まさにプロメテウスの眼。』
『探す手間が省けたと言うもの……』
『あのプロメテウスの眼を手土産にすればルシファー様から大天使の涙の力が我、手にもたらされる。』
ハハハハハ……
クレィディア、ウィニー、ラジェッター三人と
血の爪団の長、ザクセン.ハイマーとの凱旋門突破を掛けた戦いの幕開けである。
クレィディア父母の救出と魔導ドームの破壊、一方はプロメテウスの眼の奪取。
ザクセンハイマーの背後に現れる巨人ネフリィムの群れ。
ヘブンズウォーズ前哨戦、凱旋門の戦い…………




