鉄屑傭兵団(スクラッパー)に加わったドワーフ族。
鉄屑傭兵団に加わったドワーフ族。
再生ルネサンス大聖堂へ意気揚々として進軍する鉄屑傭兵団スクラッパー。
その後を少し遅れて進む女神フレィヤの破片を積んだボッタ荷馬車隊列。
その時、背後から大きな牛に乗った一団が砂煙を上げて接近して来た。
筋肉質で髭を蓄えた太マッチヨの男たちが手に大きな鉄槌を持ち群れをなしている。
ボッタ荷馬車隊を引く人々は突然の襲撃に不意を突かれ散りじりになった。
鉄屑傭兵団スクラッパーは騒ぎに気付き荷馬車隊列の後部へと向かった。
大柄の少年ハンマーが牛に乗った一団の先頭にいる老人に目を止めた。
『じ、じっちゃん!!』
笑顔で手を上げる鍛冶屋ブラック.スミス。
『わしらドワーフ族も味方するぞい!!』
鉄屑傭兵団スクラッパーの団長レンチが前に出てハンマー訊ねた。
『お前のじっちゃんなのか?』
ハンマーは鼻の頭を擦こすりながら答えた。
『そうさ!』
『ドワーフのみんなが加勢にきてくれたんだよ!』
レンチはドワーフのじいさんに近付き握手のため手を伸ばし、しっかりと手を握った。
『助かるよ!』
『ドワーフのじいさん!』
『一緒に血の爪団の奴等を追い出そう!!』
鉄屑傭兵団スクラッパーの隊列に加わったドワーフ族はボッタ荷馬車隊列
の両側を固め進んだ。
ドワーフ族長は黒髪少女レンチの尖った耳を見て話し掛けた。
『お前さんは……』




