第8話
ポンタヌ「みなさん、こんにちは! スピスピ宇宙ラジオ司会者のポンタヌです!」
ゼリ「同じく司会者のゼリです」
ポンタヌ「今回のテーマは『テレパシー能力』です」
ゼリ「テレパシー! それが出来たら最高です!」
ポンタヌ「それって本音? テレパシー能力、本当に欲しい?」
ゼリ「欲しいですよ! だって相手の気持ち、わかるんですよ?」
ポンタヌ「ふふふ、君は心がキレイなんだろうね」
ゼリ「キレイですよ! 友達に対してネガティブな感情とか、あまりわかないですし。むしろポジティブです!」
ポンタヌ「なるほど。じゃあ、友達に太ってるねとか、ブサイクだねって言われたら、どうする?」
ゼリ「え? 酷くない? 自分も鏡みてよ。たいして、可愛くないじゃんって言うかも」
ポンタヌ「ハハハ! 普通に酷い発言だね。それにイライラしてる。ネガティブな感情、わかないんじゃないのかい?」
ゼリ「えーっと。私、心が汚いのかな?」
ポンタヌ「どうだろうね。もし、太っているとかブサイクだと思われていたらどうする?」
ゼリ「相手を嫌いになる。友達をやめる」
ポンタヌ「テレパシーが出来るって事は、そういう事だよ? 相手の気持ちがわかる。自分がどう思われているのか、わかる。テレパシー能力が優れているほど、ほんの少しのネガティブな感情さえ読み取れる」
ゼリ「えー、なんか恥ずかしいし、嫌だな」
ポンタヌ「みんながテレパシー能力を得た5、6年間はテレパシーが原因でいろいろ問題が出るだろうね。それでも、テレパシーはみんな出来た方がいい」
ゼリ「そうなの? みんな出来た方がいいの?」
ポンタヌ「そうだよ。本音で語り合える友人が出来るかもしれない。それだけじゃない、嘘や不正がバレるから、犯罪が減るかもしれない」
ゼリ「もしかして、テレパシー能力って、いい能力?」
ポンタヌ「そうだよ。テレパシー能力は最初こそ、混乱するかもだけど、慣れていけば素晴らしい能力だよ」
ゼリ「テレパシーかぁ」
ポンタヌ「だから、悪させず素晴らしい行動をとる事。自分の心や本音を理解し、心を読まれもいい自分を作っていく事が大事だね。




