第4話
ポンタヌ「みなさん、こんにちは! ラジオの司会者のポンタヌです!」
ゼリ「同じく司会者のゼリです!」
ポンタヌ「スピスピ宇宙ラジオ、始まりました! 今日も語って行きたいと思います!」
ゼリ「わぁ、楽しみ!」
ポンタヌ「ではまず、光と闇について語ろうかな」
ゼリ「闇って悪のイメージがある。悪魔とか悪人とか」
ポンタヌ「なるほど、悪のイメージがあるのか。確かに、そうイメージしやすいね。でも、それは本当に正解なのかな?」
ゼリ「違うの?」
ポンタヌ「闇って、確かに黒いから悪魔を連想しやすけど。闇=悪では、ないような気がするんだ」
ゼリ「ふ~ん」
ポンタヌ「コインの表と裏、陰と陽みたいな感じで、光だから全て正しいとか、闇だから悪いとかじゃないと思うんだ」
ゼリ「なるほど。確かに、そうかも」
ポンタヌ「基本、嘘つきはよくないけど、友人や相手を救うために、あえて嘘を使った方がいい場合もあるよね?」
ゼリ「嘘も方便的な?」
ポンタヌ「そう! 例えば、二つの道があるとする。自分の友人は右の道を通ろうとする。なぜなら宝があるから。だが、右の道には危険な魔物がいる。左の道にも宝がるが、めちゃくちゃ遠い」
ゼリ「左がいいじゃん」
ポンタヌ「だよね。友人はプロの冒険者だから、自信がある。だが、魔物の方が格上である。自分としては友人を助けるために、左の道にいかせたい」
ゼリ「だったら、美人な女性がいるよと、嘘をつくかも」
ポンタヌ「それだね! 左の道に美人な女性がいるよと嘘をつく。その優しい嘘で友人は、左の道を選び、ほぼ無傷で宝をゲットし帰って来た。友人は不満げだったが」
ゼリ「そういった嘘、いいんじゃない?」
ポンタヌ「そうだね、嘘つきはよくないけど、時と場合によって、相手を助けるために、必要な場合がある。話しを戻すと、嘘が闇だとしたら、闇が悪とは限らないと、僕は思うよ」
ゼリ「なるほど」
ポンタヌ「例えば、市民が光の勢力だとする。王族や権力者が闇の勢力。市民は愛と自由こそ正義だと主張する。王族と権力者は秩序こそ、正義だと主張する。さて、どっちが正しいかな?」
ゼリ「もちろん、光の勢力よ」
ポンタヌ「これはあくまで、僕の主観だけど、どっちも大事だと思う」
ゼリ「え? 何で?」
ポンタヌ「やっぱり、国や、一つの星をまとめる存在、リーダー的な存在は必要だと思う。法律やルールのように、秩序が必要だ」
ゼリ「そっか、リーダーがいないと、みんな好き勝手にしちゃうかも」
ポンタヌ「もっと、踏み込むと、王族や権力者視点だと、自分達こそ光の勢力で闇の勢力は、他国の操り人形となった市民や反政府組織こそ悪党だと、思うかもしれない」
ゼリ「じゃあ、どっちも正義なの?」
ポンタヌ「そう、どっちもお互い、正義だと思っている。視点や立場の違いで、みかたが異なるんだ」
ポンタヌ「じゃあ、闇の勢力って。悪じゃないの?」
ポンタヌ「さあ、どうだろうね~」
ゼリ「教えてよ」
ポンタヌ「そこらへんは、まだ、僕は勉強不足だから。わかってきたら、語って行くよ」
ゼリ「うん! わかった!」
ポンタヌ「ここまで読んでくれて、ありがとう! みなさんに幸運がきますように!」
ゼリ「ありがとうございました!」




