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キラキラ・オドオド・イライラ  作者: 太陽


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9/9

モヤモヤ 9


 月日は流れ その後 里帆ちゃんと大介くんは高校を卒業したあともお付き合いを重ね て とっても上手くいっているらしいです



「はぁーほんとによかった!オドオドとイライラが出てきた時はどうなることかと思ったけど、」


「そうよねー今後は あの2人 どうなるのかな!? ね!!?」



「ドキドキ ほんとに楽しいそう!」


「そりゃそうでしょ!恋愛の話を聞けるだけで興奮しちゃうもの もしかして 結婚とか?」



「け、結婚?? まだ早すぎるんじゃないかなぁー それは」


「あ!ごめん!キラキラ! あっちの恋の予感が!? それじゃあね!」


「うん!またね!」




(、ほんとによかった これで世の中もっとキラキラで満ち溢れたらいいのにな!」






「プププ、新人の分際で人の夢を叶えたつもり?ホント笑えるわ!」




なんだろう すごく身体も重たくて 空気も薄い 暗闇のような失望感もある 苦しい

そんな重たく苦しい空気感



「フフ 久しぶりねぇー キラキラ?元気してた? まぁあんたは元気しか取り柄もないけどね(笑)」



「はぁはぁはぁはぁ」



私の肩何か乗っている  肩が鉛のように重たい  とっても久しぶりな絶望感



私は静かに振り返った



「3年?かしらね?あなたが感情を受け継いでから ちょっとは成長したの?」



この感情 ぶつぶつ 不平を言う、愚痴る、文句を言う、呟き声で話す 陰口を言う 悪口を言う感情の妖精 







  私が1番大嫌いな感情だ













 私が感情を引き継いだのは今から4年前 お母さんが体調を悪くして私が感情の中で1番若く感情の精になった



「今日から 夢を与える感情の精として引き継ぐことになりました よ、よろしくお願いいたします!」



「よろしくな!キラキラ ほんとに若いや、俺よりも若いな!」



「はい ワクワクさん」



「そんなに緊張しなくていいぞ!あと!ワクワクでいいぞ!)



「あら?こんなに若いのね?お姉さんが優しく教えてあけわるわね」



「あ、ありがとうございます ドキドキさん」



「わ、若い子 僕 若い女の子としゃべれるかな?」



「こら!オドオドしっかりする!」



「オドオドさんよろしくお願いしますします」



「かかわいい 私よりも ううーん涙」



「な、なんで泣く?」




 キラキラは夢を与えるという感情の中で最も重要な感情とされていた その中で責任重大 そしてあまりの若さゆえよく思わない感情の精もいた



「なんでそんな若いんだ!もっと修行してから来いよ!」



「お母さんからいろいろと教えてもらいました だ 大丈夫です!」



「あんた誰?また面白い子だねぇー」



「よろしくお願いいたします」



「前のがまだよかったわ あんたは信用できそうな顔してるもの」



「まぁ下の下はかわいそうだから あなたの名前は中の下さんね!」



「く、」



「ぶつぶつを相手にするな キラキラ」








それからもぶつぶつと罵倒は続いた






「また、いつまでも夢をみさせているのね?中の下からほんとに進歩しないね ずーっと」



「夢は希望なの!夢は無限の可能性が広がってるの!」




「頭おかしいんじゃないの?夢は叶わないから夢なんだよ!」




「できるもん!夢は必ず叶うもん!」




まだ小さかった頃の私は自分の感情のコントロールもできないまま 青の世界の人に不用意に夢を与えてしまった






 夢を与えたその子は小学6年生の女の子 結衣ちゃん 内気なタイプでクラスメイトとも馴染めない 夢がない女の子だった





結衣ちゃんは丁度 ユーチューブで歌い手さんの動画をみていた時 私はその子に強制的に夢を与えた




突然結衣ちゃんは目を輝かせて



「これやりたい!」



そして結衣ちゃんは行動に移して 子供の時からずっとためてきたお年玉を全て使い ギターを買った


 

中学生になって 一生懸命練習して 親に配信は高校生からって言われて それまで 一生懸命練習頑張ってたのは 私がはじめて夢を与えた人だからすこい私も喜んだ   










「夢は叶うよ」




「ハハハ ほんとに笑えるわ じゃあなたが最初に夢をみさせた人が今どうなったか確かめてみる?」



「ほら、結衣ちゃんだっけ? 今高校生になってはじめてライブ配信するみたいね? ちょっとみてみましょうか?」




私とぶつぶつは青の世界を見渡し 結衣ちゃんの家をみた



「頑張って!結衣ちゃん!」













結衣ちゃん「はじめてのライブ配信 緊張するなぁー」



中学生からギターを買って3年間ギターを練習も毎日やってすごい上手くなった 歌も小学生の時からずっと練習して今じゃカラオケで90点代だ



(きっといける)



私は緊張しながらもライブ配信を開始した




「えっとー みなさんこんばんはぁー 結衣です 今日ははじめての配信で緊張してます

私は歌手を目指して小学生の時からずっと練習してきました!作詞もしていて 夢、希望 みたいなキラキラとした音楽を書くのが得意です よろしくお願いします」




「へー音楽やってるんだ」

「聞きたい聞きたい」

「結衣ちゃんの作詞した曲どんなの?」




結衣ちゃんの配信からは温かい声が流れてきていた



「みんなありがとう!やっぱりみんな優しいね!」




「それでは聞いてください! 「夢空」」



「夢は未来ー♪ 音楽は希望ー♪ 世界は素晴らしいー♪」



「どうでしたか?」


歌が終わった瞬間 歌う前とは考えられないコメントが流れてきていた」


「え?」





「望みなし」

「残念ですね~」

「下手くそ!」

「これでよく歌手になろうって思ったね」(笑)

「夢って言ってるけど未来ないよねえー」

「死ね」

「そんじょそこらの凡人と一緒」


私の心は真っ暗になった














 「ぶつぶつ!ふざけんなぁーー!!」


「やめろキラキラ!相手にするな!」


「離して!ワクワク! 絶対許さない!!」


(私 なんにもしてないよー 結衣ちゃんに少し現実をみせてあげただけだからー(笑) これが げ、ん、じ、つ よ(笑)」



(夢を壊して何が楽しいの?」



「フフ、結衣ちゃんみたいな素直で疑いを知らないいい子ちゃんが暗闇におちた時が最高に面白いと思わない?」



「ふざけんなぁーお前が死ね」



「おい!キラキラ!」






「他人の悪口は言わないこと たとえ 相手の敵に対しても」




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