クリスマス 8
「すいませんでした」
「あー全然大丈夫(笑)」
「ところで学校はどうされたんですか?」
「あーやめてきたよ 里帆に相合傘をしなかったことでみんなにいじられて、、」
「本当に申し訳ないです」
「ほんとにいいよ 気にしてないし もともと陰キャだからよく嫌われてるんだよ」
「でも、私は大介くんのことが大好きですよ?」
「ほんとに?どこで俺のことを好きになったの?」
「 前の相合傘の時に好きになりました」
「あーじゃ一緒だ 」
「え?」
「俺も相合傘の時に好きになった 近寄っていいって言われてすごいドキドキしたわ」
「ほんとですか!私もです!」
「お互いにドキドキドキドキしてたんだね」
「そうなんですね」
「悪かったな 夏祭りの時ちゃんと言えなくて」
「私もです 思いを伝えるのってすごい難しいものなんですね」
「そうだな ん? そろそろ クリスマスだよな? な?」
「そうですね クリスマス手わすね 」
「クリスマスだよな?」
「今度はきちんと言ってください!」
「そうだな 里帆 クリスマス一緒に行かないか?」
「はい! 今度待ち合わせしませんか?」
「そうだな! 今回はきちんと な(笑)」
俺と里帆は綿密に相談を重ねてクリスマスの時を迎えた
「クリスマスきましたね」
「いやー来たねー あっという間だったねほんとに(笑)」
「第三者目線ですか?」
「まさかここまで早くくるとは 作者もびっくりだよな(笑)」
「作者の話はやめましょう!」
俺と里帆は煌びやかなイルミネーションの通りを2人並んで歩く
周りをみれば 若いカップルたちがイチャイチャ チュッチュしながら歩いてる (子供にみせられない)
俺と里帆はそんなハートマークがたくさん詰まった通りを歩くだけで初心な恋心はドキドキと爆発していた
「ちょっと 静かなところに行こうか(笑)」
「そ、そ そうですね」
イルミネーションの少し離れた 近くの夜の公園のベンチで2人並んで腰掛ける
知り合った日から 手さえ握れない ガラスのハートの持ち主である 俺と里帆は クリスマスの魔法が解けると不意に気まずくなった
「そういえば 里帆つて進路どうするんだっけ?」
クリスマスとは思えないほど 真剣な質問に動揺としながらも里帆はその答えを口にする
「そうですね、絵の専門学校に行こうと思ってます 大介くんは?」
「俺か? 俺はねーとりあえずゲームを極めるかな笑」
「え?」
「E スポーツだょ」
「そ、そうなんですね そうですか」
「なに?」
「いや 、 ではもう3カ月たったら別の世界に行っちゃうってことですか」
「そ、そうだな」
「、、、、」
再びの沈黙が2人を包んでいった
一方その頃 青の世界を眺める 感情の妖精たちはというと
6人の妖精たちがこちらも忙しく いろんな人のところへと飛びまわっていた
「ドキドキ ワクワク ウルウル イライラ
オドオド キラキラ の6つの感情の妖精である
「はぁーはぁー あ! こんばんはぁー 私
キラキラです お久しぶりにしておりました
みなさん元気にしていましたか?
クリスマスの時期ってすっごい忙しいの! !クリスマスが近づいてワクワク 恋をして ドキドキ クリスマスに告白でオドオド 告白に失敗してウルウル 告白されなくてイライラ サンタさんのプレゼントをもらって 、夢が叶ってキラキラ みたいにほんとにすごいの! )
「だからいろんなところに行ってて ごめんなさい」
イライラとオドオドとキラキラの3人は青の世界の大介くんと里帆ちゃんの感情についた
「あの、 ちょっと話したいことが」
「え?なんですか?」
オドオド「告白なんて絶対無理無理無理無理
トモダチの関係でいいよ もし告白してお互いさらに気まずくなったら?」
「うーん」
イライラ「なんだよ! この演出なら
もう告白しなねーのに なんで告白できねーだよ! 俺はいつまで待たせんだよ」
「な! なんですか!!」
キラキラ「2人とも仲良くね! うーん」
(この感情がぶつかったら 思いを伝えられない 私がなんとか なんとか なんとか)
キラキラは2人に向かって思いを届けた 強く願ったら 必ずいい未来図が作れるってことを
すると私の足の周りから 白い光がつつまれ
光苔のように 雲にそれが伸展していった
(これは?)
(く!言えない 今逃したらもう里帆に伝えられないかもしれないかもしれない でも その勇気がでないんだ)
「あれ? 雪?)
「雪か?」
空の上からキラキラとした一雫のような雪がパラパラと一つ一つ光輝き落ちていった
「綺麗だ」
「綺麗ですね」
イルミネーション彩られた 街に 舞い降りた雪がこの街をそっと包み込む
里帆のその星のように光輝いて 俺はその瞳の輝きについ 近づきたなった
「まるで 冬の魔法にかけられたみたいだ」
「好きだ! 離れたくない!」
「え!?」
気づいたら 里帆に抱きついてしまっていた
「私も、私も 離れたくない! です!」
2人の距離感は徐々に近づいて吐息が吐息が重なりあう
北風の空の下 重なりあった吐息
2人だけの甘いホワイトラブだった




