表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キラキラ・オドオド・イライラ  作者: 太陽


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
10/10

夢 10

 私は流れてくる雑なコメント 悪口に耐えられなくなり 配信をやめた 

身体から吐き気が出るようなそんな感覚だった


「私の3年間はなんだったんだろう」


お年玉を全部使ってギターを買って一生懸命練習した 歌が大好きでずっとお風呂場でもお母さんに頼み込んでカラオケでも練習してきた 

少し上手くなってきたし みんなにこの音楽を届けたい 歌を聴かせたい それだけだった ただみんなに楽しいんでもらいたいだけだったのに それなのに 流れてくるコメント悪口しかない


「辞めろ」だとか 「音楽を舐めてる」とか

「それで歌手を目指ししてきたの?」とか そんなコメントばかり




全て私の3年間は水の泡だった



 私はシーツに包まる 涙が止まることがなくずっと泣いて 泣いて 泣いた









後日 学校に行くと下駄箱に靴はなかった 


私はその状況に一瞬で今起こっていることを察した




教室に着くと想像通り黒板には私の悪口 机を後ろに置かれ ひっくり返しにされる



友達なんてほんとにそう、私の秘密を知っただけでこうも裏表を返される




人の友情とはそういうものだ






友達の視線が辛い、まるで光の閃光が弓矢のように自分に突き刺さってくるような 苦しい視線が私に向かってくる




私はそう自問自答し相手の視線を気にしながら机をもとあった状態の場所に運んだ




それから来る日もそのようなことが続いたが私はどうも思わなかった


ひどいときには私の机に1輪の花が枯れた状態で飾られていた


この花は「死んでほしい」というのが一瞬で判断した






今日もいじめの日々 私はもう疲れた 



その時 どこか遠くに行きたい もう死にたい と思ってしまったのであった








 

  学校を終えて家に帰ってきた 親はまだ仕事中でいなかった



 私は死ぬという恐怖心は脳内から巻き取られ次第に薄れていった。



時刻は黄昏時 マンションの部屋の窓からなにか声が聞こえてきた



「行きましょう…」



「…はい」



私は導かれるままに窓の外に出る




ーこれで『退屈な日常から解放されるー








そう思った









「やだぁーーー!ダメぇーーーー!



それをみていたキラキラは手を伸ばし魔法をかけた


いざ、結衣がマンションから飛び降りようとした瞬間だった


無数の星の光がどんどん流れてきていた



「流星雨?」



それは結衣にとってはじめての景色だった







「あらあら 結衣ちゃんを踏みとどまらせちゃった あと少しでこの日常から解放されて楽になれたのに」



「はぁはぁはぁはぁ」



「なに?怖いの?(笑) まだ子供だねぇ」



「削られて削られてまた削られて 心は疲れて行くけど 疲れないように1からやるの!今日も 明日も! 過去も現在も全てが失われたとしても 未来だけは 未来だけは! 明るいって信じたい 、、」














 ぶつぶつと別れたあとキラキラは自らを自問自答していた 


なんでも背負い込んでしまう結衣ちゃんはこれからも同じことを繰り返えすかもしれないと



「らしくないな」



「ん?」



私が振り返ったら 中年男性の男がいた

 


「モヤモヤ?」



将来への不安、仕事や人間関係の悩みなど、原因や解決策が明確でない時に感じる「なんとなく不安」や「整理できない感情」、「言葉にできない不満」といった感情の作る妖精だ



「え?どうして私の後ろに?」



(2人)がモヤモヤしてたから」







「苦しいんだよ 夢を与えるって もう私でもよくわかんない」



「かつて陸上男子マラソン金メダリストサムエル・ワンジル氏はこう言ってる 「きつくてもガマンすること ガマン ガマン」



「もう ずーっといじめを我慢してきた 情報で煽らているこの現代のせいだよ、」



「そうか 逆に言うが 人間が生きやすかった時代はあったのか?なかっただろ?」





「夢をあきらめるのか? 」



「うん もうやめようかな」




「じゃ夢を諦めればいい」誰かがその夢を叶えてくれるから」

            



   「「私はその誰かになりたかった」」

















  この世界の人たちは感情や気持ちをもっていつも生きている 




苦しい時とか 楽しい時とか 悲しい時とか


その気持ちをどこかにしまい込んでみんなみんなもって生きている




その感情とか気持ちの移り変わりをコントロールするのが私たち 感情の精霊の仕事






 今日も私たちは青の世界の住人たちを空から見渡してながら私たちは仕事をする




 青の世界では季節は仲秋 女の子 結衣ちゃんがギターを鳴らして道端で歌っていた 

でも、街の人たちはその様子をみようとせずにそこに誰もいないかのように通り過ぎていく


結衣ちゃんは「世間はつまんない」だとか 「政治家はバカだ」とか 歌っちゃって 夢に溢れてた頃の曲とはかけ離れていた


その様子を遠くからみていた中年男性のサラリーマンらしい人は結衣ちゃんの音楽を聞いて立ち止まる




その音楽はその1人にしか響かないかもしれない



前を向けば敵ばっかり でも 少し見渡してみれば きっと きっと あなたのことをわかってくれる人が必ずいる! かもしれない



どこか遠くて耳を澄まして聴いている人がいる


あらゆる場所で空を見上げている人がいる



もし、誰にも共感されず 誰も見向きさせなくて 夢を打ち砕かれた状況で涙を流し 自分が嫌になって 自分の道を迷ったとしても

心の中には私たちがいるからね!






 



 



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ