スライム
三日目
昨日Eランクになれたので、慣れるためにも魔物討伐をしてみようと思う
Eランクのに適した魔物はスライムsからm、スモールスパイダー、エコーバード
そして、それらよりも少し強いゴブリンである
どうせ5匹討伐することになるのでそれぞれ一匹ずつ討伐することに決め、鍛冶屋へ向かった
ーーー
剣や弓などいろいろあるが、鍛冶屋に着いてから驚いた
値段が結構高いのだ
自分は今まで小遣いを使って何とか生活しているが、矢だけでも煙草一箱程の値段がするようだ
少し悩ましい
Eランクの魔物なら武器なしでもいけるかな…
うーん…
…うん!
盾だけ買った
ーーー
「盾もプレスとかなら出来るし、大丈夫だよな!」
そう言いながらやって来たのは前回と同じ森
狙いは戦っても余裕で勝てそうなスライム族
スライム族の討伐証明になるのはドロップする魔石だ
ポーション、魔法器具
また、全て綺麗な水色をしていることからアクセサリーにも使われる
sよりm、mよりlという風に大きくなって行き、買い取り価格が変わってくるので、mサイズをたくさん倒すのを目標にした
スライムがよくいる場所は森などの日陰である
理由は体が水が多く含まれたゼリー状の体だからで、固有の攻撃である酸を使って木の一部を溶かし、木の中から水を補給するという説もあるらしい
なのでここにある岩と岩の透き間などを重点的に探すことにした
ら
「早速でたな…」
スライムを2匹発見した
ビュブゥー!
と酸を吐き出してきたので、出来るだけ盾や服に当たらないようによけ、スライムめがけて走り込み、思いっきり蹴ってみる
これで一匹を岩にシューッ!チョウ!エキサイティング!…どこの国の文化だ?コレ
しかし、もう一匹に酸を吐かれる
服に直にかかってしまったが、方向を変えてこっちも蹴り飛ばす
「終わったか…」
盾を使わなかったことを悔やみながらスライムを見てみる
どちらも体が蒸発していったことを確認してから魔石を拾う
どちらもsサイズだろうか…
「!」
っと、服も大丈夫か
少し色が変わったような……まあいいや
他のスライムを探そう
ーーー
その後、足元や木の近く、岩陰を目印にしてスライム見つけては、盾でぶっ飛ばす
を続けて、気づいた頃には袋がいっぱいになっていた
早速ギルドへ持っていく
「sサイズの魔石が20個にmサイズの魔石が6個で…950Gだ」
「ありがとうございます」
950G
スライム狩りを定期的に行うのは効率的に金が稼げるし、良いかもしれない