はじめに
この物語はあらすじの通り、今更ではありますが、「ロックマンゼロ」を原作とした、ファンフィクションです。
が、ストーリー、設定等を大きく変更し、全く別物を作るつもりで書いています。
原作ファンの方は、「原作を愛する方々へ」をしっかり読んで、それから、本編を読むか否かを判断する方がよろしいと思います。
また、(ファンフィクションを読む方にはあまりいないと思いますが)原作をよく知らない方でも読めるように、読む前に知っておくべき事は、「知っておきたい知識」を読めば分かるようにしました。(今後も気づき次第加筆していきます。)
「知っておきたい知識」にも原作にはない設定が多少ありますので、ぜひ、原作ファンの方も目を通してください。
また、いくつかのキーワードは、作中で解説をしてゆくハズですので、分からないキーワードがあっても、少しだけ辛抱して頂きたいと思います。
それでは
村岡流ロックマンゼロ、始まります。
どうかお付き合いください。
[知っておきたい知識]
原作とは多少違います。
本作品のみに適用される設定と考えてください。
・レプリロイド
簡単に言うと、感情を持ったロボット。人型のみならず、動物、植物等の形を取ったモノもいる。複雑な思考回路を持ち合わせ、ほぼ人間同様に考え、感じることができ、その表現も柔軟にこなす。
ただし、「涙を流す」という行為はできない。
・メカニロイド
一般的に現代社会で稼働しているロボットやその発展系。レプリロイドよりも単純な思考回路で、複雑な感情表現などはできない。基本的には、硬質な装甲で身を包んでいる。
・イレギュラー
電子頭脳や思考回路等に欠陥があり、他者(特に人間)を傷つけるロボットの総称。
つまりは、ロボット社会における犯罪者。
・イレギュラーハンター
イレギュラーを処分し、取り締まっているロボット警察の名称。N.A.暦124年における体制と、N.A.暦以前の体制は全く違う。
ちなみに、過去に存在したレプリロイドによる軍隊の名称は「レプリフォース」
こちらは既に存在しない。
・愛
この世界に満ち溢れているもの。
大切にしましょう。
[原作を愛する方々へ]
前述の通り、このロックマンゼロは全く別物を作るつもりで書いてます。
私はもちろん原作が大好きです。
決して侮辱するつもりも、汚すつもりもありません。
これは「こんなゼロはどうだろうか」という一つの提案(妄想)だと思って、受け止めて頂けると嬉しいです。
原作との相違点をある程度まとめました。(今後も気づき次第加筆していきます。)
下記をよく読んで、それから本編に進んでください。
原作との相違点
・キャラの性格等の設定を変更しています。特に、物語の中心として動いてもらう、ゼロとハルピュイアは、言動等の違いが大きく目立つと思います。
・それぞれの信条が原作とは異なっている場合があります。これは、背景となる世界自体、またキャラの立場が原作と違うので、「この性格なら、この世界ではこうなるだろう」という考えで変更しています。
しかし、ある一部の者については、私が描きたいことを描かせてもらうために、大きく変更しています。
・サイバーエルフに関する設定を変更しています。ちなみに、原作の2以降で物語の基盤となった「妖精戦争」のくだりはありません。つまり、「ダークエルフ」と「オメガ」については、申し訳ありませんが登場予定無しです。
・キャラのデザインを、変更しています。頭身はリアルサイズです。また、レプリロイドの姿形は生身の人間に近いものとなっていますが、ゼロや四天王等においては、腕や膝から下には基本的にアーマーがあり、増加装甲をつけるものもいます。
・作者は岩本先生版ロックマンXを崇拝しており、いくつか設定を借用させてもらっています。
・物語は原作の1と2を参考にしていますが、途中からオリジナル展開が色濃くなっていきます。
・ラストも、原作とは別のものを構想しています。寛大なお心で見守ってくださると嬉しいです。
一人でも多くの方に楽しんでいただけることを願っております。
感想、評価などについては、モチベーションに繋がりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。