祭りだワッショイ!
男性4人女性1人の設定です
「受付嬢ならエリーだろ!」
「なんで?」
「いやなんとなく」
「あっそ」
ここはとある場所にある絆オンライン運営チームの仕事場所対応に追われるスタッフたちにも少しは余裕が出始めたころ
「ぶっ! なんて引きしてやがる」
とあるプレイヤーの課金ガチャの結果に思わず独り言が出た
「どしたー、なんかあったか?」
「主任、自爆と大爆発を引き当てたプレイヤーが出ました」
その言葉に運営チームがどよめく
「マジか」
「ダメージ算出、大丈夫か?」
「祭りだな」
若干1名おかしなのもいるが全体的に不安の声が挙がる
「うわああぁあ」
「おい! なんて声出してんだ」
「主任! この子、幻想種チケットまで引いちまった」
おいおいおいおい。もはや、幸運なんてもんじゃない豪運だな
「お、受付にクレーム入れた子か」
「クレームというか感想ですけどね」
「まあ、どっちも最初から仕込んであった事だ。騒いでも今さらだ」
『あ! みーつけた。これにしよう』
「精霊か」
「精霊ですね」
「わりと堅実的な行動してんなあ」
「他の幻想種のプレイヤーが、ぶっ飛んでんじゃない」
「だよなあ」
「おお工作、始めた」
「生産職なら序盤で覚えるスキルね」
「うまく戦闘に利用してるな」
「マザーが誘導したみたいだけど……」
『あいむういなー!』
「勝ったか」
「進化は見送るようですね」
───
「あー泣いてるよ。主任のせいですね」
「俺のせいかよ! お、おお進化するみたいだぞ。立ち直ったか、いい子だよ」
『ふはははは! 圧倒的ではないか我がステータスは!!』
「うっすら感じてたけど、この子って同士じゃないか?」
「だよなあ。アレいっとく?」
「せーの! ジ~~ク(溜めてる)」
「おいやめろ」
「主任も好きなくせに」
「それ以上は言わせんぞ。それに俺は黒鉄の魂派だ」
「か~、スーパー系ですか年齢層が高めの」
「うるさい!」
「男どもってホントにバカ」
「そういう君もショタキャラ推しの……」
「なにか?」ギロッ
「ひぇ、何でもありません。ん? マザーから申請が来てるな」
「面白い!」
「いや確かにそうだけど、性質を得るって事はモンスターの能力も得るって事で……」
「それは、ヤバい」
「説明文には限定されるって書いてあるんだ。不都合が出ないように今度の大型アプデで修正する」
「特殊能力系のスライムより、ただただ大きくするヒュージ系の方が最終的に強くなるんだよなあ」
「今のところ、ヒュージ系をテイムしてるプレイヤーは居ないな」
「序盤では弱いからな」
「まあ妖精郷では強いモンスターいないからな、取り込まれて問題になる事はないだろ。え? もう許可出したの」
「兎さんかわいい」
「モッフリャーもなかなか」
「うん? ここでログアウトか」
『ワールドアナウンス:放浪の地竜が妖精郷に現れました。エリアボスが地竜アースガルドに変わります』
「……おい」
「大丈夫です。身体より小さいものじゃないと取り込めませんから」
「そうじゃねえ! これで、あの子は妖精郷から出られなくなっただろ。アースガルドは準ラスボスだぞ」
「あ」
「あ」
「誰だよ~。強ボスを放浪させようって言ったの」
「追及は後だ、どうなると思う?」
「泣くな」
「泣きますね」
「泣くんじゃないかなあ」
「だよなあって、そうじゃなく対策だ」
「現状トッププレイヤーでもアレは無理です」
「となると移動待ちか……放浪パターンは?」
「精霊力の強い場所に惹かれるだっけ? あ、おわた」
「この世界の竜はそう設定されてるからね。縄張り争いまで起きるよ」
「……デバッグ班にベータでのキャラ持ってたやついたな、そいつを出動させる」
「ええ~、それは……」
「最終手段だ、しばらくは様子を見る」
「主任……」
「なんだ?」
「たった今【魔王の因子】を持つプレイヤーが誕生しました。しかも、幻想種です」
は? 国内に1人出るか出ないかの確率だぞ、しかも幻想種だと
「祭りだな!」
「わっしょい!」(やけ気味)
運営チームの祭りは続く
こういう裏を考えるのが楽しくて更新速度が緩やかになってるのかもしれません
反省します。こめんなさい(でもやめない)
最後に気になるワードを入れてみたり