不罰の誓
またしてもふとした思いつきです。思いつきをそのまま時に起こしたようなものですざ、よければ読んでください。
大罪を犯せし者は、罪に見合った罰を受けなければならない。それを受け入れる義務がある。
それを与える権利がある。
僕はそれを、正義と呼んだ。
だから僕は、その正義の名のもとに、罰せられるべきである。
* * * * * * * *
かつてこの町には英雄がいた。
別に悪の秘密結社と戦うような大きな人じゃない。普通の人間で、この世の定理を根本から覆す能力など一切所有していない。ただ、歳若くして、勇気があり指揮力があり、正義の名のもとに組織を率いた。ただそれだけの事だった。
それにそいつ自身も、自己評価は大して高くなかっただろう。
そもそも、そいつは今、この町では英雄なんて呼ばれてない。人はそいつを伝説と呼ぶ。
「だから、伝説の一派は俺たちと同学年で、今年から高校生なんだよ!」
「もしかしたら、この学校にいるかもな!」
「伝説の人、結構イケメンらしいよ」
「でもその仲間の人の方がカッコイイって噂じゃん」
と、根も葉もない実にくだらないほぼデタラメの噂が、この創世高校を含む多くの高校に蔓延していたのはもう1年前。
入学時のバカ騒ぎも1年経てば落ち着きが見える。
「神代!久しぶり」
「ん、あぁ久しぶり」
始業式そうそう去年のクラスメイトに声をかけられた。大して仲が良かった訳では無い。むしろ、普段から明るく典型的な陽の者であるあやつとは仲良くなれそうにもない。
2年棟最上階、最も奥に位置する2年S組。僕が今目指しているのはその教室だ。俗に言うアッパークラスである。
今年よりS組に入る生徒は僕を含めて4人だけ、他の3人も他クラスの全く知らない人間だったので、実質一人ぼっちだ。
「ここか、それにしても、なんで最上階なんだ」
* * * * * * * *
「今年からS組の神代 実ってやつ、かなり頭いいらしいぜ」
「知ってる、そいつ学年2位のやつだろ。でも、式谷さんより下なんだろ」
「そうだけどさ、俺らよりは上なわけじゃん」
「でも結局、五等星には勝てないだろ」
「いや、まぁな・・・」
皆さん、春休みでどれほど変わったかと思えば、あまりお変わりなくて良かったです。
4人、下ってしまいましたが、学校からいなくなった訳ではありません。それにその分、4人新しくクラスメイトになるのです。
ですが、お代わりがないということは、成長していないということかもしれません。
2度目の春が来ても尚、勝利への希望を抱いている人は、誰一人いませんでしたから。
「神代実です、よろしくお願いします」
僕は短い自己紹介を終えると、直ぐに着席した。すると後ろの生徒が立ち上がり、僕よりかは本の数秒だけ長い自己紹介を始めた。
はぁ、よかった、悪目立ちすることなく、普通の自己紹介を終えることが出来た。
無事、新たなクラスに身を置くことが出来た。
「神代さん、放課後、第2音楽室に来てください」
「え?」
身長は僕より10cmほど低いだろうか、つまり推定163cm。とてもとても顔の整った、白く長い足に、丁度よく実った胸元。艶のある黒い髪は、人口のゴムの妨害を受けることなく、腰の辺りまで流れている。
「え、何故?ですか」
冷静でいるつもりだが、さすがに戸惑いを隠せない。
何故か、チャイムとともに先の説明にある誠の美少女が、僕の席の前まで来た。そして意味不明なことを口走った。
「話があるんです、大事な話です。絶対に来てくださいね。」
彼女はそう言って、自分の席へ戻るかと思えば、教室を出てどこかへ行った。
ここじゃダメなんですか?とは、聞き返す間も、余裕もなかった。
「おいあれだよ、式谷さんに告られた伸び代ってやつ」
とうとう行くとこまで行ったな。噂というのは実に根も葉もなく、何処までも誇張されて、今や事実無根だ。
決して大声のやり取りだったわけじゃない。
だが、クラスの中心人物らしい彼女が、新参者のところに駆け寄って話すこと自体が目立つ。さらに内容は、放課後第2音楽室に来てください、だ。
噂は瞬く間に広がり、それと同時に改ざんされていった。広まる速さと改ざんの度合いは、正の相関関係にあるらしい。
というか、顔は広まったのに名前は間違えられているのか、僕は神代だ。伸び代ってだれだよ、そんな本田圭佑みたいなやつはうちにはいないだろ。
だがまぁ来いと呼ばれれば行くのが僕だ。流石に行かないのはどうかと思う。
「来たぞ!神代だ!」
「へ?」
思わず間抜けな声が出てしまった。まぁ名前を間違われずに済んでよかったな。
全く良くない、音楽室の前に人の群れができている。気持ち悪い、これじゃ目立つしそもそも入れない。
僕だってあんな美少女に放課後呼び出されれば少なからず期待はするさ、でも、こんなことになれば迷惑でしかない。大体、一方的な要求だ、行くと約束はしていない。
お暇させてもらおう。僕は全速力で引き返した。
* * * * * * * *
「困りました、もう帰られてしまったでしょう。」
部屋の外がやけに騒がしいと思って見てみれば、大勢の人の合間から、走り去る神代さんが見えました。
急いで追いかけましたが追いつけず、下駄箱を、見る限り学校にはいませんでした。
確かに目立ってしまいました、これは私の失策です。
ですが、次は無いかもしれません。迷惑をかけてしまったのなら、仕方が無いことでしょうが。
「ねぇかわい子ちゃん、俺達と遊ぼうぜ」
「え?」
* * * * * * * *
しかし、やはり少し悪い気がするな。
来てくれと言われれば行くべきだ、あんな状況でも、行ってやるべきだったのだろう。
あちらさんだって、どれだけ勇気がいることか。いやまぁ別に僕に告白する訳では無いだろうが、もしそうなら悪い事をした。いや、そうでなくてもか。
「君、創世の制服じゃん。名前なんて言うの?」
「なぁちょっとだけ付き合ってよ。俺ら女の子と遊びたいんだよ」
僕が罪悪感を抱きながら、老若男女あらゆる方面の店が立ち並ぶこの街の中でも3、4番目には活気立っている通りを歩いていると、今どき珍しいあからさまなナンパをしている輩がいた。
うちの学校の名を聞いて、一瞬立ち止まろうかと思ったが、別に悪事を働いているわけじゃない。
見た目も、あとおそらく中身もクズな不良に見えるが、彼らにだってナンパをする権利はあり、可愛い女子高生と話したい気持ちもわからんではない。
僕はああいった行動や人間自体を嫌うが、自分自身の立場を慎み行動できる。部外者が口を出す場面じゃない。
「あ!神代さん!!」
「え?」
今日だけで、僕は何度素っ頓狂な声を発したことだ。こんな失態を犯すほど僕は落ちぶれているのか。
だが、仕方もない、ナンパなんぞには目もくれず立ち去ろうとしていると、ナンパされている創世の女子高生から声をかけられたのだから。
この声は聞き覚えがあった。大して親しいわけでもなく、聞きなれた訳でもない。しかし、確かに印象深く、今日聴いた声。
「式谷・・・さん」
「助けてください!」
ハッキリと、目が合った。そして、不良共の中にいる彼女は、不安そうな目で、助けを乞うた。
さすがに、無視する訳には行かない。悪目立ちしてしまうが、今ちょうど彼女に悪いと思っていた。そもそも、最低限の面識と、これから同じ教室で過ごす未来がある。
仕方が無いさ。
「すみません、今から僕、彼女と約束があるんです。お話なら、また今度にして貰えませんか?」
「あぁ?なんだてめぇ、この子の彼氏か?」
おぉ、流石というかなんというか、話を聞く耳を持たないな。
「いやぁ、ただの友達ですよ。同じ部活で、今から話し合いをするとこでして」
アハハハハ、と、全力で作り笑い。即興の嘘。
すると次は、俺に近寄ってきたヤツではなく、式谷に一番近寄っていた輩共のリーダーらしきヤツが声を荒らげることなく言う。
「あのさぁ真面目くん、俺ら今彼女と遊びたいの。俺ら見た目は確かに不良だけどさ、やましい犯罪しようって訳じゃないんだよ」
バレた、目でわかる、あれは見透かした目だ。他の奴らはゴミクズみたいだが、この頭だけはまぁまぁ知性があるようだ。
「でも、彼女が嫌がってるじゃないですか、潔く諦めて貰えませんか?」
少し威圧気味に、だが誠心誠意、できるだけ笑顔で優しくやってる、まだ。
「おいなんだよその態度?てめぇ何様のつもりだ?そんな弱そうな体して、俺に意見すんなよ。」
失策。やはりダメだ、こいつは単なる不良だ。実に傲慢で実にクズ。なんでも力でねじふせる彼らのような輩は、世界を甘く見すぎている。
だがどうしたことか、ここで引く訳にも、
「お、どうしたチビ?震えが止まらなくなったか?早く家に帰りな」
取り巻きが騒ぎ立てる。
うるせぇな。段々イラついてきた。僕に対して何を言おうが、僕はそんなに程度の低い言葉で心を乱したりしない。
だが、彼らの行動一つ一つが腹が立つ。僕は不良などというたぐいが大嫌いだ。目の前にそれがいると思うと吐き気がする。
ここ数年、この街の治安は悪い。心から思う、浄化してやりたい。こんな雑菌共が、僕の街にいると思うと、身の毛もよだつ気分だ。
あの時、僕は誓った。僕は自信を罰した。内容は簡単、人を罰する権利を剥奪した。否、失ってしまった。
だが、不罰の契、今少しばかり破らせてもらおう。
「黙れクズども、僕はお前達みたいな不良が大嫌いなんだ。僕だけじゃない、人は、お前達みたいな知性はあるが理性はない、そんなクズのことを『不良』って呼ぶんだ」
* * * * * * * *
「神代さん!」
神代さんが帰られてしまったため、一人街を歩いていると、別の高校の男子生徒に声をかけられてしまいました。いわゆる不良と言われる方々でしょうか、身なりはあまりよろしいものではありません。
正直いって、こういった経験は余りないので、とても、怖かったです。
ですが、ちょうどそんな私の前に、神代さんが現れてくれました。これはきっと天の助けです。話したいこともあったので一石二鳥です。
ですが、この方々は去ってくれそうにありません。
神代さんと不良さん達の会話は段々と重く、より一層険悪な雰囲気になっていきました。
すると突然、神代さんが数秒間黙ったと思うと
「人はお前達みたいな、知性はあるが理性はないそんなクズのことを『不良』って呼ぶんだ」
まるで、別人のようです。
「あ?今更何言ってやがんだよ」
「おいちょっと黙れ」
私の目の前のいちばん身長の高い方が、神代さんの目前にいる人を黙りこませます。
「てめぇ何様のつもりだ?人が下手に出りゃなんだその口のきき方は!」
「は?何言ってんだ?お前こそ、僕が優しく話していれば偉そうに上から目線で話しやがって。
カスが僕に話しかけるなよ」
神代さんは本当に別人になってしまったのでしょうか。先程までと同一人物とは思えないほどに、その口調と、目つきも表情も変わっていました。
「お前・・・喧嘩売ってんのか・・・分かってんのか?お前みたいなひょろひょろが俺ら5人相手にどうする気だよ」
不良のリーダーらしき人がそういうと、周りは神代さんを馬鹿にするように腹を抱えて笑っていました。
「あぁ、人数の問題か、安心してくれ、俺はたった5人相手ならちゃんとハンデをくれてやる。ちょうどいいだろ・・・ゴミクズ」
いけません。これ以上挑発しては本当に喧嘩になってしまいます。問題になる以前に、神代さんが、怪我をしてしまいます。
「ぁ・・・」
なんででしょう。足がすくんで動けないどころか、声が出ません。いけません、このままでは神代さんが。運悪く建物の影になった人気のない場所。すぐそこに大通りがあるというのに。
「やれ」
そう命令された神代さんの目前の不良が、神代さんの顔を思いっ切り殴りました。
「・・・神代さん!」
決死の思いで、やっと声が出ました。
ですが、
「これで正当防衛だな、てか悪い、やっぱ腹たったから手ぇ抜けねぇよ」
神代さんが悪い笑みを浮かべた刹那、神代さんを殴った不良の1人は、倒れ込み、蹲り、悶え始めました。
「サトル!!」
「あ、すまん。わざとじゃないんだよ、ただ偶然手が急所に当たったんだ。男として詫びを入れるよ。」
「てっめぇ、殺っちまえぇ」
何をしたかは分かりませんが、神代さんが1人を倒してしまいました。腹を立てた3人が襲いかかります。
ダメです、3人がかりで襲われては
「神代さん!」
え。心配はご無用なのでしょうか、神代さんはどうやらとてもお強い方のようです。3人の攻撃を見事に受け流しながら口を開きます。
「言い忘れてたなぁ。おい悪党共よく聞け。
最大限の憎しみと、最低限の正義をもって、今から悪を殲滅する。」
そう言った後すぐに、3人は神代さんに倒されました。
1人は腹を殴られて
1人は綺麗に投げられて
1人は自ら壁にぶつかり
3人は動けません。痛みに耐えれない訳ではなく、気を失っているのではなく、恐怖に飲み込まれて。
しかし、一息ついた神代さんは油断してしまいたました。私の目の前にいた1番大きいリーダーらしき人が1度止まった神代さんを殴りつけました。
「いってぇ、このゴミクズが」
神代さんは直ぐに振り向いて、怯むことなく迎え撃ちます。
でも、
「雑魚がいきがんな」
「ぼぉ」
バァン、という音が私にも聞こえます。あまりに強い衝撃を、神代さんは受け流すことが出来ずに殴りつけられます。
「辞めてください!」
私は思わず叫びますが、その願いは届きません。
一方的に殴りつけられ、倒れ込んだところを何度も踏みつけられます。
怯んでいた4人も立ち上がります。
「さて、行こうぜ式谷ちゃん」
ほかの4人が倒れた神代さんの元に行くと、リーダーの人が私のところに戻ってきます。
「やめて、放してください。神代さん、神代さん」
私は必死に抵抗しますが、力のある男性の手から逃れることはできません。
私のせいで、神代さんが。
自分が今からどうなるのかなどを考えた方がいいのかもしれませんが、今は倒れた神代さんの事しか頭にありません。
* * * * * *
痛てぇ、久しぶりに殴られた。
そいえばこんな感じたったな。
懐かしいものだ・・・
* * * * * *
「待てよ悪党」
涙を流す私が、とうとう下を向いていると、後ろから声が聞こえました。
振り返らずにはいられない、救いの声が。
「神代さん!!」
そこに、ボロボロになってなお立ち上がって、こちらを冷淡かつ迫力のある眼で見つめる神代さんがいます。
「キャッ」
突如として太い腕から解放され、自由な空間の元へほおり出されました。
そして私を解放した男は神代さんの元へ歩み寄って行きます。
「しぶといやつだな、死にたいのか」
「神代さん!」
またしても、神代さんは殴りつけられました。しかも、今回はなんの抵抗もなしに、ただ、神代さんが殴られました。
しかし、神代さんはまた立ち上がり、
「なぁ、お前はそこのクズどものリーダーだろ」と、こんな状況だと言うのに、呆れたことに相手を煽るような台詞を口にします。
「あぁ!?なんだとてめぇ」
また殴りつけられ、しかしまた立ち上がり
「リーダーにとって、一番大事な能力ってなんだと思う?」
「わけわかんねぇ事言ってんじゃねぇよ」
神代さんは、また殴ら、
「なっ」
「え」
なんと、神代さんは、飛んできた男の拳を右手で逸らしてしまいました。今まで殴られ続けていたのに、突然防御した神代さんに、男は驚きます。
「わからないか?どんな人間になら仲間が着いていくか?だよ」
「強いやつに決まってんだろうが」
そう言いながら、男はまたもや神代さんを殴りつけます。
しかし、
「残念」
神代さんは、またも向かってくる拳を自らの手で反らし、間一髪の所でかわします。
「惜しいけど、もっと具体的に言えよ。正解は、圧倒的に心が強い人間だ」
今度は、神代さんが男を殴りつけます。
「てっめぇ」
男は鬼のような形相で、殴り返します、しかしもう、その拳は届きません。
「ありがとう、準備運動に付き合ってくれてよ。おかげで感覚取り戻したよ。」
今まで観戦しているだけだったほかの不良達も、まずいと感じたのか、私のことはもうそっちのけで参戦しに行きます。
神谷さん!と、叫びたいのですが、先程から声が出ないようです。
「よくもやってくれたな、責任取って死んでもらうぜ」
流石に、神谷さんは囲まれて全員から攻撃を受けては、防ぎようがありません。
ボコボコにされて、しかし、もう倒れることは無く
「やはり卑怯な奴らだ、思う存分成敗できる。勘違いするな、これは喧嘩じゃないぞ、裁きだ。」
1人、1人、アザだらけの神代さんが、不良を戦闘不能に追い込んでいきます。
「なんで、なんで倒れねぇんだよ!」
最後に残った不良のリーダーは、数分前まで見られなかった表情と声色をしています。
畏れています。
「なんで?僕は貴様らのような不良に折られるほどやわじゃないだけだ」
何度殴っても何度殴っても立ち上がって、自分を倒しに来る相手。なんでも言うことを聞かせられると思っていた暴力が、自分の唯一の武器が、無力になった瞬間、あの人は畏れに飲み込まれた。
わかりました。私の声が出ない理由は、あの人と同じです。
後ずさりする男に、神代さんがゆっくりと近づいていきます。
「おま、お前・・・まさか、あの
伝説!」
「そんな大層な者じゃないんだけどな」
ドンッ
* * * * * *
有難いことに、頭は起き上がらなかった。
怖がっていたみたいで、僕の手が届く時には半分気絶していた。
しかしまあ、やらかしたものだな。これはあとが大変そうだ、さぁどうしたことか。
「とりあえず、大丈夫か式谷さん」
式谷さんは、ただ何度も頷く。
なぜか、声を出してくれないので近づくと、やっと声を聞かせてくれた。
「あ、あの、えぇと、何から言ったらいいかわからないんですけど」
「安心してくれ、僕も同じだ、どうしようか」
「その、助けてくださってありがとうございます。」
「いや、僕が音楽室に行かずに帰ってしまったのが悪いんですよ。その責任を取ったまでです。」
話し方が定まらない。自身のキャラクターがブレていることがわかる。まるでネットで叩かれる作品の主人公じゃないか。
「まぁとにかく、無事で何より、傷とかないか・・・」
まずい、傷だらけなのは僕の方だった。
張り切りすぎたか・・・
* * * * * *
私を心配してくれた直後、神代さんは倒れました。
無駄に膨大な設定のため、なが〜く思えてしまいますが、物語の初めの部分を書いているようなものですので、今の所は3部か5部かで終わります。
時間はあるはずなので、今度はちゃんと、今年中に終わる予定です(予定です、ここ重要)