オマケ ステータス3
※ステータスの平均は一般人で100が基準。シンク、木ノ下の場合はアイラルンによるステータスの底上げで最初は全てのステータスが平均値になっていたが、その後の上下がある
※()内は常時補正のステータス
※実数値の横にある矢印は前回よりも上がったステータス
・榎本真紅[戦闘時補正こみ]
【種族/人間】【性別/男】【年齢/18歳】【職業/馬賊・副攬把】
【ステータス】
『体力』 ―― 298↑
『魔力』 ―― 250
『腕力』 ―― 470↑
『知力』 ―― 103
『胆力』 ―― 262↑
『素早さ』―― 458↑
『ラック』―― 0
【スキル】
『武芸百般EX』
あらゆる武術に精通し、武神とまで讃えられるべきスキル。また、どのような技であろうと武に関することであれば一目でその性質を見抜き、真似することが可能。
常時ステータスに補正(レベル5・実数値150)がかかる。また武器を持った場合は力と素早さに、無手の場合は反射神経やラックなどのステータス外の部分に補正(レベル3・実数値300)がかかる。
『5銭の力+』
死戦を越えて5銭。
他には類を見ない榎本シンクだけが持つユニークスキル。
致死級の攻撃を受けた時、その攻撃を無かったことにすることができるスキル。発動には条件がある。受けるべき攻撃の大きさに応じて、貨幣価値があると万人が認められているものが減っていく。これを支払えない場合は発動しないが、本人に生きる意思がある場合のみ榎本シンクの寿命を減らして発動する。
『女神の寵愛~シックスセンス~(改)』↑
冴え渡る勘は極めれば未来予知にまでいたる。他にも様々な場合で直感的に物事を判断することができ、それが間違っていることはない。この世の森羅万象をその超能力じみたセンスのみで手中に収めることのできる。
またシンクが好感を持つ人間に死の危機がおとずれるとき、それを先んじて察することができる。虫の知らせは本人の努力次第で回避することもできる。
女神の愛情がスキル化したものだが、時として強すぎる愛情は悲劇を生む。
『女神の寵愛~視覚~』
気まぐれに女神にあたえられた愛情がスキル化したもの。魔力消費80で相手のステータス、スキルが確認できるのだが榎本シンクはまだ使いこなせていないためスキルの確認しかできない。常時視力が良くなり、夜目も抜群にきく。
デメリット――使用につき『ラック』のステータスが1減る。ラックが0の場合はデメリットを踏み倒せる。
『女神の寵愛~嗅覚~』
気まぐれに女神にあたえられた愛情がスキル化したもの。魔力消費50で一時的に嗅覚を極限まで高められる。その嗅覚により警察犬のようにして目的の人間を探すことはもちろん、たとえば料理にもられた毒などですら嗅ぎ分ける。戦闘向きではないものの、日常においてはさまざまな可能性を見いだせるスキル。
また「鼻がきく」の慣用句のとおり、儲け話には敏感になるが、シンクは運がないのうまく儲けることができない。
デメリット――使用につき『ラック』のステータスが1減る。ラックが0の場合はデメリットを踏み倒せる。
・張作良天白
【種族/人間】【性別/男】【年齢/24歳】【職業/馬賊・攬把】
【ステータス】
『体力』 ―― 382
『魔力』 ―― 76
『腕力』 ―― 231(100)
『知力』 ―― 149
『胆力』 ―― 848
『素早さ』―― 230(100)
『ラック』―― 77
【スキル】
『魔弾』
ティンバイの特異体質、銃弾を打ち出す場合にその弾丸に魔力がこもる。幼少期に膨大な魔力に接し続けたことにより、体内に魔力がたまっている。魔弾の現象はその魔力が弾丸と共に放出されているにすぎず、ティンバイ本人の魔力を使用しているわけではない。蓄積した魔力は次第に減っていっているが、いかんせん多すぎるためおそらくティンバイの生きている間に枯渇することはない。
『騎乗B+』
馬を駆らせれば抜群の腕をみせる。人馬一体、このレベルのスキルともなれば一日に千里もの距離を駆けることも可能だとか。馬賊になるような人間はだいたいがこのスキルをもっているが、ランクは『C』がせいぜい。攬把と呼ばれるような者ではじめて『B』ランクのスキルを持つと考えていい。
騎乗時に腕力と素早さに補正(レベル4)がかかる。
『英雄』
人々の希望を背負い立ち上がり、そして未来を切り開くものにのみ与えられるスキル。物語の中には数多くの英雄が登場するが、実際に英雄と呼ばれるような人間は数少ない。
このスキルを持つものはどれほどの困難にも諦めることなく、どれほどの修羅場もくぐり抜け、どれほどの屍の上に立とうと目的を達する。それは時として血塗られた道を進むことにもなる。最後が勝利で終わるとも限らない。だが、彼ら英雄は自らの信念を胸に抱き戦い続ける。
ステータスには常時ではないものの、あらゆる場面で天井知らず、無限大の補正がかかる。
・王
【種族/人間】【性別/男】【年齢/32歳】【職業/軍人】
【ステータス】
『体力』 ―― 299(150)
『魔力』 ―― 6(150)
『腕力』 ―― 379(310)
『知力』 ―― 82
『胆力』 ―― 62
『素早さ』―― 365(150)
『ラック』―― 47
【スキル】
『武芸S』
あらゆる武術をおさめることのできるスキル。なお、シンクの持つ『武芸百般EX』とは違いがある。あちらが見ただけのものを真似られるものであり、こちらは修行したすえに習得できるというもの。結果的には同じ段階までの成長ができるが、王の場合はその精神力の低さから習得できない技術などがいくつかある。
常時胆力以外のステータスに補正(レベル5)がかかる。また武器を持った場合は力と素早さに、無手の場合は反射神経やラックなどのステータス外の部分に補正(レベル3)がかかる。
『筋力強化A』
筋力を強化するスキル。それ以上でもそれ以下でもない。このスキルをもつ者はえてして知力が低い傾向にある。べつに補正がかかっているわけではないのだが、脳筋というやつである。
常時腕力のステータスに補正(レベル3)がかかる。
・李小龍
【種族/人間】【性別/男】【年齢/64歳】【職業/武道家】
【ステータス】
『体力』 ―― 92
『魔力』 ―― 23
『腕力』 ―― 79
『知力』 ―― 226
『胆力』 ―― 307(160)
『素早さ』―― 165
『ラック』―― 67
【スキル】
『中庸』
何事にも肩入れすることはなく、常に変わらず公平である。過不足なく調和がとれた状態の精神をもつ。
精神的な安寧をもち、精神侵害系の魔法に対する体勢をもつ。また胆力に常時補正(レベル3)がかかる。
『人徳』
人がらの良さを示すスキル。とはいえステータスに補正がかかるわけではなく、ただ他人に好かれるというだけである。このスキルを持つ人間の周りには人が集まりやすい。しかし李小龍の場合は『中庸』のスキルがあるため他人の好意にすがるようなこともなく、その好意を好意として受け取るのみである。
・木ノ下
【種族/人間】【性別/女】【年齢/72歳】【職業/女帝】
【ステータス】
『体力』 ―― 22
『魔力』 ―― 233
『腕力』 ―― 17
『知力』 ―― 276
『胆力』 ―― 100
『素早さ』―― 21
『ラック』―― 37
【スキル】
『家庭料理』
家庭料理が上手。お嫁さんにあると嬉しいスキル。店がだせるようなプロの料理とは違い、ほんのりと温かい優しい料理が作れる。男ならばほとんどの場合この料理で胃袋を掴まれる。また、この料理を食べた子供が成長した場合、この家庭料理をお袋の味として覚えある意味では舌が越えるとか、越えないとか。
木ノ下の場合は運命のめぐり合わせから地方豪族の義理の娘となり、それから時の皇帝に見初められた。そのときに決め手となったのがこの家庭料理だった。皇帝は孤独な人だった。料理もいつも毒味がすんだあとの冷たいものしか食べたことがなく、木ノ下が作った料理が初めて食べた安心できる料理だったという。
『女神の寵愛~味覚~』
気まぐれに女神に与えられる愛情がスキル化したもの。味覚が敏感になる。べつに汗の味で嘘を見抜いたりなどはできない。
アイラルンが5人に与えた五感のスキルではぶっちぎりのハズレだが木ノ下の場合はこのスキルがあったからこそ太后の立ち場になれた。ともあれ、それが幸せだったのかは本人にも分からない。しかしある一定の期間において、彼女がルオの国を納めていたからこそ、国がたもたれたという側面は確実にある。
なにか活動報告でも書こうかなと思ったのですが、まあそんなことしている暇はないかなと思いやめました。
明日から短編【刀鍛冶】。一週間ほどの長さになると思います。
それでは、これからもよろしくおねがいします。




