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ha灰ik界ai  作者:
3/4

第三話:屋上の灰界

長らくお待たせしました(´・ω・`*)

毎回、同じこと言ってる様な気が・・・(汗)

と、兎に角第三話!お楽しみください><;

春菜は校門の前で待っていた。

灰界が現れてから筏春と連絡をとり待っている所だ。


「あの灰界…影吏なのかな。違うよね。うん、きっと違うよ」


春菜は不安から独り言をつぶやいたが、心に巣くう不安はまったく消えてくれなかった。

そうこうしてる内に筏春がやっとやってきた。


「悪い、何分たった?」


筏春は開口一番に時間を訪ねた。

勿論、今の時間ではなく灰界が現れてからの時間だ。


「ざっと10分位、適応するまでまだ大丈夫だと思うけど…早く行った方が良いと思う」


筏春は春菜の言葉に疑問を抱いた。


「どうした?いつもの春菜らしくない」

「うん、わかってる。けど、怖いの」

「怖い?」

「影吏がね、いないの」

「ホント…なのか?」

「うん、学校ついてスグにいなくなって…」

筏春と春菜はいそいで屋上へと向かった。



≪AM8:50‐屋上‐≫


筏春達は屋上のドアを開くと、其処には筏春達が最も望んでない後景がひろがっていた。


「あぁ、何でお前が…」

「…影吏君」


筏春と春菜はただ悲しかった。目の前の真実が。≪組織≫である自分たちはヤルことしなければならない。


「影吏!」


筏春は大きな声で名前を呼んだ。

そして、影吏も筏春と春菜に気付き振り向いた。

その時、筏春と春菜は背中に冷たいモノを感じた。それは、影吏の眼を見た瞬間だった。


「邪魔をするのなら…殺すよ?」

「影吏…聞かせろ!お前は≪組織≫なのか!?」

「組織?私が?違うわ」

「よかった。違うって春君」


春菜は影吏の返事に安堵していた。が、筏春はもうひとつ知らなければならない事があった。


「逆神……なのか?」


少しの間の沈黙、その間に一匹が影吏の背に襲いかかった。

影吏はまるで見えているかの様に真上に飛び、落下の勢いでカッターナイフを突き刺し答えた。


「えぇ、そうよ」


刺された怪物が音もなく崩れていった。


「そうか…」


筏春は唇を噛み締め、一瞬の間に影吏の背後に回った。

その手には、いつの間にか銃が握られていた。


「影吏…俺は組織からお前が逆神だった場合、連れ帰るか抹殺する命令をされてんだ。だから、おとなしく来てくれ」


筏春は影吏の背に銃を押し当てた。

すると、急に影吏は笑いだした。


「ははっ、あはははは」

「っ、何がおかしい影吏!」


影吏は笑いを堪えながら答えた。


「ははっ、抹殺?私を殺すって?あはは、殺れるのなら殺ってみなよ」


笑い続ける影吏に筏春はさすがに怒りを覚えた。


「状況を解ってるのか!影吏!」

「色々、解って無いのはお前だよ。逆神の事知ってる様だったから黙ってたけど…逆だったのね。何も解ってない。それで私の動きを封じたと思ってるなら大間違い」


影吏は言い終わった刹那、筏春の喉にカッターナイフを押し着けていた。


「何か喋ったらどう?」


影吏は筏春の表情を楽しむかの様に問いかける。


「このまま横に引き抜いたらどうなるかしら、ねぇ?」

「や、止めろ…影吏」


喉に当たる冷たい感覚に筏春は冷たい汗を感じた。

すると、意外にもあっさりと影吏は筏春からカッターナイフを離した。


「殺さないよ貴方達は、殺したら影吏が壊れる」


影吏が壊れる?

筏春は影吏の言葉を疑問に思ったが、スグに言葉の意味にきずいた。

違うのだ、喋り方、行動、性格、全てが普段の影吏とは違った。


『なら…目の前にいるコイツは誰だ?』


そう思った瞬間、突如異変が起こった。

灰界が急速に広がり始めたのだ。


「な、何が起こってる!?」


筏春達が動揺してる間にも、どんどんと灰界は広がっていく。

周りにいた怪物達もいつの間にか姿を消していた。

等々、灰界が学校全体を包み込んだ。

突如、グランドから身を響かすほどの咆哮が響き渡った。

筏春はすぐさまグランドを見る。

すると其処には巨大な黒い影が佇んでいた。




と、取りあえず頑張ろう・・・私(;一_一)



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