嘘と思える恋。 [二百文字]
俺は物で残すっていうより、
思い出を大切にしたいっていう人だった。
お前と出かけても、写真を撮らなかった。
恥ずかしいとかじゃなく、なんとなく。
別に、写真なんていらないと思ったから。
でも、あとになって気付いた。
お前にプレゼントするだけじゃなく、
ペアとして、何か買ったりすればよかった。
写真だって、プリクラだって、残せばよかった。
でも、気付いてからでは遅すぎた。
何もないから、お前との記憶は薄れていくばかり。
俺は物で残すっていうより、
思い出を大切にしたいっていう人だった。
お前と出かけても、写真を撮らなかった。
恥ずかしいとかじゃなく、なんとなく。
別に、写真なんていらないと思ったから。
でも、あとになって気付いた。
お前にプレゼントするだけじゃなく、
ペアとして、何か買ったりすればよかった。
写真だって、プリクラだって、残せばよかった。
でも、気付いてからでは遅すぎた。
何もないから、お前との記憶は薄れていくばかり。
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