祓い屋の願い
ここは町はずれの山の神社を奥に進んだ所にある『何でも屋』
今日のまた願いをかなえてもろうと妖怪達がやって来る
朝7時
チュンチュン
「・・・・・ふぁああ・・・眠っ」
さっき起きたばかりのまことは口をあんぐりと開けてあくびをする
「朝ご飯食っちゃったし、何しようかな」
私は何もすることがないので縁側でお茶を飲んでくつろいでいます
ガラッ
「??今ドアがあいたような音が・・・」
何だこの嫌な感じはと思いながら客室を通って玄関に向かう
「誰だ!!人さまのうちに入り込んだのは!」
「それはすみませんでした、悪気はなかったんですよ」
その男の声にビクっとしてしまう
「お前は何だ・・・何の用だ人間」
「ごめん、驚かせちゃったかな?
私は、祓い屋の紙槻 堉斗」
私はくるっとまわって祓い屋の顔を見る
その祓い屋は優しそうま目をしていかにも人間のオーラが前回の男だった
「人の家に入ってくんな、お前ら祓い屋はとくに」
私は思いっきり祓い屋をにらむ
「まぁまぁ、でもまさか君みたいな少女が何でも屋だなんて」
祓い屋は手をあごに付けて私の顔をじろじろと見て来る
「・・・・・お前が来た理由は?」
こうゆう奴は苦手だ
とゆうより人間自体が嫌いだ
「聞いてくれるのかい?」
「内容に寄ってな」
そして客室に案内する
「君の名前を聞いていいかい?」
「まこと」
そっけない態度で話す私
「まことかきれいな名前でね」
「それはどうも」
「君は面白いね、私の顔を見て顔が赤くならないなんて」
「お前などには興味がない」
「そうかい・・・・・それじゃあ本題に入ろうか」
「早くしろ」
「あはは、怖いなぁまことちゃん
そうだなぁ、一言でゆうと
一緒に祓って欲しい妖怪がいるんだ」
「お断りします。
そんなことわたしはしたくない・・・・・・・・否しないかな」
「そんなきっぱり断らなくても」
「そんなことなら私ではなく他の祓い屋に頼めばいい事
私は関係ない」
「冷たいなぁ」
「これだけだったら早く帰れ」
私は少し殺気話放ちながら祓い屋を睨む
「はいはいわかったよ
それじゃあまた会いましょうね『小さな頭首さん』」
そうして祓い屋は帰って行った
「ふんっ・・・・きもいからもう見たくないッつうの」
「また会いに来ようかな」
堉斗はそう心の中でつぶやいた